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【MMA】UFC、Bellatorが無観客試合に変更

2020/03/13 16:03
新型コロナウィルスが世界で感染が拡大するなか、世界最大の総合格闘技団体UFCは12日、米国オハイオ州コロンバスで3月28日(日本時間29日)に開催予定だった「UFCファイトナイト・コロンバス:ガヌー vs. ローゼンストライク」を、オハイオ州が100人を超える規模のイベント開催を禁止したことを受け、同日にネバダ州ラスベガスでの開催に変更したことを発表した。同大会は無観客で実施される。 UFCは、「ネバダ州アスレチック・コミッションのエグゼクティブディレクターであるボブ・ベネット氏と連絡を取り合い、出場選手の健康と安全を確実にするため、新型コロナウイルスの検査を実施する」としている。 米国では『ESPN』『ESPN+』が生放送ならびにライブ配信し、『UFC Fight Pass』でも中継。日本ではUFC公式サイトでライブ配信が予定されている。 ダナ・ホワイトUFC代表は、開催地変更と無観客試合の実施について、「テレビ、ラップトップ、セルフォンとどこにいてもイベントは見ることができます。チケットを購入したファンには払い戻しを行います。大変な状況ですが、最善策をとります。みんなの理解と継続したサポートに感謝しています」と語っている。 また、日本のRIZINとも協力関係にあるBellatorのスコット・コーカー代表も、3月13日に米国コネチカット州アンカスビルで開催する『Bellator 241: Pitbull vs. Carvalho』を、新型コロナウィルスの影響で無観客試合に変更することを発表。 同大会では、Bellator世界フェザー級選手権試合&ワールドGP準々決勝として、RIZINライト級GP準優勝パトリッキー・フレイレの実弟で、現王者のパトリシオ・フレイレ(ブラジル)が、ペドロ・カルバーリョ(ポルトガル)の挑戦を受ける5R王座戦のほか、フェザー級選手権試合&ワールドGP準々決勝として、ダニエル・ヴェイケル(ドイツ)とエマニュエル・サンチェス(米国)が対戦することになっており、4選手とも無事に計量をパスしている。 無観客試合に向け、コーカー代表は、「アスリート、ファン、スタッフの健康と安全は私たちの最優先事項であり、COVID-19の発生を取り巻くすべての情報に注視し続けます」とのコメントをSNSに記している。 【写真】前日計量で先に左の拳をアゴぎりぎりまで伸ばしたパトリッキー(左)に対し、自らアゴを当てに行ったカルバーリョ(右)。
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