ONE Fight Night 462026年8月15日(土)タイ・ルンピニースタジアム※U-NEXTにてLIVE配信
▼第8試合 ONEストロー級(-56.7kg)ムエタイ世界タイトルマッチ 3分5R〇ステラ・ヘメッツバーガー(オーストリア/Phuket Fight Club/RS-GYM/王者)[3R 1分46秒 KO]※左ミドルキック×ナタリア・ディアチコワ(ロシア/Team Mehdi Zatout)※ヘメッツバーガーが初防衛に成功。
ヘメッツバーガーはアマチュアで多くの試合経験を積み、2023年WAKO世界選手権K-1ルール-60kg級で金メダルなど多くのメダルを獲得。2022年4月にプロデビューし、2024年10月からONE FFに参戦すると3連勝を飾った。2025年9月、ONEストロー級ムエタイ世界王座決定戦をブンタンと争い、判定3-0で勝利して王座獲得。さらに2026年2月、ONEストロー級(-56.7kg)キックボクシング世界タイトルマッチで王者ブンタンとの再戦に勝利し、ムエタイとキックボクシングの2競技統一王者となった。戦績は10勝(3KO)1敗。
ディアチコワは2023年からONE Friday Fightsで4連勝して2024年に本戦契約を掴み、5月に当時のONEストロー級ムエタイ世界王者スミラ・サンデルに挑戦したがTKO負け。その後2連勝で今回の再挑戦へ漕ぎつけた。プロ戦績32勝5敗、ONE戦績6勝1敗で、ONEでの4勝は1R KOによるものだ。
1R、ヘメッツバーガーは右へ回り込みながら前蹴り、両者とも距離は遠い。両者にアグレッシブが促される。それでも両者慎重。ヘメッツバーガーは前蹴りを出すのみ。ディアチコワが左右フックで攻め込むとヘメッツバーガーは左ハイ。ヘメッツバーガーの右ミドルをキャッチしてコカすディアチコワ。両者ともかなり慎重な出足となった。
2R、ヘメッツバーガーが右ミドルを蹴るが、やはり両者の距離は遠い。ヘメッツバーガーが蹴るとワンツーを繰り出すディアチコワ。完全にヘメッツバーガーの攻撃に対するカウンター狙いだ。ヘメッツバーガーも待ちの姿勢のスタイルのため、両者なかなか手が出ない。ヘメッツバーガーは左ミドル、右ローを蹴りに行くが、ディアチコワがキャッチしてコカす。ディアチコワがワンツーで前へ出るとヒジを合わすヘメッツバーガー。
右カーフを蹴っていくヘメッツバーガーがワンツー、ヘメッツバーガーが伸ばしたジャブにディアチコワは左を被せる。徐々に手数を増やしていくヘメッツバーガー。
3R、右縦ヒジを繰り出すヘメッツバーガーにディアチコワは右フック。前に出て右カーフを蹴っていくヘメッツバーガーにディアチコワは右ミドルを蹴り、左右フック。このラウンドは積極的に攻めていくヘメッツバーガーが右ミドル、右カーフをヒット。左縦ヒジで入り、ディアチコワが首相撲に持ち込むと先にヒザを蹴る。さらに左インロー。
ヘメッツバーガーの左ミドルの足先がディアチコワのレバーをかすめるようにヒットすると、ディアチコワは表情を歪めて腹をかばう。ヘメッツバーガーはすかさずラッシュをかけ、左ミドルとワンツー、倒れかかったディアチコワにダメ押しの顔面ヒザを見舞い、レフェリーが即座にストップをかけた。
ディアチコワにほぼ何もさせず完勝で初防衛を果たしたヘメッツバーガー。試合後、左の攻撃は作戦だったかと問われると、「自分でもよく分かりません。ただ、コーナーの指示に従おうとしただけです。それに、そうですね、私は試合中にあまり計画を立てすぎず、流れに身を任せるようにしているし、チームを本当に強く信頼しています。だから、私はただそれを実行するだけ。私にとっては物事は自然と流れ、上手くいくものなんです。だから……言葉が出ません。何が起きたのか、正直まだ実感できていないです」と流れのなかで自然と攻めたとコメント。
さらに「『防衛を果たすまで真のチャンピオンとは言えない』という古い格言がありますが、今回のベルト獲得はそれを覆すような、信じられないほどのパフォーマンスだったと思います。ここまで辿り着くまでの道のりについて、どのように振り返りますか?」と問われ、「正直なところ、この試合に向けて自分自身にかなりのプレッシャーをかけていました。表には出さないようにしていましたが、おっしゃる通り、チャンピオンはベルトを守らなければなりません。だから試合ごとに、常に自分自身に最高レベルの期待を課してきました。そして自分自身のため、チームのため、さらに故郷にいるチーム全員のために、これらのベルトを守りたかったのです。ですから、ただただ心から感謝しています。今日、私たちはあのようなパフォーマンスを披露することができました」と重圧をかけていたと明かした。
そして最後に5万ドルボーナス獲得に「チャトリさん、本当にありがとうございます。ONEの皆さんありがとうございます。タイ・バンコクの皆さん、ありがとうございます。このように自分の実力を発揮し、成長する機会を与えてくださったことに、心から感謝しています」と語った。
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▼第7試合 ONEフェザー級(-70.3kg)キックボクシング 3分3R〇ニコ・カリロ(スコットランド/Deachkalek Muay Thai Academy/ONEフェザー級ムエタイ世界王者)[2R 2分37秒 KO]※右フック×ジョウ・ジアチャン(中国/Xingwu Innovation Fight Club)
カリロはスコットランド出身。WMOウェルター&スーパーウェルター級王座、ISKAムエタイ世界65㎏級王座などを獲得。2023年4月にONEに初参戦すると、ムアンタイやノンオー、セーマペッチらを相手に4連続KO勝ち。ONE参戦前から合わせると15連勝を飾っていたが、2025年1月のONEバンタム級暫定ムエタイ世界王者決定戦でナビル・アナンに初回TKO負けを喫した。4月にフェザー級に上げるとシッティチャイを左ボディでKOし、11月にルーク・リッシもTKO。2026年2月、シャドウとONEフェザー級ムエタイ暫定世界王座を争い、判定勝ちで暫定王座に就いた(その後、正規王者に)。戦績は30勝(7KO)4敗1分。キックボクシングルールは今回が初。
ジアチャンは今回がONE初出場。武術散打からキックボクシングに転向し、2019年にプロデビュー。20勝6敗。
常に前進してプレッシャーをかけ続け、パワフルな左右の強打と首相撲からのヒザ蹴りを浴びせるカリロに対し、ジアチャンはフットワークを駆使して正確なカウンターを決めることが出来るか。
1R、じりじりと近付くジアチャンに下がるカリロだが、コーナーを背にするとすぐに体勢を入れ替えて左ミドルを蹴る。ジアチャンのロー、ジャブはバックステップでかわし、手を下げた状態からのジャブを突く。さらに左ミドル。サウスポーにカリロがスイッチすると、ジアチャンは右ストレートの連打をヒット。笑みを浮かべたカリロはオーソドックスに戻し、左ミドルを蹴る。
カリロがサウスポーにスイッチすると、一気に前へ出て連打を見舞うジアチャン。カリロも負けじとワンツーで前へ出るが、ジアチャンがワンツー・左右フックで前へ出る。カリロも負けじと右ストレート。サウスポーになると左ミドルを右腕に連打するカリロ。どんどん前に出たジアチャンがパンチをヒットさせて優勢か。
2R、カリロが左ミドルを蹴るとジアチャンはすぐに右ボディストレート。じりじりと前に出るジアチャンを前蹴りで突き放そうとするカリロだが、ジアチャンの顔面前蹴りがヒット。すかさずワンツーで前に出るジアチャンに、カリロも左右のストレートで反撃。右フック、左ボディ、そしてジャブを突くカリロにジアチャンは前へ出てジャブ。
カリロは両足をしっかりと踏ん張って土台を作り、左ボディ、左フックでジアチャンを下がらせると右ストレート、左フックと強打を次々とヒットさせていく。さらに左右ボディで畳み込むとジアチャンは逃げるだけとなり、最後は左ボディからの右フック。ジアチャンは立ち上がることが出来ず、カリロのKO勝ちとなった。
カリロはバック宙を連発して余力をアピールした。
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▼第6試合 ONEバンタム級(-65.8kg)MMA 5分3R×ジャンロ・マーク・サンジャオ(フィリピン/Team Lakay)144.8LBS/1.0203[1R 0分57秒 TKO]〇マルコス・アウレリオ(ブラジル)145LBS/1.0036
