2020年3月15日(日)、横浜大桟橋ホール「ZST.68/SWAT! 172」にて、「フェザー級(-65.8kg)グラップリングトーナメント」(仮称)が開催される。
現在、4選手の参戦が決定しており、日本のトップグラップラーが名を連ねている。
◆フェザー級(-65.8kg)グラップリングトーナメント(仮称)
【参戦決定選手】
石橋佳大(DURO GYM)第6代修斗環太平洋フェザー級王者2017年RIZINグラップリング-75kgトーナメント準優勝
岩本健汰(IGLOO)2019年ADCC 日本代表2019年JBJJF全日本ブラジリアン柔術選手権アダルト紫帯ライト級優勝
小野隆史(フリーダムオズ)2019年第8回全日本ノーギ選手権 エキスパート フェザー級優勝
寒河江寿泰(トイカツ道場/今成柔術)NAGA world jiu-jitsu championship ノーギ エキスパート フェザー級優勝・無差別級準優勝
石橋は、MMA9勝8敗2分の第6代修斗環太平洋フェザー級王者。2017年のRIZINグラップリング-75kgトーナメントでは準優勝になるなど、トップからの強さに定評がある。
岩本は、2019年8月のJBJJF「全日本ブラジリアン柔術選手権」アダルト紫帯ライト級覇者。同年9月のADCC世界大会では、日本代表として-66kg級一回戦でパウロ・ミヤオ (ブラジル)と対戦し、5-0で敗れたものの、世界の強豪相手に堂々渡り合ったグラップラーだ。IGLOOで青木真也とも練習する岩本が、ノーギのサブオンリーでどんな試合を見せるか。
小野は、2019年11月30日に開催されたJBJJF主催「第8回全日本ノーギ選手権」のエキスパート フェザー級で優勝。6人トーナメントの初戦で村元宏基、準決勝で平尾悠人、決勝は横山大鋳をいずれもポイントで下し、フェザー級を制している。
寒河江は、8月の「全日本ブラジリアン柔術選手権」茶帯フェザー級で3位。トイカツ道場/今成柔術所属で、NAGA (North American Grappling Association)ではノーギ エキスパート フェザー級で優勝。無差別級で準優勝の実績を持つ。
今回の「フェザー級グラップリングトーナメント」は、8選手によるワンデイトーナメントで計量は前日計量。ルールはノーポイント、サブミッションオンリーになる予定で、決着がつかなかった場合は、COMBAT JIU-JITSUのように「オーバータイム」も検討されている(バックか腕十字のスパイダーウェブから極め、あるいはエスケープを争い、極められなければそれに費やした合計時間で勝敗を決める)。
残り4選手について、勝村周一朗プロデューサーは「ZSTでは過去2回、グラップリングの『GT-F』を開催していて、実はベルトもあります。それはいま岐阜の民家の仏壇に飾られているらしいので、その本人にオファーを出したいと思います。所英男選手、よろしくお願いします」と初代ZST・GT-F王者の所英男に出場を打診することを語ると、「今回難しければ、優勝者とベルトをかけてタイトルマッチをしてもらいたい」と参戦を熱望した。
また、1月26日(日)「SWAT! 171」新宿FACE大会では、同級のGTルールで杉本考(パラエストラTB)と鍵山士門(Physical Space)の対戦も決定しており、その勝者のトーナメント出場も検討されているという。
出場希望選手の応募も受け付けており、以下のメールアドレス(
[email protected])まで、実績、戦績などを記載し応募することが可能だ。1月25日(土)締切となっている。