2019年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN.20』の第13試合「RIZIN女子スーパーアトム級(49kg)タイトルマッチ」で挑戦者ハム・ソヒ(韓国)に判定2-1で敗れ、王座を失った浜崎朱加(AACC)。
試合後には自身のSNSにて「負けました。強くなってまた戻ってきます! 応援してくれた皆さん、ありがとうございました。あー、悔しい!」と、悔しさと再起を誓うコメントを投稿。その後には「ダメージは少しタンコブ出来てて痛いくらいで、他は元気です」と試合で大きな怪我はなかったと報告した。
試合後のインタビューでも「ベルトを獲られてしまったので一から出直します。打撃で勝負したいと思っていたので、最初にそれはできたんですが、寝技で(印象を)とられてしまったのはミスでした。また挑戦できる位置まで登りたい。来年、どのような相手が来ても勝てるようにしっかり練習していきたい」と、すでに次を見据えていた浜崎。
「打撃では打ち勝てる感じが1Rにあったので打ち合ったんですが、2Rがダメでしたね」とスタンドでの打撃には手応えを感じていた。2Rに三角絞めを長く仕掛けられていたことには「計算外だったことはなくて、元々寝技ができる選手だと思っていたので自分のミスです。それがなければまだまだできた、というのはあります。(三角絞めは)極まっていませんでした。ただ、ずっと固められていたので取れなくて。全体的なダメージは2Rにずっと下からヒジをもらっていたので、RIZINルールから見たら負けは仕方がないと思います」と2Rが勝敗を分けたと分析し、潔く自分の負けを認める。
ソヒには過去2勝しており、今回で2勝1敗。勝ち越しているのでダイレクトリマッチでもいいのでは、との声が記者からあがったが「勝ったのは昔ですし、直近で負けているので、また勝ってハム選手に挑戦できる位置まで戻ってこれたらいいなと思います。スーパーアトム級には人がたくさんいるし、また一から勝って挑戦していくのが筋だと思います」と、実績を作って挑戦するのが筋だとし、「また大晦日にできたら最高かなと思います」と2020年の大晦日に再戦したいと話した。
また、1月2日の自身のSNSには「久しぶりに明確な目標ができたから燃えてる。やるぜっ!」と、完全に気持ちを切り替えて打倒ハム・ソヒに燃えているとやる気に満ちた現在の心境を投稿している。<関連ニュース>12・31「RIZIN.20」の写真と全試合結果