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【DEEP JEWELS】古瀬美月、1回戦を振り返り「プロ失格」と自己評価。その理由と決勝アム戦への決意

2020/03/16 12:03
【DEEP JEWELS】古瀬美月、1回戦を振り返り「プロ失格」と自己評価。その理由と決勝アム戦への決意

トーナメント1回戦では元VALKYRIE女子フライ級王者・玉田育子に競り勝った19歳の古瀬

2020年5月6日(水・祝)東京・後楽園ホール『DEEP JEWELS 29』で、アム・ザ・ロケット(タイ/Tarnthong Gym) と「DEEP JEWELSミクロ級トーナメント決勝」を争う古瀬美月(Y&K MMA ACADEMY)が、ショートドキュメンタリー動画配信のTIMELINEに出演。人気コーナー「闘う女」の第6回に出演した。

 古瀬は柔道をバックボーンに持ち、2017年5月にハイキックによる秒殺KO勝ちでDEEP JEWELS衝撃デビュー。AbemaTV『格闘代理戦争3rdシーズン』女子トーナメントでは現在『RIZIN』で連勝中のあいから腕十字で見込み一本勝ちを奪い、決勝では現在『ONE』で連勝中の平田樹に敗れるも準優勝。


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 長い手足を活かした打撃も武器とし、2019年は5月に樋田智子に判定勝ち、6月は富松恵美に一本負け、9月は坂本美香にTKO勝ち、10月にKAIに判定勝ち、12月には大阪でパンナコッタみのりに一本勝ちとハイペースで試合を行った。アトム級からミクロ級に階級を落として臨んだトーナメント1回戦では、元VALKYRIE女子フライ級王者・玉田育子に競り勝ち、決勝戦へコマを進めている。

 番組の中で古瀬は映像を見ながら試合を振り返り、「まぁ、試合は勝っただろうとは思いました。けれども積極的に行けなかったなっていう気持ちが強かったです。消化不良の試合ですけれどね。試合中は“これじゃダメだ”“今行ったらダメだ”とか思っていたんですけれど、後から映像で見ると『打撃のキレいいやん、私』みたいな。客観的に見ると、じゃあ行って良かったのかなって。こうすればよかったみたいな後悔があって。迷い、不安…試合にいらないじゃないですか、そんなの。それをこの金網の中に持ち込んじゃったのがプロ失格」と、自分に厳しい評価。

 5月6日(水・祝)東京・後楽園ホール『DEEP JEWELS 29』で行われる決勝戦では、アム・ザ・ロケット(タイ/Tarnthong Gym)との対戦が決まっている。


 アムはムエタイで80戦以上の戦績を誇り、2012年にWMC女子ミニフライ級王座、13年にWPMF女子ミニフライ級王座を獲得。JJIF柔術の黒帯を持ち、17年アジア選手権を始め、数々の大会で金メダルを獲得。14年8月の『FMD.2』でMMAデビューを果たし、2019年3月の『DEEP JEWELS 23』に初来日。佐藤絵実を相手に1Rにリアネイキッドチョークを極めて、わずか34秒の秒殺勝利で圧倒的な差を見せつけた。

 続くRIZINデビュー戦となった8月大会では浜崎朱加と対戦し、敗れたものの、バックを奪ってチョークを仕掛ける場面を作り強さの片鱗を見せた。10月の『DEEP JEWELS26』ではROAD FCで3連勝中のホン・ユンハに腕十字で一本勝ち。6戦4勝の全てが一本勝ち。大晦日のRIZINでは山本美憂のテイクダウン&グラウンドコントロールに圧倒されたが、2月のトーナメント1回戦では佐藤絵実を再び1R49秒で腕十字に仕留めている。

 強敵との対戦を迎える古瀬だが「喜んでいる期間はもう終わりにしないとなって。絶対にチャンピオンになる気でいるので、ベルトを巻きたいですし。アム選手が戦ってきた相手って私が戦ってきた相手よりも凄い選手なので、彼女はたぶん私のことをイージーだと思っているんでしょうけれど、そこを全部引っ繰り返す感じで勝ったら気持ちいいと思うので、絶対にベルトを巻きたいです」と、不利の予想を覆して自分が初代チャンピオンになるとの決意を語っている。

 ベルトを獲得し、2020年全勝で目標としているRIZIN参戦を果たすことができるか。

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