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MMA
インタビュー

【RIZIN】関根シュレック秀樹、かつて補導した少年たちに見せたいもの「タフな相手だからこそメッセージ性はある」

2020/02/21 02:02
2020年2月22日(土)静岡・浜松アリーナ『RIZIN.21』に出場する全選手の個別インタビューが、20日(木)浜松市内にて行われた。  同地に縁のあるファイターとして、ヘビー級(120.0kg契約)で、元静岡県警の関根シュレック秀樹(ボンサイブルテリア)が、現DEEPメガトン級王者のロッキー・マルティネス(グアム)と対戦する。  関根は、山梨学院柔道部出身。卒業後、静岡県警で機動隊や暴力団担当の刑事を務め、ボンサイブルテリアジムでブラジリアン柔術を習得。2009年にMMAデビュー後、7連勝で2016年12月に『ONE Championship』に参戦。世界ヘビー級王者ブランドン・ベラとの試合に向け、43歳にして警察官という安定した職を捨て、プロ格闘家に転向した。柔術、グラップリングでも実績を残しながら、プロレスのリングでも活躍。全日本、ハードヒット、リアルジャパンといったリングでも人気を博している。 組んで投げれなかったことはない ――対戦相手の印象は? 「パンチが上手くて大振りしない」 ――今回初参戦ですが、自分の何をRIZINファンに魅せたいですか? 「プロレスラーの打たれ強さとスープレックスですね」 ――どんな試合展開になると予想しますか? 「序盤は打撃の展開になると思いますが、何とか組み付いて投げたいと思います」 ――RIZIN参戦が決まった時の心境は? 「自分はUWFからPRIDEをずっと見て来たので、そのPRIDEの血を引くRIZINには憧れを持っていました。ようやく出られて嬉しいです」 ――地元からのファンや仲間はどれくらい来ますか? 「何人くらいかは分かりませんが、かなり来てくれると思います」 ――マルティネスは「ビックリするようなサプライズを用意している」とコメントしていました。 「嬉しいですね。プロの試合なので、自分だけでなく相手がいることなので2人で試合を盛り上げられたら嬉しいです」 ――同時に「投げられるもんなら投げてみろ。俺は一度も投げられたことがない」とも言っていました。 「そうなんですか(笑)。逆に自分は組んで投げられなかったことがないので。彼もレスリングベースと聞いたので腰は強いと思いますが、自分はADCCとか世界柔術でも組んだから確実に投げてきたのでいけると思います」 ――警察官時代はこの近辺が管轄だったとか。 「そうです。今インタビューしているこの場所が管轄である駅前交番でパトロールしていました。当時、Dynamite!!からオファーを2回いただきましたが、警察の方で許可が出なくて悔しい思いをしました」 ――シュレックというリングネームはどうして付けたのですか? 「11~12年前に今のボンサイ柔術に入った時に、マルコス・ヨシオ・ソウザ&ホベルト・サトシ・ソウザのお兄さんであるマウリシオ・ソウザが先生をやっていたんですよ。自分が道場へ入っていった瞬間に“シュレックが来た”って言って。それからずっとシュレックです」 ――今大会にはそのソウザ兄弟も出ますね。 「彼らは自分の師匠であり、世界的に有名な柔術家です。物凄いセンスというか柔術のキレというか、僕と彼らでは大人と子供くらいの差があります。だから必ず華麗な柔術のテクニックで極めてくれると思っています」 ――朝倉未来選手はすぐ隣で名前を轟かせていたそうですが、名前や噂を聞いたことはありますか? 「浜松と豊橋は隣町ですが静岡県警と愛知県警で管轄が違うとそんなに知らないんですね。浜松でも少年係だったら知っていたと思いますが、僕は刑事や交番勤務だったのでそこまでは分からないです(笑)」 ――かつて補導した少年たちにどんな試合を見せたいですか? 「僕は常々、彼らに会った時に言っていたのはヤンチャしてもいいし、学校の勉強をしなくても仕方がない。だけど夢を持ってちゃんと手に職を付けろと。自分の同級生でも誰が今いい暮らしをしているか、幸せになっているかと言ったら同級生で一番勉強ができたやつじゃない。暴走族やって高校中退して、早くに結婚して今は孫までいて、自分で職人の会社を作って成功しているヤツが今一番幸せそうだぞ、と。自分が好きなことや向いていることを一生懸命にやれよと言ってきたので、それを目で見て欲しい。実際、街に行ってバーとかに行くとその頃の子供たちが声をかけてくれて、『あの時は迷惑を掛けました。応援しています』と言ってくれます」 ――強い相手ですが、そういう背中を見せるためにはタフな試合をやらないといけないですね。 「そうですね。タフな相手だからこそメッセージ性はあると思います」
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