今回はアーツ(左)とホースト(右)の推薦選手が参加、今後K-1レジェンドたちの協力を得て格闘技大会を開催したいと武蔵
2020年1月13日(月・祝)東京・豊洲PIT『MUSASHI ROCK FESTIVAL 2020』(通称ムサフェス)の前日計量&記者会見が、12日(日)都内にて正午より行われた。
会見には主催者である武蔵と、現役時代はK-1ヘビー級のライバルであり、今回は弟子を連れてイベントに協力するピーター・アーツ、アーネスト・ホーストの“K-1レジェンド”が揃った。
アーツは「今回イベントに参加できて非常に嬉しい。強い弟子たちを連れて来て、兄弟であるアーネストと一緒に戦えることを嬉しく思っている」、ホーストは「日本に戻って来れたことが嬉しい。26年間ずっと日本に来る中でいまだに楽しみにしています。武蔵にはまずおめでとうと言いたい。一緒にこのイベントを成功させていきたいし、成功すると思っている。最低でも20年先まで日本で格闘技に関わっていきたいし、成功させていきたい」と挨拶。
武蔵は「公開計量を見ていても明日の試合がめちゃ楽しみになってきました。興奮しております。名前の通り、明日は僕と親交のあるロックバンドもライブをしてくれます。ロックの力と格闘技の力が融合して、もの凄い化学反応を起こしてパワーが生まれると思うので、ぜひそのパワーを体感してもらえればと思います」と話した。
今回のフェスは武蔵が引退してからちょうど10年、そして主催会社であるパウンド・フォー・パウンドが設立10周年ということを記念して開催されるものだが、武蔵は「このロックフェスも続けていきたいと思っているし、格闘技をメインとしたイベントやっていきたい気持ちがあります。今回アーツとホーストにも来日してもらって、自分の意志を継ぐいいファイターを育てておられるし、レイ・セフォーやジェロム・レ・バンナなどいろいろな選手が後進の指導にあたっているので、いい外国人ファイターに戦うチャンスを与えていきたい、そういう大会をやっていきたいと思っています」と、今後も格闘技イベントを開催していきたい意向であることを明らかに。
その言葉を受けてアーツは「最近よく武蔵と話をしていて、東京にピーター・アーツジムを作るプランを進めている。武蔵にアドバイスをもらいながらやっているよ。ジムも作るし、長い目で一緒にイベントを盛り上げていきたいと思っている」、ホーストは「まずは今回のイベント開催をおめでとうと言いたい。そして明日は一緒に成功させましょう。その成功を次のイベントにつなげていきたい。武蔵のビッグネームがある限り、日本で成功すると信じているので一緒にやっていきましょう」と協力を約束した。