全選手が計量をパス、あとは明日の試合開始のゴングを待つのみとなった
2020年2月29日(土)東京・後楽園ホール『REBELS.64』の前日計量&記者会見が、28日(金)都内にて12:20より行われた。計量は全選手がパス。
セミファイナルの52.5kg契約3分3R・延長1R(REDルール=ヒジ打ちあり)で対戦する、REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者・老沼隆斗(STRUGGLE)は52.25kg、MuaythaiOpenスーパーフライ級王者・白幡裕星(橋本道場)は52.45kgでそれぞれ計量をパス。
その後の会見で白幡は「明日は予定通り開催してくださってありがとうございます。2カ月くらい師範や道場の皆さんにしっかり仕上げてもらったので、明日は3分3Rで9分、延長があっても12分、息を止めてでも勝ちに行きたいと思います」と、フルに攻撃を続けると宣言。
王者対決としてホームリングで迎え撃つ老沼も「明日は正直、試合が開催されるか分からなくてちょっと気持ち的にどうなるかと思いました。でも試合ができるので嬉しく思います。全選手頑張るのは当たり前だと思うので、自分らしさを試合に出して見せていきたい」と、試合がなくなる不安もあったが、今は自分らしさを見せたいとする。
お互いの印象聞かれると、白幡は「僕は相手の試合は1~2回しか見ないんです。老沼選手はREBELSで名前のある選手なので、どういう試合にするかは決めていませんが絶対に勝ちたい」と、あまり映像は見ていないという。
それに対して老沼は「映像を何回か見ているし、生でも試合は観たことがあります。動き回る、左ミドルが上手でタイミングもバッチリ、近付いて打ったり、気持ちが強くて打ち合ってくるのでタイプ的には似ていると思います。噛み合うとは思いますが、どういう試合展開になるかはやってみないと分からない。ファーストコンタクトでどういう試合展開にするか決めて、自分らしさを出していきたい」と、白幡の試合は何度も見て研究済みだと話した。
最後に白幡は「コロナを忘れさせるくらいの試合をしたいと思っています。13試合ありますが、この試合が凄かったと言われる試合をしたい」、老沼は「開催するにあたってリスクもあると思うので、見に来てくれる皆さんと関係者に感謝の気持ちを持って、その気持ちを試合で伝えていければと思います」と、この状況でも会場へ足を運んでくれるファンにいい試合を見せると誓った。