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【RIZIN】朝倉未来、横浜大会中止に「次の試合までにもっと強くなって面白い相手とやりたい」

2020/04/02 21:04
2020年4月2日の会見で『RIZIN.22』(4.19 横浜アリーナ)の中止を発表したRIZINの榊原信行CEOは、すでに発表されていた朝倉未来(トラフォース赤坂)と朴光哲(KRAZY BEE)の試合について、「7月・8月のいずれかでメガイベントをやるときに実現させるのか、もしくはメガイベントとは別にRIZINのナンバーシリーズで実現させるのか、流れのなかでまた考えて両選手とも話し合って、できれば年内のどこかで実現させたいと思っています」と語った。 横浜大会の中止を受けて、朝倉未来はSNSで、「RIZIN.22は開催中止になりました。次の試合までにもっと強くなって面白い相手とやりたい」と投稿。朝倉海は「RIZIN22は残念ながら中止となりました。次戦はいつになるかわかりませんが強くなるための準備期間にします」と、次戦までの充電期間とすることを記している。 榊原CEOは、4月、5月に予定されていたナンバーシリーズの2大会について「年末までに実行したい」といい、「メジャースポーツも再開していく状況が見えたなかで、結果的に大会数は年間6、7大会を開催したという形にしたい」とした。 夏のメガイベントについては、「格闘技界がひとつになって大きなイベントをやっていきたい。日本発で世界に届くようなイベントを作り出せないか。“格闘オリンピック”というようなスケール感でやりたい。7月か8月なのか、ちょうどオリンピックが抜け落ちた空白の2週間に会場を急遽どこかセットしてやりたい。RIZINもこうした空白の時間が空くなか、ファンの人たちの代弁者として、他団体との交渉も含めて、全力でかけあいます」と、実現への意気込みを語った榊原CEO。 会見の最後は、周囲との連帯のなかで、自身をも鼓舞するような言葉で締めくくった。 「皆さんほんとうにしんどい中で不安を抱えて日常を送っていて、格闘技・スポーツどころじゃないかもしれないけど、夢とか希望とか目標がないと人間はつまらないし、夢や希望や目標があれば走れる。それを共有して作り出せたら。そのための準備期間・助走期間にしたい。 まずはコロナとどう対峙するか、向き合うか。安全・安心な環境が取り戻せた暁には、これをやろうという目標を定めて、明日からまた生きていきたいなと思っています。みんなで頑張りましょう。必ずまた、この混沌としたムード、この世間の空気を変えて、また明るくみんなで会場で思いっきり騒げる日が来る、そう信じて、その日を必ず手に入れるという目標を持って、進んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします」。
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