キックボクシング
ニュース

【REBELS】ぱんちゃん璃奈が過去最強の相手MISAKIと初のタイトルマッチ「勝てばおいしい」

2020/02/18 15:02
2020年4月24日(金)東京・後楽園ホール『REBELS.65』の記者会見が2月18日(火)都内にて行われ、対戦カード第一弾が発表された。  REBELS初の女子タイトルマッチとして、REBELS-BLACK(ヒジ打ちなし)女子46kg級初代王座決定戦3分3R+延長1Rで、ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)vs元J-GIRLSミニフライ級王者MISAKI(TEAM FOREST)が決定。  ぱんちゃんは昨年2月のプロデビュー以来7戦7勝と無敗。2月11日の『KNOCK OUT』では祥子との再戦を制した。メディアへの露出も増えており、人気急上昇中だ。そのぱんちゃんがついに念願のタイトルマッチを迎えることとなった。  対するMISAKIはシュートボクシングの女子トップ選手で、アマチュアを経て2016年3月にプロデビュー、3戦目ですでにトップファイターとしての地位を築いていたMIOといきなり対戦し、判定で敗れるも善戦して注目を浴びる。“猪突猛進女子”の異名通り、最初から最後までガムシャラに攻め続ける驚異のスタミナを武器にその後は勝ち続け、2017年12月に無敗の女子高生・寺山日葵を破ってJ-GIRLSミニフライ級王座に就いた。  2018年2月にはMIOが保持するSB日本女子ミニマム級王座に挑戦するが惜敗。同年7月のGirls S-cup -48kg世界トーナメントでは欧州最強女子キックボクサーと目されていたイシス・バービックを1回戦で破る金星をあげたが、準決勝で敗れ3位に。同年12月に寺山とのリマッチでJ-GIRLS王座を失い、2019年2月にMARIを破って再起するも7月のSB日本女子ミニマム級王座決定トーナメント決勝戦で、女神にまさかのTKO負けを喫した。今回が再起戦。  会見に出席したぱんちゃんは「昨年末から強い選手と戦いたいと言っていて、自分がいろいろ戦いたい相手がいてこの選手とやりたいと伝えていたんですが決まらないこと多くて。タイトルマッチのお話をいただいた時に自分が思っていた選手以上のMISAKI選手がきたので5秒で返信しました。勝ったらおいしいので勝ってベルトを巻きます」と、思わぬ大物との対戦決定に喜びを隠し切れない。  MISAKIは「ぱんちゃんはアマチュアの時から存じ上げていました。可愛くて人気者で知名度もあって、グラビアも見させていただいて身体も女性らしく羨ましい部分がいっぱいありますが、格闘家としては私の方が長くいるし、今まで地方の選手として上の選手に噛みついてきたので負けるわけにはいきません。REBELS初参戦でタイトルマッチという大きな舞台に立たせていただくので、持ち味であるスタミナとパワー、下がらない気持ちの強さを見てもらってMISAKIという存在を改めて知ってもらえたらと思います」と、迎え撃つ気満々のコメント。  お互いの印象を聞かれると、ぱんちゃんは「自分がキックボクシングを始める前から活躍している選手なので、調べて見ていました。どの選手が相手でも猪突猛進スタイルが変わらないので、そのスタイルは変わってないことで対策はしやすいけれど、こんなに前へ出てくる選手とはやったことがないので対策をやっていかないと本番でビックリすると思います。日本の女子選手がほとんどMISAKI選手に敗れているので、この戦い方ならMISAKI選手に勝てるというのを見せたい」と、MISAKIのスタイルにしっかりと対策を練って臨みたいとする。  MISAKIは「私と戦う背の高い選手はリーチが長くて、顔面前蹴り、ヒザ蹴り、飛びヒザ蹴りを使う対策をしてきますが、今は父が経営しているジムにいて下がるとブチ切れるので、相手より父が怖くて戦っているスタイルです。パンチのトレーナーもいるので変わっているとは思いますが、その強さは変わらずです」と、父親が怖くて猪突猛進スタイルをしていると笑い、「ぱんちゃんは実力も気持ちも凄く強いし、寺山(日葵)選手のような顔面前蹴りを身長が高くてやってくる選手とはまた違う圧があると感じます。実力も強いと思うんですが、私もしっかり練習しているので大丈夫だと思います」と、実力は評価しながらも自信をうかがわせる。  また「私はナチュラルが48kgくらいで、48kgは重いと思っていて45~46kgでやりたいと伝えていたのでぱんちゃんのことは意識していましたし、ぱんちゃんは知名度と人気が凄かったので、いつかやるかなというよりはやりたいと思っていました」と、以前から戦いたい相手として意識していたという。  これまで無敗で来たぱんちゃんだが、間違いなくMISAKIは過去最強の相手。初黒星が付く可能性が高い危険な試合となるが、「連勝したい気持ちはもちろんありますが、無敗にはこだわっていません。それ以上に強い選手とやりたいという気持ちがありました。プロになった時にいつかMISAKI選手とやりたいと思っていたんですが、こんなに早くやれるとは思わなかったです。  MISAKI選手からすれば私は格下、キャリアも下ですから絶対負けるわけにはいかない。でも私からすれば強い選手に勝っているMISAKI選手に勝てるチャンス。ベルトよりもMISAKI選手を倒すことを一番狙っています。尊敬している寺山日葵選手とも1勝1敗1分ですし、難しい相手だと分かっています。でも、私は今は実力では見られていないけれど、実力派ファイターとして見られたいのできっちり倒すことで実力派ファイターとして見られたいというのはありますね」と、強い相手と戦うことが本望だと語った。<すべてチェック!ぱんちゃん関連ニュース>ぱんちゃんが祥子をローキックで返り討ち(第11試合)ぱんちゃん璃奈と祥子ともに計量一発パス、ぱんちゃんはタイトルマッチアピールぱんちゃん璃奈が試合13日前の“細マッチョ”姿「一番お尻と太ももが大きくなったんだけど」ぱんちゃん璃奈が『週プレ』に登場、テーマはストロング&ビューティーぱんちゃん璃奈が度を超えた筋肉女子に、ファンは「背中に鬼がいる」ぱんちゃん璃奈が早くもトレーニング再開へ。「ストラッグル」する師弟の挑戦プロ初KO勝ちのぱんちゃん璃奈、ハイキックは「狙っていた」来年はタイトルマッチ目標ぱんちゃん璃奈がプロ初のKO勝ちに大喜びぱんちゃん璃奈が計量パス、技術も身体も進化に自信あり「1、2RでKOしたい」ぱんちゃん璃奈、初のタイ人戦へ向けて“腹筋”準備完了、計量へ向けて減量も好調ぱんちゃん璃奈はJ-GIRLS王者を下す計量パスしたぱんちゃん璃奈「心はクレイジーに、頭はクレバーに悪賢く戦う」ぱんちゃん璃奈がパワーアップボディで計量クリアー「キラキラ輝きながら攻撃当てたい」ぱんちゃん璃奈がグラビア初挑戦「鍛え上げた身体を是非見てください!」ぱんちゃん璃奈が語ったグラビア出演した理由、女子最強の目標、初陣となる祥子戦ぱんちゃん璃奈、8月初参戦を前に「過去最大体重!! 珍しくむっちりボディなう」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア