2020年4月12日(日)エディオンアリーナ大阪・第一競技場で開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2020 1st Round』の追加決定カードが発表された。
WORLD SERIESのリザーブマッチとしてRISEライト級1位・秀樹(新宿レフティージム)vs同級3位・北井智大(チームドラゴン)、ASIA SERIESのリザーブマッチとしてRISEバンタム級1位・良星(平井道場)vs京谷祐希(山口道場)が決定。
WORLD SERIESのリザーブマッチに参戦する秀樹と北井智大は、1月のライト級王座決定戦と出場決定トーナメントに敗れ本戦出場権を逃した。両者は2017年11月のTDCホール大会で初対戦し、最終ラウンドにダウンを奪った秀樹が判定で勝利している。
良星と京谷祐希もAS本戦に出場する鈴木真彦と志朗に1月大会で敗れて本戦出場を逃した。スピードと手数の良星か、一発の破壊力を持つ京谷か。
また、石井一成(ウォー・ワンチャイプロモーション)と中村寛(BK GYM)のワンマッチ参戦が決定。
中村はDEEP☆KICK-60kg王者で“人獣”の異名を持つ。2019年6月2日の『RIZIN.16』で現HOOST CUP日本フェザー級王者・元RISEフェザー級王者の一刀(モンスタージャパン)に2R18秒でKO勝ちを収め、強烈なインパクトを残した。昨年7月のRISE大阪大会ではRyukiと激しい試合で会場を盛り上げたが、その試合前から拳を負傷していたこともあり戦線離脱。地元での復帰が決定となった。
そして日本軽量級のトップ選手である石井一成が満を持してRISEに登場。『RISE WEST』のエキシビションマッチでリングに上がったことはあるが、公式戦は今回が初。
石井はジュニアキック出身でアマチュアでは14冠王を達成。タイを主戦場に6連続KO勝利を飾り、2017年2月にはTrue4Uフライ級タイトルを高校生で獲得。2017年6月からはKNOCK OUTに参戦し、2018年12月、トーナメントを制してKING OF KNOCK OUT初代フライ級王座に就いた。那須川天心に対して“西の神童”と呼ばれている。
また、2019年2月にはKO勝ちでWPMF世界フライ王座も奪取。6月にもKO勝ちでIBFムエタイ世界フライ級王座を獲得している。ヒジなしルールは2018年5月のRIZIN以来となり、石井がRISEでどんな戦いを見せるかに注目が集まる。階級をアップしての那須川戦もありえるのか。
<決定戦カード>
▼RISE WORLD SERIES 2020 -63kgトーナメント リザーブマッチ 3分3R延長1R秀 樹(新宿レフティージム/RISEライト級1位、K-1 REVOLUTION FINAL -65㎏級世界王者)北井智大(チームドラゴン/RISEライト級3位) ▼RISE ASIA SERIES 2020 -55kgトーナメント リザーブマッチ 3分3R延長1R良 星(平井道場/RISEバンタム級1位)京谷祐希(山口道場)
<追加参戦決定選手>石井一成(ウォー・ワンチャイプロモーション/初代KING OF KNOCK OUTフライ級王者、IBG世界フライ級王者、WPMF世界フライ級王者)中村 寛(BK GYM/DEEP☆KICK-60kg王者)