2020年1月12日(日)東京・リーガロイヤル早稲田にて『大道塾設立40周年・空道創始20周年を祝う会』が行われた。東孝・大道塾塾長のスピーチ。後方で静かに微笑むのは妻である東恵子・大道塾事務局長 大道塾は1981年2月17日、極真会館宮城県支部長だった東孝が独立して発足。スーパーセーフ(頭部のプロテクター。現在は空道用に開発されたネオヘッドギア空を使用)を着用しての顔面パンチ、ヒジ打ち、頭突きを認め、さらに投げや関節技など今でいう総合格闘技として誕生した。当初は格闘空手との名称が用いられていたが、2001年の第1回世界選手権大会開催を機に「空道」と名前を変えた。現在、国際空道連盟には世界60カ国が加盟している。
世界王者・清水亮汰(手前)と全日本王者・岩﨑大河による演武 格闘技界、さらには政界、学会、産業界から多くの著名人が出席。空手経験者であり全日本空道連盟副会長である中田宏・前横浜市長は、大道塾の道場訓の素晴らしさを力説し、堀宏道・前東京都議会議員や全日本空道連盟副会長である山田宏・参議院議員、鳩山太郎・元東京都議会議員が祝辞を述べ、小池百合子・都知事、小野寺五典・元防衛大臣からの祝電が紹介された。
世界王者・中村知大(青)とアジア王者・深澤元貴による演武 全国各地から集まった大道塾各支部・支部長とともに、これまでの栄光の歴史を振り返り、さらなる発展に向けて親睦を深め、あっという間の2時間が経過。決定している国民スポーツ大会での競技採用を皮切りに、さらに社会体育としての定着を遂げて50周年の宴を迎えることを誓い合い、閉宴となった。