「チームラカイ」のヘッドコーチであるマーク・サンジャオの息子ジャンロ・マーク・サンジャオ。ONE3連勝から23年8月にエンク・オルギル・バータルフーにキムラを極められ初黒星も、25年7月にシネチャツガ・ゼルトセトセグに3R リアネイキドチョークで一本勝ち。再起を遂げている。MMA7勝1敗。
“四代目火影”アウレリオは、MMA9勝1敗。26年1月にONEデビューし、カルロ・ブーミナアンに2R TKO負けで初黒星も、26年3月にマウロ・マストロマリーニを2R リアネイキドチョークに極めて再起を遂げている。ファイティングナーズの眼鏡をかけて入場。
1R、サウスポー構えのアウレリオ。オーソのサンジャオはカーフ。アウレリオは左右スイッチ。オーソになるとサンジャオが右カーフを蹴る。しかし、サンジャオの右に、アウレリオはオーソで右フック! ダウンを奪うとそのままパウンドアウト! アウレリオはONE2連勝に。
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▼第5試合 ONE女子アトム級(-52.2kg)キックボクシング 3分3R〇KANA(Team Aftermath/初代女子K-1フライ級王者)114.2LBS/1.0107[判定3-0]×ユー・ヨウ・プイ(中華人民共和国香港特別行政区/KF 1)113.6LBS/1.0083
KANAは小学生で空手を始め、高校・大学時代には陸上でも活躍。2015年9月にプロデビュー。第2代・第4代Krush女子フライ級王座に就き、2019年12月には初代女子K-1フライ級王座に君臨。2023年12月、4度目の防衛戦でアントニア・プリフティに判定で敗れ王座を失った。2024年12月の『ONE Friday Fights 92』でONE初参戦。かねてより対戦を熱望していたアニッサ・メクセンとの試合を実現させたが、判定3-0で敗れ黒星スタート。
2024年1月の2戦目でモア・カールソンを判定で破り初白星。2025年3月の日本大会でONE女子アトム級キックボクシング世界王者ペッディージャーに挑戦するも、判定で敗れた。2025年11月の日本大会ではスタンプ・フェアテックスを判定3-0で破る金星を挙げたが、2026年5月にベロ・ニカとの接戦に敗れた。戦績は23勝(11KO)7敗。
プイは激闘派女子ファイターとして知られ、2023年2月から『ONE Friday Fights』に参戦。5連勝(3KO)を飾り、10万ドルの本戦契約を勝ち取った。『ONE Fight Night』初戦でララ・フェルナンデスを破るも、2024年8月のエイミー・ピルニー戦でKO負けを喫し、ONE初黒星。続くマルティナ・ドミンチャク戦にも判定で敗れたが、2026年3月にスーパーガールことアンナ・ジャルーンサックを初回TKOに破った。
これまでONEでの9戦は全てONEムエタイルールだったが、今回のKANA戦で初のキックボクシングルールに挑む。パンチ主体でガンガン前に出て攻めるタイプだけに、KANAとは噛み合う試合となるだろう。間違いなく激闘となる一戦、KANAは復活勝利を飾ることが出来るか。
1R、勢いよくコーナーを飛び出したKANAはいきなり左ローを蹴り、打ち合いに持ち込む。どんどん前に出るKANAは左カーフ、右インカーフ。ジャブから得意の左オーバーハンドとさらに左右ボディ。サウスポーのプイは後退を余儀なくされるが、ジャブとワンツー。KANAの右ストレートがヒットし、プイはのけ反る。
プイの左右フックにKANAは右ストレートでアゴを上げさせる。プイは顔面前蹴り、KANAが入ってくるとつかんでのヒザを繰り出すがこれは反則。さらに前へ出てワンツーをヒットさせ、バランスを崩したプイに左ハイ。KANAが攻め続けたラウンドに。
2R、いきなり右ハイを蹴ったKANAは中に入っての左右フック。しっかりウィービングで頭を動かしながらのパンチに焦ったか、プイはまたもつかんでのヒザでイエローカード。再開後、左右ボディとヒザを蹴るKANA。プイが連打で前に出ようとすると左右のインロー。頭を振ってプイのパンチをかわすとまたも右ストレートをヒットさせる。
