2度目の防衛戦となるゴンナパー(左)に挑む横山
2020年1月25日(土)東京・後楽園ホール『Krush.110』の前日計量&記者会見が、24日(金)都内にて13:00より行われた。
メインイベントのKrushライト級タイトルマッチで対戦する、王者ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ)は62.4kg、挑戦者・横山巧(リーブルロア)は62.3kgで計量をパス。タイトルマッチ調印式も済ませ、あとは明日の決戦のゴングを待つのみとなった。
横山は「体調も仕上がりもバッチリなので明日絶対にチャンピオンになります」との言葉に嘘はなく、明るい表情で本当に調子が良さそう。ゴンナパーも「非常に調子が良くて全力で練習してきました。明日は全力で自分の仕事をします」と、こちらも微笑を浮かべながらコメント。
計量時のお互いの印象を聞かれると、横山は「岩みたいにゴツゴツしていて強そうだなって思ってちょっとブルッとしました。でも自分もそこそこ仕上がりはいい。予備計量で計ったら62.3kgで、そこから水分とって調整したんですが本計量も62.3kgで(笑)。壊れているんじゃないかと思いましたが、計量パスできたのでよかったです」と、、ジョークを交えて話す。ゴンナパーは「相手の身体を見て練習してきたんだなっていうのが分かりました。明日は全力で戦いましょう」と、横山の仕上がりの良さを見て取ったようだ。
試合内容について横山は「やってみないと分かりませんが、思い描いているのはやっぱりKrushだっていう、Krush復活のイメージを与えられたらと思います。KrushなのでKOしないと意味がない。KrushイコールKOなので絶対にKOします」と、K-1 KRUSH FIGHTから元のKrushに名称やロゴも戻っての第一弾大会にふさわしいKOを見せると宣言。
ゴンナパーは「明日は自分のスタイルで戦おうと思っています。相手の映像も見てプランも練ってあります。明日をお楽しみに。タイミングがあれば同じくKOを狙いたい。全てはタイミングです。明日は必ず防衛します」と絶対防衛を誓った。
横山は目の前にある黄金のベルトを見て「小学生の時から格闘技をやってきて、ベルトを巻くのが一つの目標だったので今すぐ奪い去って走って逃げようかと思っています」と言って笑ったが、「Krushは復活しますがゴンナパー選手は復活しません」と、10カ月ぶりの試合となるゴンナパーの復活勝利は阻止すると言い放った。