2020年2月24日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.111』の一夜明け会見が、25日(火)都内にて行われた。
第5試合の女子アトム級戦でMOE(若獅子会館)に大差の判定勝ちを収めたパヤーフォン・アユタヤファイトジム(タイ)が会見に出席。「勝てて嬉しいです。パンチの練習をしてきたので、パンチでダウンが取れて嬉しかったです」とほほ笑む。
試合直後には悔しそうな表情を浮かべていたがそれは「試合前にKOすると言っていたのに、それができなくて悔しかったからです」との理由を明かした。
MOEは「強かったと思う」と言い、「ダウンを取ったパンチが一番手応えがありました」。今後も女子ムエタイの可能性を先陣を切って広げていきたいとし、テレビ解説を務めていた木村“フィリップ”ミノルが「彼女はK-1の宝」と言っていたと聞くと「とても嬉しいです」と素直に喜ぶ。
今後については「いろいろな日本人選手と45kgの階級で戦いたいです」と言い、Krush初参戦で敗れたKrush女子アトム級王者・高梨knuckle美穂には「今なら勝てます」と自信満々に答えた。
高校はあと1年で卒業する予定。卒業後は「世界中の人にムエタイを広めていきたい」との夢を語る。日本の女子高生が行くようなところへ遊びに行けたかを聞くと「行ってないです。どこへ行ったらいいかのか分かりません」とはにかんだが、「東京ディズニーランドへ行きたいです」と女子高生らしさを最後に見せた。<関連ニュース>佐々木大蔵が鈴木勇人を返り討ちにして2階級制覇、軍司泰斗はスリヤンレックにダウン奪う快勝