KANAが顔面前蹴り、プイが連打で前へ出るとサイドに回り込んでこれを外す。前に出るプイに左右のロー&インロー、さらにヒザ。KANAが右ミドル2発。距離を詰めるプイに左右ローを蹴るKANAは、距離が出来ると左ミドルを蹴ってすぐに離れる。さらに右ハイから左右フック。プイはつかみからのヒザが目立つ。このラウンドもKANAがヒットを奪った。
3R、左右フックで先手をとるKANAは、プイが前へ出てくるとすぐにバックステップで距離をとりワンツー。プイはまたもつかんでのヒザで2枚目のイエローカード。頭を振りながらワンツー、左右フックを打つKANAは、スウェーでプイのフックを外して再び打つ。ヒザも突き刺す。
右インローからワンツーで前へ出るKANA。プイも手数を止めず左右フックを放つプイに、KANAは頭を振りながら攻撃を返す。左オーバーハンドがクリーンヒット。さらに打ち合いに行くKANAは右ストレートをクリーンヒットさせ、連打でプイを下がらせる。それでも足を止めて左右フックで打ち合いを挑むプイ。KANAも頭を振りながら左右フック、右ハイ。
両者とも最後まで手数を出して攻め合い、あっという間に試合終了のゴング。プイのパンチをかわして右ストレート、左フックをしっかりとヒットさせ、自分の攻撃が活きる距離をキープして戦ったKANAが判定3-0で完勝を収めた。
KANAは「プイ選手はめちゃくちゃタフな相手だったので疲れる試合を想定してずっと練習してきたんですが、疲れてスタミナをロスしました。倒すところまでイメージしていたんですが、そこまで行けなかったんですが勝ちということに感謝したいです」と勝利者インタビューに答えた。
KANAはこれでONE戦績3勝3敗のタイに戻した。
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▼第4試合 ONEフライ級(-61.2kg)MMA 5分3R〇ヴィエト・アンドゥー(ニュージーランド/ベトナム/Auckland MMA)137.2LBS/1.0112[3R 1分23秒 TKO]×ダヴィ・ブランダオン(ブラジル/OCS Jiu-Jitsu)134LBS/1.0116※アンドゥーはフライ級の計量に失敗したため、ブランダオンに賠償金を支払うことでキャッチウェイトにて試合実施。
アンドゥーは、MMA6勝1敗、ONE5勝0敗。ブランダンはMMA6勝0敗。
5歳でベトナムから船でニュージランドに入国したアンドゥーは、ONE Warrior Seriesでパク・テホ、ゴビンド・シンを1R TKO。SFL2勝1敗を経て、ONE Friday Fightsで平山亮、ジャン=クロード・サクラグ、キム・ギョンジュンをいずれもTKOに下している。
ブランダンは、ブラジルマナウスで先住民の血を引くファイター。オークランドMMAとオリバーMMAサウスオークランド出身の29歳。6勝すべてがフィニッシュ勝利。3勝はノックアウト、3勝はサブミッションによるもの。
1R、サウスポー構えのアンドゥーに、ブランダンは右ミドル。アンドゥーは右カーフでブランダンをこかす。組むブランダンは組み際に右アッパー。アンドゥーの蹴り足を掴んで組むが、崩したのはアンドゥー。ブランダンの足をさばいて離れる。
オーソに構えるアンドゥーは右カーフ。ともに左を当てる。ブランダンは左ミドルをヒット。右ハイ、詰めてヒザ、右ボディも。さらに右ミドルで前に。
回るアンドゥーは左ミドルを返す。右のダブルから左ボディ、右ミドル。ブランダンは右ミドルお返すが、アンドゥーはボディ打ちから右、ヒザ、カーフと圧力。サウスポー構えになり右前手フックから回転を上げる。
打ち返すブランダンは右フックを当てるも、アンドゥーは左右ラッシュ。ロープに詰めてのボディ打ちにくの字になる。
2R、左右、左ヒジでダウンを奪うアンドゥー。ブランダンは下から蹴り上げもアンドゥーは両ヒザ着いてのグラウンド状態のため反則でブランダンにイエローカード(ファイトマネー減額)。
左頬をカットしたブランダンはアンドゥーの回復を待つ。インジュリータイムが終わり再開。
右ミドルのブランダンに、アンドゥーはカウンターの右をヒット! サウスポー構えのアンドゥーはガードを下げてかわして左右を突く。ブランダンはアッパーのダブル。オーソで右ボディから左を突くアンドゥーに、ブランダンはロープまで下がる。
右ミドルを打ち返すも身体がくの字のブランダン。左フックのダブルで反撃。ボディ打ちのアンドゥー。ブランダンも右ボディ、右ミドル。アンドゥーは左ハイも、ここでブランダンは左右で前に出てヒジ・ヒザ。互いに消耗するなか、三日月蹴りのブランダン。
残り30秒、アンドゥーも左右フックを返して押し戻す。アンドゥーのローブローで、ブランダンがインターバル。再開。2R、終了。
3R、グローブタッチ。ブランダンのダブルレッグをスプロールしたアンドゥー。立つブランダンのヒザに右フック。ブランダンは首相撲ヒザも、アンドゥーはサウスポー構えから左ボディ、右前手、左テンカオを効かせると、右の連打から左右ラッシュ、右ボディを効かせて左ヒザ、左右ラッシュでスタンドのままロープに詰まるブランダンが動けず、レフェリーが間に入った。
試合後、計量ミスのアンドゥーは「ランダンは若くて本当にタフでした。ただ、どんな相手だったとしても容赦せずに戦います。反則の蹴りをもらってしまって視界が悪くなってしまったけれども回復をしました。ノックアウトするのに時間かかってしまいました。(本来ならボーナスに値するけれどもハイドレーションテストの結果、ウエイトオーバーでした)ハイドレーションのミスをして申し訳ありません。初めてのことで驚きました。そのせいでボーナスをもらえず悔しいけれども、試合を受けてくれたブランダン、ありがとうございます。次はしっかりと計量もクリアをしてボーナスをもらえるように頑張りたいです」と語った。
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▼第3試合 ONEフェザー級(-70.3kg)サブミッション・グラップリング 1R10分〇ルアン・アルバレンガ(ブラジル)151.4LBS/1.0044[判定3-0]×メイラム・マキネ・アルベス(ブラジル/Guigo JJ)154.4LBS/1.0014
9月の再戦。前戦はアルバレンガが判定勝ち。ルアン・アルバレンガは、ブラジル・ミナスジェライス州出身のイラン・ブラジレイロ(アルバレンガの父)の下で柔術の黒帯を取得しており、ニューヨーク市のアライアンス・アカデミーでマルセロ・ガウッシアと長年にわたり共にトレーニングを積んできた。
ノーギのスペシャリストであるルアン・アルバレンガは、茶帯としてブラジルADCCトライアル(2019年)を制覇したことで広く知られるようになった。その後、CBJJブラジル全国大会ノーギ部門優勝(2023年)など、国際ブラジリアン柔術連盟(IBJJF)の大会で数々の重要な勝利を収め、同世代屈指のグラップラーとしての地位を確固たるものにしている。
メイラム・マキネ・アウベスは、ブラジルマナウス出身。ルイス・“ギゴ”・ギレルメの下で柔術の黒帯を取得しており、ロイド・アービンやアルセノール・アウベスの指導も受けて幅広く活動した。ブラジルのマナウス出身のメイラムは、サンパウロを拠点とするチーム、ギゴJJに所属し、色帯時代に名を馳せた。ギゴJJでは、国際ブラジリアン柔術連盟(IBJJF)とアラブ首長国連邦柔術連盟(UAEJJF)のサーキットで、世界選手権、パンアメリカン選手権、南米選手権、ブラジル全国選手権、アブダビ・グランドスラム・ツアーなど、重要なタイトルを獲得した。
メイラムは、IBJJFで複数の世界タイトルを獲得し、フェザー級選手として2024年に同階級で活躍することで、ホイラー・グレイシーが27年間保持していた、同連盟の世界選手権オープンクラスでメダルを獲得した最軽量級選手の記録に並ぶなど、同世代で最も有名な選手の一人となった。
