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【DEEP JEWELS】佐藤絵実「8年間のすべてをぶつけてリヴェンジ」vs アム「リヴェンジは絶対にさせない」、玉田育子「ずっと待ち望んでいた階級」vs 古瀬美月「1RでKOできる」=ミクロ級トーナメント

2020/02/23 23:02
2020年2月24日(月・祝)東京・ニューピアホールで開催される『DEEP JEWELS 28』の前日計量が23日、都内にて行われた。 第6試合と第7試合の計量では、今大会より開幕となる「初代DEEP JEWELSミクロ級(-44.0kg)王座決定トーナメント」に出場する4選手が登場。全員、計量をパスし、翌日の1回戦に向け、意気込みを語った。 優勝候補筆頭に挙げられているアム・ザ・ロケット(タイ/Tarnthong Gym)は44.30kgでパス。 RIZINのスーパーアトム級で浜崎朱加、山本美憂と好勝負を展開したアムは、49.0kgで強豪たちと渡り合ってきたが、もともとアトム級(47.6kg)を主戦場としており、今回はミクロ級(-44.0kg※王座戦以外は+0.5kgまでOK)での参戦もあり、大会当日の身体の厚み、力強さも注目だ。 計量をパスしたアムは、「今回、4人のトーナメントの1人に選ばれてとても嬉しいです。(佐藤絵実に)リヴェンジは絶対にさせません」と、2019年3月に後楽園のケージで行われた「DEEP JEWELS 23」で一本勝ちしている佐藤との対戦に自信を見せた。 対する佐藤絵実(毛利道場)は44.25kgで計量をパス。アム、パク・ジョンウンら強豪海外勢に2連敗中の佐藤だが、対日本人では2017年6月から4連勝するなど実力をつけている。2017年12月に青野ひかるに一本勝ち、2018年9月には古瀬美月にも一本勝ちしており、今大会でアムへのリヴェンジに燃える。 計量後、佐藤は「1年前にアム選手に完敗しているので、このリヴェンジのチャンスを絶対にモノにしようと思っています。私は31歳で総合格闘技を始めて今年で8年目なんですけど、この8年間のすべてをぶつけて、絶対、アム選手にリヴェンジしたいと思いますので、よろしくお願いいたします」と、8年目の集大成をアム戦で見せたいとした。 また、もうひとつのミクロ級トーナメントでは、ベテランの玉田育子(AACC)が18歳の古瀬美月(Y&K MMA ACADEMY)と対戦する。 44.00kgのジャストで計量をパスした玉田は、「ずっと軽い階級を待ち望んでいて、そのタイミングでトーナメントが行われるということで、このチャンスを絶対逃したくないので、僅差の判定でもいいので絶対に1回戦、勝ち上がります」と、2005年7月のMMAデビューから15年目に訪れた適正階級でのベルト獲得のチャンスに向け、必勝を誓った。 2019年3月に3年半ぶりにMMAに復帰し、マドレーヌ、KOTORI相手に2連勝中の玉田は52歳の鉄人。今回はケージで行われる44.0kgのトーナメントで真価を発揮できるか。 対する女子大生ファイターの古瀬美月(Y&K MMA ACADEMY)は44.35kgでパス。「今回、このミクロ級が初めてでちょっと不安もあったんですけど、いまは何とか体重も落とせたので、あとはやるだけです」と、アトム級(-47.6kg)から階級を下げての参戦の第一関門である減量成功に笑顔。続けて、「1RでKOできると思うので楽しみにしていてください」と、短期決着を予告した。 2019年は樋田智子、坂本美香、KAI、パンナコッタみのりに勝利。6月には富松恵美に一本負けも佐藤の欠場を受けたスクランブル出場だった古瀬は、ミクロ級でどんな試合を見せるか。アム同様に、当日の体格差にも注目だ。 初代DEEP JEWELSミクロ級のベルトを腰に巻くのは誰か。同大会のチケットは指定席が残りわずかとなっているため、当日券(自由席)が立見を含め12時から販売が決定。また、YouTubeでの全試合の生配信も決定している。
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