2020年3月1日(日)東京・浅草花やしき・浅草花劇場『SHOOT BOXING 花やしきExtreme.4』の全対戦カードが発表された。
若手シュートボクサーの育成やシュートボクシング(以下SB)協会の本拠地である浅草の活性化を目的に、日本最古の遊園地「花やしき」(1853年創業)とコラボして行われている今大会。
パンチを得意とする北川がメイン
メインイベントではSB日本スーパーフェザー級3位・北川裕紀(ZERO ONE GYM)とSB日本スーパーフェザー級5位ポッシブルK(Sublime guys・翔拳道)が激突。
端正なルックスを持つ北川はSB中部地区で活躍するテクニシャン。長らくSB日本スーパーフェザー級の上位ランキング入りし、2018年11月にはMAXFC-60kgタイトルマッチに大抜擢。前戦となった昨年5月の西川創太戦ではパンチ連打でKO勝ちを収めている。今回、これまで所属していたストライキングジムAresから2020年1月付けでSB協会に加盟したZERO ONE GYMに移籍しての初戦となった。
カカト落としを繰り出すポッシブル
対するポッシブルはトリッキ―な動きから繰り出すパンチ、蹴りを得意とし、相手の打撃を寸前でかわすマトリックス避けも特徴的。沖縄のキックボクシング大会『TENKAICHI』のスーパーライト級タイトルを獲得した実績を持つ。笠原弘希が保持するSB日本スーパーフェザー級王座への挑戦に向けて前進するのは北川か、ポシッブルか。
また、セミファイナルには、人気YouTuber(ユーチューバー)の右乳ちゃんねるが参戦、SB日本スーパーライト級8位YUSHI(TEAM FOREST)と対戦する。右乳は柔道をバックボーンに全日本柔道選手権富山大会3位の実績を持つだけでなく、グローブなし、拳はバンデージのみを巻いたベアナックルボクシングマッチ、地下格闘技などで試合経験を持つハードパンチャー。
対するYUSHIは香港WMCI-1、韓国MAX FCといった海外の団体でタイトルマッチに挑戦した実績を持つSB中部地区を代表する選手。常にSB日本ライト級トップ戦線に食い込んでいたが、昨年12月のGROUND ZEROからスーパーライト級に階級を上げ佐達淳にKO勝ちを収めている。