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【修斗】倉本一真と岡田遼が世界バンタム級暫定王者決定戦で激突=5.31プロ修斗 ABEMAテレビマッチ

2020/05/05 23:05
【修斗】倉本一真と岡田遼が世界バンタム級暫定王者決定戦で激突=5.31プロ修斗 ABEMAテレビマッチ

岡田(左)vs倉本による世界バンタム級暫定王者決定戦が決まった

 コロナウイルス感染防止対策により無観客試合となり『ABEMA』でのテレビマッチとして行われる事になった2020年5月31日(日)のプロ修斗公式戦。


 同大会で、プロ修斗31年の歴史に於いて初めて暫定王者を決めるバンタム級至極のカードが実現する事となった。第8代環太平洋王者・岡田遼(パラエストラ千葉)vs“投神”倉本一真(修斗GYM東京)の一戦が決定。

 現環太平洋王者・岡田遼は昨年9月、“怪物”安藤達也との初防衛戦を行い、ドローながら王座防衛に成功。


 今年に入り更なるレベルアップを図るため元修斗世界王者でRIZIN、ベラトール2冠王にも輝いた堀口恭司が所属している、東海岸の名門ジムATT(アメリカントップチーム)のトレーニングキャンプに参加。MMA先進国のアメリカで最新の技術やフィジカルトレーニング、試合へ向けての取り組み方などを学び、データの蓄積に基づいたシンキング・MMAに更に磨きを掛けた。

 その岡田遼の前に立ち塞がるのが7戦全勝、昨年のMVPとベストバウトをダブル受賞した“投神”倉本一真だ。倉本はレスリングのグレコローマンスタイルを見事なまでにMMAにアジャスト。7戦のうち5つのKO勝利があるが全てが投げによるダメージでKO勝利を奪っている。そして、最もセンセーショナルな試合となったのが、年間ベストバウトに選出された昨年11月の根津優太戦だ。スタンドスキルで勝る根津の打撃をくらいながらも倉本は高角度ジャーマンを連発。3R開始直後に危険と判断したセコンドがタオルを投入し、格闘技史上稀に見る激闘に幕を下ろした。


 倉本はレスリングで勝つのではなく、レスリングを“活かして”勝つパターンを確立しており、MMAのスタイルとしては突出しているが、単純明快なだけに難解な方程式より解くのは逆に難しいとも言える。

 しかし、倉本にしか出来ない勝利の方程式は果たして岡田に通じるのか? この一戦の向こう側には現在ONE Championshipに参戦中の佐藤将光との統一戦が控えている。正規王者・佐藤将光の前に立つのは“叡智”の岡田か、“投神”倉本か!統一戦への伏線としてこれ以上インパクトのあるマッチアップはないだろう。

<決定対戦カード>

▼世界バンタム級暫定王者決定戦 5分5R
岡田 遼(同級1位・環太平洋王者/パラエストラ千葉)
vs
倉本 一真(同級2位/修斗GYM東京)

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