2月19日(火)東京・新宿区にあるGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、4月19日(金)東京・後楽園ホール「K-1 KRUSH FIGHT.100」の決定対戦カードが発表された。
4月から「K-1 KRUSH FIGHT」へと大会名称を変更して行われる記念すべき100回大会で、1月大会でバンタム級王者になったばかりの晃貴が早くも防衛戦を迎える。挑戦者は昨年10月に当時王者だった金子晃大に挑戦し、敗れている隼也ウィラサクレック。両者は昨年4月に対戦しており、この時は隼也が判定勝ち。今回のタイトルマッチは、王者の晃貴にとって初防衛戦ながら挑戦者へのリベンジマッチという図式の試合となった。
会見では隼也が「1月のタイトルマッチを生で見ていて、正直悔しい気持ちが大きかった。絶対にベルトに挑戦したいと思った」とコメント。もともと挑戦者決定戦だった晃貴と萩原秀斗の一戦が金子の王座返上により王座決定戦に昇格したこと、そして過去に勝利している晃貴が王者になった悔しさを露わにし「この試合に勝った方が本物のチャンピオンだと思ってます」と意気込む。。
一方、リベンジもかかった立場で隼也を迎え撃つ晃貴は「隼也選手とは一年前ぐらいに1回やって負けています。僕がチャンピオンになったんですけど、リベンジを果たすという気持ちで、今回は挑みたい」とチャレンジャーのつもりで試合に臨むと挨拶。「今はあの時よりもスタミナもついてパワーもついて、確実にレベルアップしてる。この試合はしっかり盛り上げた上で勝ってリベンジして、ベルトを守る」とリベンジ&防衛への想いを語った。◆隼也ウィラサクレック「蹴りの選手だと思われてるんでパンチで倒しにいきたい」
「1月のタイトルマッチを生で見てて、正直悔しい気持ちが凄い大きくて、絶対挑戦したいなと思っていました。このタイミングで挑戦者に選んでもらったので、ここは絶対にベルトを獲ってチャンピオンにならなきゃいけないんだなと思ってます」
──自分が勝っている選手がチャンピオンになったことが複雑な気持ちだった?
「それもあったんですけど、挑戦者決定戦から王座決定戦になって、チャンピオンになれるというのが、自分的には納得いかなかったんで。そういう部分で悔しい想いがありました」
──この試合は真のチャンピオンを決める試合だと思っている?
「自分は本当にそう思ってますね。勝った方が本物のチャンピオンだと思ってます」
──最近の晃貴選手の印象は?
「前回やった時と比べて、パワーは上がってるなという印象がありました。あとはスタミナも最後まで手数が落ちてなかったな、と」
──どんな試合を見せてチャンピオンになりたい?
「間違いなくめっちゃ盛り上がる試合になると思うんで、その中でどっちかが倒して終わる。そんな試合ができたら良いですね」
──具体的に何ラウンドにどうやって倒そうとイメージしている?「2R前半ぐらいで、自分は蹴りの選手だと思われてるんでパンチで倒しにいきたいと思います」
──ファンへのメッセージを。
「4月19日は白黒つけて、本当のチャンピオンがどっちなのかはっきりさせようと思っているんで、応援よろしくお願いします」
◆晃貴「今回はスタミナもパワーもついている」
「隼也選手とは一年前ぐらいに1回やって負けています。チャンピオンになったんですけど、リベンジを果たす気持ちで、今回は臨みたいと思ってます」
──この試合は真のチャンピオン決定戦だと思っている?
「そうですね。いつか隼也選手とやる時がくると思ってたんで」
──一年前の敗戦については?
「隼也選手と試合をやる前にタイに行って完璧に仕上げたつもりだったんですけど、それでも負けたんで強い選手だなと思ってます。今回はしっかり対策を練ってリベンジしたいです」
──当時と今の自分の違いは?
「前はスタミナがなかったんですけど、今回はスタミナもついてパワーもついて、あの時よりは確実にレベルアップしています」
──どんな試合を見せて防衛したい?
「会場がめっちゃ盛り上がるような試合をしたいです」
──具体的に何ラウンドにどうやって倒そうとイメージしている?「自分の理想は1、2Rは殴り合って盛り上げて、3Rにパンチで倒したいですね」
──ファンへのメッセージを。
「この試合はしっかり盛り上げた上で勝ってリベンジして、ベルトを守ります」
王者・晃貴が防衛&リベンジを果たすか? それとも挑戦者・隼也が2度目の挑戦でK-1 KRUSHのベルトを巻くか?