MMA
コラム

【2004年4月の格闘技】小川直也がPRIDEグランプリ参戦、K-1から転向のステファン・レコを一蹴

2020/04/24 23:04
 1986年10月に創刊され、30年以上の歴史を誇る格闘技雑誌『ゴング格闘技』が、秘蔵写真と共に過去4月にあった歴史的な試合や様々な出来事を振り返る。53回目は2004年4月25日にさいたまスーパーアリーナにて開催された『PRIDE GRANDPRIX 2004 開幕戦』ヘビー級グランプリ1回戦、小川直也(UFO)vsステファン・レコ(ドイツ)。  1999年7月の『PRIDE.6』でPRIDE初参戦を果たし、ゲーリー・グッドリッジにV1アームロックで一本勝ちした小川。2000年10月の『PRIDE.11』では佐竹雅昭にチョークで一本勝ちし、2002年8月のUFC東京ドーム大会でのマット・ガファリ戦を経て、2004年4月からPRIDE GRANDPRIXに参戦した。  そのトーナメント1回戦で対峙したのは、K-1からMMAに転向したステファン・レコ。フランシスコ・フィリォ、マイク・ベルナルド、ピーター・アーツ、レミー・ボンヤスキーから勝利を収めているトップファイターだったが、この小川戦でMMAデビュー戦となった。  レフェリーチェックでは小川がにらみ合いを仕掛けてレコも応じる。1R、レコはサウスポーの小川に右インローで先制。小川が左ストレートを出すとレコは右ストレートを合わせに行く。パンチで前に出ていく小川。ロープを背負ったレコが右ストレートを出すと、同時に出した小川の左フックがヒット。これでレコがダウン。  すかさず踏みつけからパウンドにいく小川。下からの蹴り上げで対抗するレコだが、小川はその足を払うとあっさりとマウントを奪い、パウンドを連打。両腕を伸ばすレコに腕十字を取りに行く小川だったが、レコが脱出してバックへ回ろうとする。小川が再び上から抑え込み、横四方から再びマウントを取りに行き、肩固めでタップを奪った。
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