2020年1月24日(金)都内ホテルにて「RIZIN.21」(2月22日・浜松アリーナ)の会見が行われ、PANCRASEバンタム級3位の金太郎(パンクラス大阪稲垣組)と、修斗環太平洋バンタム級ランキング10位の加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM/3POUND)の対戦が発表された。
▼61kg契約 RIZIN MMAルール 5分3R ※ヒジあり
金太郎(パンクラス大阪稲垣組)
加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM/3POUND)
金太郎は、「THE OUTSIDER」で活躍し、2019年7月のPANCRASEではバンタム王者のハファエル・シウバをあと一歩のところまで追い込んだハードパンチャー(逆転の肩固めで一本負け)。2019年12月の「PANCRASE 311」でサイモン・オリベイラ(ブラジル)を相手に再起戦に臨む予定だったが、ギックリ腰により欠場。今回が7カ月ぶりの試合となる。
RIZIN初参戦となる金太郎は会見で、「相手の印象は特に無いですけど、誰もが憧れる舞台に呼んでいただき感謝しています。SNSで『RIZINに出てくれ』というコメントもいただいていて、やっと来たかと。僕の試合は絶対に外れが無いので、応援よろしくお願いします」と激闘を予告。
対戦相手の加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM)はプロ修斗で活躍する地元・浜松の選手。2019年12月22日の修斗では、かつて佐藤将光に判定勝利の実績を持つ齊藤曜の組み技を凌ぎ、3Rに逆転のKO勝利を収めたばかり。MMA10勝6敗のうち、6KO/TK0を誇るストライカーだ。
会見で加藤は、「このメンバーのなかでも誰だよコイツ、と思われるかもしれませんけど、地元・浜松で10年以上、格闘技を続けてきて、RIZIN初参戦になります。金太郎選手はPANCRASEで活躍していますし、いつかやりたいなと思っていた選手でしたので、対戦を非常に楽しみにしてます。いろいろ言いたいことはありますけど、ありきたりになっちゃうんで支えてくれる人、応援してくれる方々、一緒にトレーニングしているメンバーに必ず勝つと伝えたいです」と意気込みを語った。
ともにストライカーながら懐の深さでは加藤、まさかりパンチの強打では金太郎というPANCRASEvs修斗対決は、続々と強豪が参戦するRIZINバンタム級戦線に新風を巻き起こすか。