【RIZIN】那須川天心、アクセルキック以外にも新しく用意して試合で出した技を明かす

　2019年12月31日（火）さいたまスーパーアリーナ『RIZIN.20』のセミファイナルで、WKBA世界スーパーバンタム級＆KNOCK OUT同級王者・江幡塁（伊原道場）を1R2分46秒、KOに破ったRISE世界フェザー級王者・那須川天心（TARGET/Cygames）。 　試合前、「今まで見せていない必殺技があるので、それをバシッと決めたいと思います。練習でやったところ、ミットを持つ人の腕がもげるぐらいの勢いがあります」と予告していた技は、実際に江幡戦で繰り出した2回転して蹴る技で「あれはフィギュアスケートにちなんでアクセルキックです。あれを今回狙っていたので倒せなかったのは残念。でも当たったので凄い衝撃だったと思います」と、アクセルキックと命名した技だったと説明。 　実はそれ以外にも、試合中に様々な新技を使っていた、と那須川は1月3日に自身のSNSにて明かした。 「今回の為に新しく用意して出たのは右の縦ジャブ、右フック、アクセルキック、顔面三日月蹴り。まだまだ新しい技が沢山あります」 　最初のダウンを奪った右フックに関しては、試合後のコメントでも「右フックで倒したのは初めてだったので嬉しい」としていた。ファンの間では“顔面三日月蹴り”に多くの反応があったようだ。 　那須川は「技を研究するのが楽しくて仕方ない。日々研究だ！！」と、これからも新しい技を編み出して試合で見せていきたいとしている。＜関連ニュース＞12・31「RIZIN.20」の写真と全試合結果国内最強最後の敵をKOした那須川天心、榊原CEOもお手上げ「マッチアップが想像できない」那須川天心が適性体重で見せた真の実力と、短期決戦に出た意外な理由