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【Krush】横山朋哉、人生初購入の本『井上尚弥の勝ちスイッチ』を読んで無敗・中島千博戦に臨む

2020/02/23 16:02
【Krush】横山朋哉、人生初購入の本『井上尚弥の勝ちスイッチ』を読んで無敗・中島千博戦に臨む

極真空手で数々の実績を残し、キック転向後も2勝2KOの中島(右)を迎え撃つ横山

2020年2月24日(月・祝)東京・後楽園ホール『Krush.111』の前日計量&記者会見が、23日(日)都内にて13:00より行われた。

 第6試合のKrushスーパー・フェザー級3分3R・延長1Rで対戦する、横山朋哉(リーブルロア)と中島千博(POWER OF DREAM)は、共にリミットちょうどの60.0kgで計量をパス。


 その後の会見で、中島は「明日は僕の方が年上ですが、相手の方が戦績も上なので胸を借りるつもりで正々堂々戦っていきたい」、横山は「明日は会場が盛り上がる試合が出来ればと思っています。なので明日は大歓声お願いします」と挨拶。

 横山はK-1甲子園2017 -60kg準優勝の実績があり、プロ戦績は6勝(3KO)2敗。2018年6月からK-1 JAPAN GROUPの大会に出場、4連勝(3KO)と快進撃を続けていたが、前回8月の試合で朝久泰央に敗れて再起戦となる。


 中島は極真空手で2017年第34回全日本ウエイト制軽重量級優勝、2017年オールアメリカン大会無差別級3位、2018年USウェイト制軽重量級優勝などの実績を引っ提げてキックボクシングに転向。2019年5月にプロデビューし、2勝(2KO)と無敗だ。

 それぞれに対戦相手の印象を聞くと、中島は「横山選手は若くて勢いがあるので、その勢いに飲み込まれないように勢いある試合をしていきたいです。調子はばっちりなので後は明日を迎えるだけ」、横山は「空手で経験豊富なので、上とか下とか思っていませんが、明日対戦してみれば分かると思うので明日が楽しみです」と答える。


 中島は「もちろん負けたくないのがあるのと、あとPODの先輩方が凄いのでその先輩方のようにやっていきたいと思います。僕はキックボクシングを始めて1年経ってないくらいなので、戦う選手からなら学ぶことばかりです。自分が横山選手に優っているのは空手時代にいろいろな選手と戦っているのでその経験が優っているくらいですかね」と、謙虚な発言を繰り返す。

 それに対して横山は「僕も空手出身なので中島選手は蹴りが上手いと思いますが大丈夫です」と空手技は問題ないとしたが、「あと中島選手は謙虚なのでどうしようかと思いました。会見が盛り上がらない」と苦笑い。


 その上で「盛り上がるのはやはりKO。ファンが見たいのは打ち合いじゃないですか。中島選手が打ち合いに付き合ってくれれば自然と盛り上がる。だからお願いします」と打ち合いを要求すると、中島は「はい」とほほ笑んだ。

 試合までの24時間は、中島が「気負わずに自然体で過ごしていきたい」と言うと、横山は「僕は最近、本を初めて買ったのでそれを読みたいと思います。井上尚弥選手の『勝ちスイッチ』です。人生で初めて買ったので読みたい。盛り上がります」と、19歳にして初めて買ったという本を読んで気持ちを盛り上げたいと言って笑った。

 続けて中島は「会見で盛り上げられなかったので試合で盛り上げたい」と約束し、横山は「感謝の気持ちをもって中島選手とぶつかって盛り上げます」と宣言した。

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