2019年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN.20』の全対戦カード&試合順が、21日にスカパー!公式チャンネルでライブ配信された『年末RIZIN見どころ徹底解説~直前スペシャル~』にて発表された。
榊原信行RIZIN CEOは「全部ストレートで剛速球を投げ込んだ全15試合」と、「遊びがない」ラインナップと評した。
5日に行われた記者会見では「“最後にそれかよ!”みたいなカードを。ここまでどストライクばかり投げたので、1試合くらい変化球でいいでしょ、というカードを来週くらいに発表します。これだけシビれる試合が10試合以上続くと疲れるじゃないですか。肩の力を抜いてのカードを考えています」と、最後にいわゆる飛び道具的なカードを発表すると予告していたが、それはどうなったのか。
榊原CEOは「遊びがないのでつまらないな、と思う人もいるかもしれない。RIZINらしさが欠けているじゃないですか。ボブ・サップと大砂嵐が抱き合うシーンのような、アットホームな感じが」とし、「全15試合を緊張感と共に見続けたら疲れちゃうじゃないですか。どこかで息抜きも必要。休憩は休憩であるけれど、全15試合をこの対戦順で発表させていただきながら、必ず何かそういうみんなが格闘技を見ていかに笑わせるかというのがテーマなので、そこはそこで最後まで諦めずに魔球を投げようと思っています。消える魔球を投げます」と、プラスアルファを用意したいと話した。
また、「会場で1時間~1時間半の休憩時間がたくさんあって、会場に来たファンからいつもお叱りを受けているので、そういうことを少しでも解消するための努力と、あと休憩時間も含めていろいろなアトラクションを用意しているので、決して飽きさせずに最後までこのイベントを走り抜きたいと思っています。午前0時を超えることはないのですが、みんなでカウントダウンができるようにたどり着けたらいいなと考えています」と、試合以外のお楽しみ企画も用意しているという。
カウントダウンイベントに関しては試合の進行によるとし、「終わりのタイミングを見て、1年の締めくくりができたらいいなと。いろいろ趣向を凝らしています」とした。<関連記事>榊原CEO「“最後にそれかよ!”みたいなカードを」と変化球を予告、2020年は地方都市中心開催へ榊原信行CEO「もう少し世間をバズらせたい。あと3、4試合発表したい」