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ONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO兼会長は17日、自身のSNSで2020年2月28日（金）シンガポール・インドアスタジアムで開催予定のONE Championship「ONE：KING OF THE JUNGLE」が、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を考慮し、無観客試合とすることを発表した。同大会には秋山成勲、三浦彩佳、山口芽生（V.V Mei）、秋元皓貴、江藤公洋の日本人5選手の出場が決定しており、試合に備えていた。
チャトリCEO兼会長はSNSで、「コロナウイルスの状況に合わせて、シンガポールインドアスタジアムでの大会は一般公開しないことに決めました。しかし、世界中の150カ国以上のテレビやデジタルプラットフォームでのライブ放送を予定しています。チケット購入者には完全な払い戻しを行います。2月28日は、皆さんのご自宅から画面を通してライブ観戦をお楽しみください」と、28日の大会に観客を入れず、放送のみの無観客試合で行うことを発表した。
さらに、「私と我々のチームはイベントを完全にキャンセルするオプションがありましたが、キャンセルしないことを選択しました。これまで以上に、世界は希望と強さを必要としています。私たちのヒーローは2月28日、彼らの人生の最大のパフォーマンスで皆さんをインスパイアする準備ができています。私たちは世界中のファンにすべての魔法のような夜を提供するためにここにいます。ONE Championshipは設立されたその日から希望、強さ、夢、インスピレーションを使命として、世界を熱くする現実のスーパーヒーローたちを解き放ってきました。
このコロナウイルスに打ち克つために、国として団結し、大陸としての強さを示しましょう。私たちを特別にすることを称えましょう。何が私たちを強くするのか、何が私たちを人間らしくするのか。船は港の穏やかな海に浮かぶようには作られていません。新しい地平線を求めて荒海を征服するために作られました。愛、思いやり、回復力を持って、私たちはこれらの厳しい時代を共に乗り越えます。Majulah singapura! Jiayou china!（進めシンガポール！ 頑張れ！ 中国）#weareone」と、無観客ながらファイターたちの試合を放送を通して届けることで、世界を勇気づけることを使命とした。
このチャトリCEO兼会長の発表に、44歳にして8カ月ぶり再起戦に臨む秋山成勲は、「今回のチャトリCEOの決断に敬意を表すると共に、私達アスリートは戦う事で、何にでも打ち勝つ姿を見せる事をオンエアを通じて皆様に見せる事を約束します！ みんな一人では無いです。強い気持ちを持ち、一致団結し打ち勝ちましょう！ Majulah Singapura! Jiayou China!」とのコメントを発表している。秋山は同大会で、MMA9勝5敗のシェリフ・モハメド（エジプト）と対戦する予定だ。
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