K-1K-1
K-1
ニュース

【K-1】初代王者シカティックをアーネスト・ホーストが追悼「あなたは非常に優れた戦士でした」

2020/03/27 11:03
【K-1】初代王者シカティックをアーネスト・ホーストが追悼「あなたは非常に優れた戦士でした」

1993年の第1回K-1グランプリ、ヘビー級トーナメントの決勝を争ったシカティックとホースト(右)

2020年3月22日(日)にクロアチア・ソリンの自宅にて65歳で亡くなった、初代K-1ヘビー級世界王者ブランコ・シカティック(クロアチア)。ライバルであった“ミスター・パーフェクト”アーネスト・ホースト(オランダ)から追悼のコメントが届いた。

 今回の訃報を聞き「長らく病気と闘っていたのは聞いていましたが、亡くなられたと聞いて非常に残念で、彼と彼の家族のことを思うと非常に悲しいです」と、悲しみを口にするホースト。


健闘をたたえ合う両者

 ヘビー級世界トーナメントのK-1グランプリで4度の最多タイ優勝記録(もう一人はセミー・シュルト)、5度のファイナル出場記録を持つホーストだが、1993年に開催された第1回K-1グランプリでは決勝戦でシカティックにKO負けを喫して初代王座を逃した。また、1994年12月のシカティックの引退試合でもKOで敗れており、1989年10月の初対決(反則負け)と合わせて3度黒星を喫するという天敵だった。

「彼には2回もKOされたので、試合については私にとって良い思い出ではないのですが、接していて本当に良い方でした」と、シカティックの人物像を称える。


 最後に「ブランコさん、あなたは非常に優れた戦士でした。あなたと3回試合したことは大きな財産です。あなたはK-1史上、最高のファイターとして皆に記憶されます。安らかに眠ってください」と、追悼のメッセージを送った。

取材協力/アーネストホーストジムJAPAN

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア