バンタム級戦線へ殴り込みをかける金太郎
2020年2月22日(土)静岡・浜松アリーナ『RIZIN.21』に出場する全選手の個別インタビューが、20日(木)浜松市内にて行われた。
加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM/3POUND)と対戦する、RIZIN初参戦の“まさかりパンチ”の金太郎(パンクラス大阪稲垣組)がインタビューに答えた。
金太郎は『THE OUTSIDER』で活躍し、2019年7月のパンクラスではバンタム王者のハファエル・シウバをあと一歩のところまで追い込んだハードパンチャー(逆転の肩固めで一本負け)。2019年12月の『PANCRASE 311』でサイモン・オリベイラ(ブラジル)を相手に再起戦に臨む予定だったが、ギックリ腰により欠場。今回が7カ月ぶりの試合となる。現在パンクラス・バンタム級3位。
一発当たれば終わるかな。そんな長くはならない
――対戦相手の印象は?
「相手は打撃を中心に待ちのスタイルで作ってくる、一発を狙ってくる選手かなってイメージがあります」
――今回の試合でRIZINファンに見せたいものは?
「殺傷能力や破壊力を見てもらいたい」
――どんな試合展開になると予想しますか?
「一発当たれば終わるかなって思っていて。そんな長くはならないんじゃないかな」
「ついに来たかという感じで凄く嬉しかったです」
――RIZINではバンタム級が盛り上がっていますが、そこで思うことはありますか?
「この試合にしっかり勝って次はビッグネームとできるように強いことをアピールしたいです」
――やれるならこの順番でやりたいというのはありますか?
「バンタム級はほぼほぼ全員ビッグネームなので(笑)。誰でもいいかな」
――タイのタイガームエタイでトレント・ガーダム(今大会で井上直樹と対戦)と練習したことがあるそうですが。
「ちょうど1年前くらいですかね。キックボクシングが上手い選手という印象です。試合になったら全然問題ないかなと思います」
――見方によっては修斗vsパンクラスの戦いとなりますが、そこは意識しますか?
「そうですね。修斗とパンクラスはライバル的な感じがあるので。僕もパンクラスでタイトルマッチまで行ったから、パンクラスを背負って戦う気持ちはあります」
――ハファエル・シウバ戦では追い込みながらも詰め切れなかった。そこから課題をどう克服してきましたか?
「寝技で負けたので、寝技をまた一からやるために柔術を自分の練習に取り入れて、トレーナーとマンツーマンで基礎からもう一度やり直して自信を付けていきました。それが実際試合に出るか分かりませんが、一からやってきました」
――RIZINで同じアウトサイダー出身の朝倉兄弟が頭角を現して来たのを見て、自分もそこに続きたい気持ちはありますか?
「舞台が違っただけで僕もプロでここ2年はずっと勝ちを重ねてきたので、それをRIZINでもするつもりでいるし、全然負けないと思っています」
――RIZIN参戦の会見以降、何か反響はありましたか?
「SNSでパンクしそうなくらいDMが来て、Instagramも2000人くらいフォロワーが増えました。Twitterも3000人くらいフォロワーが一気に増えたので、そこは知名度の大きさを見せつけられましたね。ここで結果を出せば凄い影響力があるんじゃないかなって思っています」
――RIZINで戦うのとパンクラスで戦うのでは気持ち的に違う部分はありますか?
「RIZINは例えばUFCであったり、ONE、ベラトールと同じくくりになっていて。その中で世界で認められる団体で試合が出来るのは誇らしいです」
――アンケートで「甘い物が好き」と。計量と試合が終わったら食べたい一番好きなスイーツは何ですか?
「パフェですね。試合後は甘いものだけ食べたいくらいです(笑)」
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