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レポート

【修斗】青井人が初回TKO勝ちで連敗から脱出、インフィニティリーグ開幕戦は石井逸人が圧勝

2020/02/16 22:02

▼第4試合 ストロー級 5分2R
×楳沢智治(AACC×SPIDER)
KO 1R 4分47秒 ※右ストレート
〇田上こゆる(BLOWS)


“現役高校生シューター”田上が43歳のベテラン・楳沢と対戦。田上は大阪在住の18歳で2戦2勝、楳沢は12戦6勝6敗の戦績。


 1R、楳沢は開始と同時に低い体勢からダブルレッグを何度も仕掛けていき、ついにテイクダウンを奪う。田上が立ち上がると投げを見舞おうとしたが、これは失敗して田上が上になる。立とうとする田上に楳沢が組み付き、投げでテイクダウン。田上は上体を起き上がらせてリバーサルに成功し、上になると立ち上がるがすぐに楳沢がシングルレッグへ。


 これも切って離れる田上に楳沢はしつこくシングルレッグ。田上が離れると今度はダブルレッグからリフトアップしてマットに叩きつける豪快なテイクダウン。しかし田上はまたも抑え込まれることなく立ち上がることに成功。


 ここからは打撃の展開となり、田上が右ストレート、右ハイキックをヒットさせて攻勢に。楳沢もローを蹴るが打撃では完全に田上に分がある。楳沢はシングルレッグを仕掛けるも序盤ほどのスピードはなく、田上に切られる。


 田上は右前蹴りの後、右ストレートを直撃させると楳沢は尻もちをつくようにしてダウン。田上がパンチで追撃してストップとなった。

▼第3試合 60kg契約 5分2R
×六本木 洋(総合格闘技道場STF)
KO 1R 4分09秒 ※パウンド
〇関根 累(roots)


 六本木は2018年10月大会での負傷もあり、2018年12月15日の関口祐冬戦でのKO負け以来1年以上のブランクを作っての復帰戦。


 対するのはrootsの若きストライカー・関根。2019年10月の前戦奥平季之との試合では、サウスポーから繰り出されるミドル、ヒザ蹴りを武器に組みついて来た相手を冷静に対処してパウンドアウト。嬉しい初勝利をあげた。今回はキャリア3戦目で経験豊富なベテラン六本木との対戦となった。


 1R、関根は伝統派空手のサイドの構えからスピードのある左ハイとパンチの連打で圧倒。六本木はケージに押し込んでいくも関根が体勢を入れ替えてすぐに離れる。


 サイドキックをヒザと腹に放って距離を取り、大振りだが速いパンチを繰り出していく関根。後ろ廻し蹴りも繰り出す。序盤はそのスピードについていけなかった六本木だが、徐々に慣れたか逆に左右フックで前に出る。このフックをもらった関根が逆にケージへ押し込む場面も。


 勢いに乗る六本木が左右フックを放ちながら突進し、下がる関根だったが打ち合いで左フックをヒットさせてダウンを奪い、すかさずパウンドで追撃。関根が鮮烈なKO勝ちを飾った。

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