2020年2月24日(月・祝)東京・浜松町のニューピアホールにて開催される女子総合格闘技『DEEP JEWELS 28』で、「DEEP JEWELSミクロ級初代王座決定トーナメント」に出場する玉田育子(AACC)。
玉田はグラップリングからスタートし、2005年7月に修斗でプロデビューした大ベテランで“ジョシカクの鉄人”と呼ばれる。デビュー戦以降は4敗2分と勝ち星に恵まれなかったが、8戦目から突如覚醒。連勝を重ねて当時のトップ選手たちを破り、2010年6月にトーナメントを制してVALKYRIE女子フライ級王座に就いた。
2015年9月の『VTJ』での浅倉カンナ戦以来、試合から遠ざかっていたが今年3月のDEEP JEWELS後楽園ホール大会で3年半ぶりに復帰。まど花から改名したマドレーヌに判定勝ちを収め、10月もKOTORIに判定勝ちして2連勝中。MMA戦績は17勝10敗3分。
再び巡ってきたベルト獲得のチャンスに玉田は「今年の初戦をしっかり勝ち上がり、ミクロ級でチャンピオンになることが目標です」と2020年の目標を語る。昨年までの自分に足りないものとしては「今の課題でもあるのですが、極めきる力がないこと、一本取りに行ける力がないところです」とフィニッシュする力が足りないことをあげた。
今回のトーナメント1回戦では、若手ホープの古瀬美月(Y&K MMA ACADEMY)と対戦する。古瀬については「対戦相手の古瀬さんは、若くて勢いのある選手だと思います。背も高くリーチもあるので 打撃や蹴りに警戒しています。早目に自分の得意な形に持ち込んで、しっかり勝てるよう頑張ります!」と、得意な寝技に持ち込むことを考えているようだ。
そんな玉田にコスチュームや練習着についてのこだわりを聞くと「コスチュームについては、膨脹色ではなく、ハッキリとした色を選んでいます。背が低いのですし、パンツは動きやすいショートで丈を選んで履いています。練習着は、INSPIRITさんやMOBSTYLESさんとのAACCコラボウエアを着ています」と説明した。