1R、シングルレッグのアルバレンガに下になるアウベスは足関節からトップに。アルバレンガも立ち上がる。組み手争い。首を押さえるアルバレンガはアームドラッグで崩してトップに。右で足越えるアルバレンガは足の戻しに左足でパスでハーフもアウベスは足を戻す。ニーシールドのアウベスは右足を手繰る。アルバレンガは右足にトーホールド狙い。抜いて立つアウベス。
スタンドからいなしてスタンドバックのアルバレンガ。足関節を狙いつつ下になるアウベスに外ヒールを狙いつつ立つアルバレンガ。アウベスも下から足をからめてゴング。ともにキャッチは無し。レスリングで上回ったアルバレンガが先に攻めて判定3-0で勝利した。
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▼第2試合 ONEアトム級(-52.2kg)MMA 5分3R×ナタリー・サルチェード(米国)114LBS/1.0176[判定0-3]〇マグダレナ・チャバン(ポーランド)113.4LBS/1.0053
ナタリー・サルチェードは、MMA4勝1敗の34歳。同級で注目の新星の一人で、米国コロラドを拠点とし、アマチュア時代は5戦無敗。
グアダラハラ出身のメキシコ人の父とエルサルバドル人の母を持ち、父の兵役に伴い家族でカンザス州ジャンクションシティに移住。10代の頃、地元のテコンドー教室でムエタイに出会って以降、長年格闘技から遠ざかっていたサルセドだが、22歳でコロラドスプリングスに移住した際にムエタイに回帰するとブラジリアン柔術にも出会い、ベン・ウェストリッチの指導のもとで黒帯を取得、同時にアマチュアムエタイで12以上の勝利を収め、様々なグラップリングトーナメントにも出場した。
2017年にMMAへと転向し、アマチュアで5勝0敗と白星を重ねるも、プロへの転向は予想外の困難に直面した。新型コロナウイルスの影響でnvicta FCでのプロデビューが2021年8月に延期され、さらに2度目のプロ試合前に前十字靭帯(ACL)手術からの回復という難題に直面した。
格闘技のキャリアを築きながら、2021年にアリゾナ州立大学で心理学の理学士号を取得し、25年はサウスウェスト大学でもスポーツ心理学の理学修士号を取得。プロ3連勝後、2025年9月にONE Championshipアトム級MMA部門に参戦。澤田が3分52秒、腕十字に極めたアラゴンを相手にそれより速い2分42秒で三角十字に極め、タップを奪った。
MMA4戦1敗で、Invicta FCでの判定勝ち以降は、リアネイキドチョーク、腕十字、三角十字での一本勝ち。ブラジリアン柔術黒帯でムエタイのバックグラウンドを持つサルチェードは、オーソからの首相撲を含む思い切りのいい打撃と寝技に長けるが、26年1月の前戦では澤田千優に判定負けで初黒星を喫した。
対する“パワーパフガール”・チャバンは、ポーランド出身でMMA4勝無敗全フィニッシュ(2TKO、2SUB)の26歳。
ポーランド南部クラクフで生まれ育ったチャバンは幼少期からアウトドアスポーツ、陸上競技に取り組み、16歳で友人グループに誘われてMMAジムに。18歳で実家を出て2021年、IMMAFヨーロッパ選手権を前に、チャバンは深刻な精神的危機に陥りうつ病に。トレーニングと並行してレストラン、ホテル、清掃、パーソナルトレーナーとして働き、26年になってようやく生活費を稼げるようになったという。
IMMAF元ヨーロッパアマチュア王者、ジュニア世界チャンピオンのチャバンは、すでに数々の実績を持つエリート選手としてONEに参戦する。クラクフ体育大学で体育学の学士号を取得し、プロ4戦中3戦を早期決着で終わらせている。
1R、ともにオーソドックス構え。先にワンツー、右前蹴りで出るサルチュード。チャバンも左前手のジャブ、左フックを返す。
左から右オーバーハンドのサルチュード。その入りに左から右のチャバン。左フックをヒットさせる。右前蹴りで押し戻すサルチュードだが、チャバンの左で鼻血。右オーバーハンドから首相撲に持ち込むサルチュード。離れるチャバンは左ミドルハイ。その蹴り終わりに組んだチャバンは差してテイクダウンも立ち上がる。立ち際に右を突く。
サルチュードの右に左を突いて四つからテイクダウン。フルガードのサルチュードの立ち際にチャバンは左ハイ。さらに左で前に。
