2020年6月28日(日)岡山市総合文化体育館サブアリーナにてJAPAN KICKBOXING INNOVATION認定 岡山ジム主催興行『ROAD TO ZAIMAX MUAYTHAI』の開催が決まった。
2014年から毎年、岡山で開催されているキックボクシング大型興行『岡山ジム主催興行』シリーズは昨年(2019年)で第6回。今年は11月15日に岡山市総合文化体育館メインアリーナで開催予定の第7回興行の前に、前哨戦イベントが6月28日(日)岡山市総合文化体育館サブアリーナにて開催されることとなった。
メインイベントは、INNOVATIONスーパーフェザー級王者・久井淳平(多田ジム)に、同級8位・翔貴(岡山ジム)がノンタイトル戦(60.0kg契約)で挑む一戦。
久井はサウスポーで、2019年3月の王座決定戦で勝利して王者となった。「己の土俵に引きずり込む頭脳戦が得意」だと言い、プロデビュー前にはオープンフィンガーグローブ着用でヒジ打ちありの試合に出て2勝しているという。対する翔貴はルンピニー・ジャパン認定フェザー級王者で、RISEやKNOCK OUTにも出場。栗秋祥梧を相手にドローに持ち込んだ戦績が光るが、その引き分けを挟んで現在6連敗中。地元で2017年10月以来の勝利の雄たけびをあげることができるか。
(写真)元山(左)vs MASAKING セミファイナルは、INNOVATIONスーパーバンタム級3位・元山祐希(武勇会)と同級8位MASAKING(岡山ジム)によるランキング戦。
元山は久井と2019年3月にINNOVATIONスーパーバンタム級王座を争った、パンチで前に出るアグレッシブなファイター。MASAKINGは2019年10月にはJ-NETWORKスーパーバンタム級王座決定戦に臨み蹴り技を駆使したが、判定2-1で惜敗。続く11月の岡山ジム主催興行で判定負け、12月に新日本キックではKO負けと白星から遠ざかっており、4月29日にはRISEでRISEスーパーフライ級王者・田丸辰(TRY HARD GYM)との対戦が決まっている。
他にも女子1試合を含む6試合が決定した。なお、昨今のコロナウィルス感染拡大防止の観点から、公共の要請、または主催者側の判断で、延期または中止になる可能性もあるとのこと。<決定対戦カード>
▼60kg契約 3分3R 肘打ちあり久井淳平(多田ジム/INNOVATIONスーパーフェザー級王者)翔貴(岡山ジム/INNOVATIONスーパーフェザー級8位)
▼スーパーバンタム級(55.34kg) 3分3R 肘打ちあり元山祐希(武勇会/INNOVATIONスーパーバンタム級3位)MASAKING(岡山ジム/INNOVATIONスーパーバンタム級8位)
▼48kg契約 2分3R 肘打ちなしMARI(ナックルズジム/ミネルヴァ日本アトム級1位)後藤まき(RIKIX/ミネルヴァ日本ライトフライ級2位)
▼バンタム級(53.52kg) 3分3R 肘打ちあり龍輝(CMG)平松 侑(岡山ジム/INNOVATIONフライ級8位)
▼75kg契約 3分3R 肘打ちなしRYOTA(一神會館)馬木 樹里(岡山ジム)
▼56kg契約 3分3R 肘打ちなし頼木 瞬(HERO’Z)拳大(米子ジム)
▼スーパーフライ級(52.16kg) 3分3R 肘打ちあり黒田 直也(ハーデスワークアウトジム)平松 弥(岡山ジム)
▼スーパーフライ級(52.16kg) 3分3R 肘打ちあり琉聖(井上道場)風太(岡山ジム)