出場が決まっていた大会が中止となり、4月に続いて試合が延期となった那須川天心がSNSで心境を綴った
2020年5月12日(火)、RISEクリエーションは6月14日(日)神奈川・横浜ぴあアリーナMMでの開催が決まっていた『RISE WORLD SERIES 2020 -63kg Tournament 1st ROUND』の中止を発表した。
同大会では“Mr.RISE”と呼ばれたRISE三階級制覇王者・裕樹(ANCHOR GYM)のラストマッチとして、RISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)との対戦が決まっていた。
発表後、那須川は自身のSNSに心境を投稿。「仕方ないですよ、この状況ですから」と言葉を始め、野球やサッカーなどのメジャースポーツが動き始めるタイミングと同じでなくては「格闘技はメジャースポーツになれないと思います」との持論を展開。格闘技だけ大会をやるのは違うという。
(写真)ホームリングのRISEでの試合は昨年9月ぶり以来になるはずだった
さらに緊急事態宣言が解除されたとしても無観客試合は続くだろうとし、「無観客で試合をするのは嫌だと言うのはもうわがままになってしまうと僕は思います」と、観客がいない中での試合を自分も行っていくしかないとする。
そして「コロナと共存して生きていかないと。またイチから格闘技というものを皆さんで作っていきましょう」と、ウィズコロナ時代の新しい格闘技のスタイルをファンと一緒になって作っていきたいと綴った。最後は「僕は変わらず元気です。ご心配なく」と締めくくった。
また、対戦相手の裕樹も自身のSNSへ「残念ですが、応援に来てくださるファン、そして選手、関係者の命が一番です。また、天心選手と、RISEの想い、ご厚意を受け、天心vs裕樹のカード変更はありません。最後まで応援よろしくお願いいたします」と投稿している。
6月14日に出場が決まっていた
— 那須川 天心 (@TeppenTenshin) May 12, 2020
RISE WORLD SERIES が中止となりました。
詳しくはインスタに書きましたが
こういった状況が 収まった時 真っ先に 動き出せる人 が 時代を変えていく と 思います。
僕は相変わらず元気です。
ご心配なく🌻😂✌️🔥🌎#なんとかなるさ