2R、左右の蹴りから入るサルチュード。右ローを蹴って右回り。チャバンは右ストレートとオーバーハンドを打ち分ける。ジャブのダブルから右をガード上に打ち込むチャバン。サルチュードの右の蹴りに左ジャブを突くチャバン。
右前蹴りを腹に突くサルチュード。さらにワンツーにチャバンは内側を突く。サルチュードの右を潜って組むが突き放すサルチュード。サルチュードの右の前蹴りをかわしてボディロックテイクダウンのチャバンだが離れる。
立ち際に左ハイ。サルチュードは組んで首相撲ヒザ。ボディロックテイクダウンのチャバンは左で差すと、サルチュードは外ヒール狙いでゴング。
3R、右目を腫らせたサルチュード。その入りにチャバンは左フックを当てる。右で差してヒザのチャバン。サルチュードも右ヒザ。離れる。サルチュード右からヒザ。しかし組むと崩すのはチャバン。サルチュードは下から外掛け、外ヒール。チャバンは回ってヒザを抜いて立つ。
右から左のサルチュードは前に。右から左で組んだチャバンに引き込んだサルチュード。チャバンはトップからパウンド。足を手繰りにきたサルチュードをがぶり、グラウンドヒザ! 仰向けになるサルチュードにサイドを奪い、グラウンドヒザ。ダースチョークも狙いつつ、バック。両足フックも降りながらパウンド。判定3-0でチャバンが勝利。初の判定での勝利ながら、MMA5勝0敗に。
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▼第1試合 ONEバンタム級(-65.8kg)キックボクシング 3分3R×ドミトリー・コフトゥン(タジキスタン/ロシア/RUS Gym/Sitsongpeenong Muay Thai Camp)144.4LBS/1.0070[判定0-3]〇デニス・ソウザ・ジュニア(ブラジル/Coliseu Fight Club)143.3LBS/1.0091
当初出場が決まっていたエルブルース・オスマノフは負傷のため欠場。代わってコフトゥンがショートノーティスでソウザと対戦することに。 コフトゥンは幼い頃からスポーツや武術に取り組み、極真空手では緑帯を取得。14歳でムエタイを始め、16歳でプロデビュー。2024年8月、ONEに参戦するとフェラーリに判定勝ち。2戦目ではノンタチャイにKOで敗れるが、スーブラック、ソー・リン・ウーに連勝。2025年9月、ランキング入りを懸けてバンタム級4位だったランボーレックに挑んだが、TKOで敗れた。12月に鈴木真治、2026年4月にモハナド・バットブーティ、7月にフェリペ・ロボに判定勝ちで3連勝中。
ソウザは南米チャンピオンに何度も輝いた実績を持ち、通算戦績は16勝2敗。2026年5月に『ONE Fight Night』でONEデビューを果たしたが、ルオ・チャオにスプリット判定で敗れている。
1R、ソウザはサウスポーに構えて左カーフ狙い。サウスポーのコフトゥンは前に出ていつも通りジャブを多用する。ソウザは顔面前蹴りをヒットさせ、後ろ蹴りも繰り出す。
コフトゥンがワンツー、右フックで攻めてくるとオーソドックスに戻るソウザは左フック狙い。コフトゥンの前手の動きと、ソウザの左カーフが目立った。
2Rも右前手を前に突きながら前へ出ていくコフトゥンは距離を詰めると右フック、左ストレート。ソウザは至近距離でボディからのコンビネーションパンチを回転させる。さらに左ボディからの左フック、飛びヒザ蹴りからの左フックと多彩な技を繰り出す。
ソウザが後ろ廻し蹴りを空振りすると場内から歓声が沸く。ソウザの左ボディからの左フック、左アッパーからの右ヒザ、左フックからの右カーフのコンビネーションがヒットし、コフトゥンはこの試合で初めて下がる。ソウザのラウンドだ。
3R、再び前手を突きながら前に出て、左ボディストレートと右フックを打つコフトゥン。ソウザは左右に構えをスイッチし、サウスポーになると左カーフ、オーソドックスになると右ストレートからの左カーフと右インロー。
ソウザの右カーフでコフトゥンは転倒。前に出てワンツーを打つコフトゥンに右ストレートからの左ロー、後ろ廻し蹴りと多彩な技で上中下に攻撃を振り、さらにスイッチも混ぜるというトリッキーな動きでソウザがコフトゥンを翻弄し、判定3-0で勝利した。