昨年12月、惜敗したノンユット(左)にリベンジ戦を挑む福田
タイを主戦場に活躍を続ける福田海斗(キング・ムエ)が、2020年1月15日(水・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアム興行『スックワンギントーン』に出場。昨年12月2日の対戦で惜敗した元WBCムエタイ世界バンタム級王者ノンユット・シッジェーカン(タイ)とメインイベントで再戦することが決定した。
前回の対戦ではノンユット118ポンド、福田119ポンドの1ポンドハンディ戦で行なわれ、中盤までヒザで上手く攻める福田とテクニックで対抗するノンユットが賭け率ほぼイーブンの状態であったが、第4Rに福田がコカされて賭けが流れてしまい、福田が惜敗していた。ただ、福田がベテランのノンユットにどれくらい喰らいついていけるか、という点に注目していたギャンブラーからは福田を称賛する声が多かったという。
そこで今回はノンユット117ポンド、福田120ポンドと3ポンドのハンディ戦として行われることとなった。福田としては3ポンドのアドバンテージをもらった以上、絶対に勝たなければいけない試合だろう。そのため、福田は今回よりバンコクにある「13コインズジム」に練習拠点を移し最後の調整を続けている。
このジムでは元ルンピニースタジアム認定ライト級王者&OPBF東洋太平洋ライト級王者で、日本でも活躍したサガット・ペッティンディー(対戦格闘ゲーム「ストリートファイター」のキャラクター“サガット”のモデルとしても有名)が福田の指導に当たっており、調子は上々だという。
日本でもたびたび試合を行った伝説のムエタイ戦士サガット(左)の指導を受ける
昨年12月は2日(月)、25日(水)と3週間間隔で行ない、今回も3週間間隔で殿堂での試合を行なう福田。超ハイペースの連戦に加え平日興行のメインイベントへの出場、さらには強豪ノンユットとの再戦ということで厳しい戦いが予想されるが、ここを踏ん張ってさらなる上位へ食い込んでいくことが期待される。
「スックワンギントーン」
2020年1月15日(水・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアム
▼第7試合メインイベント 117-120ポンド
ノンユット・シッジェーカン(元WBCムエタイ世界バンタム級王者)
カイト・ウォーワンチャイ(福田海斗/True4Uバンタム級王者)
記事・写真提供 MuayThai Super Fight
#今日の練習メニュー
— 福田 海斗(ไคโตะ ว.วันชัย) (@muaythaikaito) January 7, 2020
朝は走って、前蹴り、膝蹴りの連打200ずつ
夕方は走って、縄跳び、膝連打10分、ミットを6R、首相撲、タイヤダッシュ、でした。
昨日のミットの動画↓です
指導してくださっているのは
ストリートファイターのサガットの
モデルとなったと言われている
サガットペッティンディー😆 pic.twitter.com/CTQvJL5JtL