様々な試練を乗り越えて成長した浅倉、その進化を29日に見せるか
2019年12月29日(日)さいたまスーパーアリーナにて、昼12時から開催される『Bellator Japan: Fedor vs. Rampage』の出場全選手個別インタビューが、27日(金)都内にて行われた。
第12試合でジェイミー・ヒンショー(アメリカ/Fit NHBG)と対戦する浅倉カンナ(パラエストラ松戸)がインタビューに応えた。
「減量がそんなになかったので、順調に最後まで集中して練習することができました」と、かなりコンディションが良さそうな浅倉。「あまり(相手の)試合映像がなかったんですが、海外のチャンピオンなのでしっかり勝ちたいと思います。今回ケージなので自分の得意なレスリングが活きるんじゃないかなって思っているので、そういう展開に自分の中ではしていきたいなって思っています」と、レスリングを活かしたいとする。
8月の試合から4カ月、「今回はフィジカルをパーソナルでやってもらって取り入れたので、そこが一番練習を変えたポイントです」という。「フィジカルは始めてまだ3カ月ちょっとなので、簡単に付くものではないことを実感したけれど、その中でも練習の部分で何となく変わってきたと思える部分はあります。何年もかけて繰り返してつくものだと思っています」と、大きな成果はまだないが変わってきた実感はある。
「打撃も前回の試合で少し自信にはなったので、今回はトータル的に戦えればいいなと思います」と、前回多用した打撃と本来のレスリングスタイルをミックスして戦うつもりだ。
対するヒンショーは浅倉よりも上回っているのはハートだと答えていたが、浅倉もメンタルでは「負けないですよね。今回は特に。全てにおいて自信を持って戦えます。(メンタルの)ランクは上がってると思います」と、ハートの強さでも負けないと答えた。
そして「今年1年を締めくくる試合なので勝って終わることが一番いいんですが、毎回試合をするたびに課題が出るので、そんなに意識せずにいつも通り戦いたい」とし、「自分の階級のトップレベルの試合が大晦日にあるので、今年は負けもあったし、まだチャンピオンまでたどり着きたいと堂々とは言えないです。29日にしっかり勝って来年は自分もその中に入っていきたいと思います」と2020年にトップ戦線への再浮上を誓った。