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【DEEP JEWELS】日本唯一の女子総合格闘技イベント7年ぶり大阪上陸、メインは赤林檎vsパク・シユン

2019/12/19 12:12
【DEEP JEWELS】日本唯一の女子総合格闘技イベント7年ぶり大阪上陸、メインは赤林檎vsパク・シユン

赤林檎が7年ぶり大阪大会のメインを飾る

2019年12月22日(日)大阪市立阿倍野区民センター大ホール『skyticket Presents DEEP JEWELS 27』の全対戦カード&試合順が決定した。今大会はDEEP JEWELSの前身であるJEWELSが2012年5月に開催して以来、約7年ぶりの大阪での開催となる。

 メインイベント(第6試合)は、赤林檎(フリー)vsパク・シユン(韓国/M.O.B)に決定。


 赤林檎は日本拳法をバックボーンに持ち、キックボクシングの試合経験もあり長いリーチから繰り出す打撃を武器とする。2018年8月『DEEP』に初参戦し、渡辺華奈に敗れるも序盤に強烈な右ストレートをヒットさせてあわやの場面を作り出した。その後はDEEP JEWELSを中心に活躍し、ジェット・イズミ、アミバ、山口さゆり相手に3連勝。9月大会では杉山しずかに挑み、熱闘を展開したが最後は腕十字で敗れた。

 今回はパンチ&ローキックを主体とする、同じストライカーのシユンと対戦。右のパンチを思い切り振って来るシユンとは打撃戦が予想される。


 セミファイナル(第5試合)はDEEP JEWELS KICKルールのNJKFミネルヴァ日本アトム級王者・百花(魁塾)vsローマニー・センチャイ(タイ)。

 百花は中学2年生でキックボクシングを始め、2010年12月にプロデビュー。2012年5月に『JEWELS』で行われたキックルールトーナメントで優勝して注目を浴びた。東京と大阪で試合経験を積み、2017年9月にミネルヴァ日本アトム級王座を奪取。2018年11月のRISEではプロ2戦目の那須川に判定2-0でプロ初黒星を付けた。11月の『RISE GIRLS POWER』ではその那須川にリベンジを許したが、バチバチの打ち合いを展開して見せた。

 ローマニーはWMC世界王座を保持したことがあり、百花にとっては初のムエタイ戦士との国際戦となった。


 第4試合は古瀬美月(Y&K MMA ACADEMY)とパンナコッタみのり(UBF)が対戦。

 古瀬は柔道をバックボーンに、AbemaTV『格闘代理戦争3rdシーズン』女子トーナメントでは現在『RIZIN』で連勝中のあいから腕十字で見込み一本勝ちを奪い、決勝では現在『ONE』で連勝中の平田樹に敗れるも準優勝。長い手足を活かした打撃も武器とし、2019年に入ってからは5月に樋田智子に判定勝ち、6月は富松恵美に一本負け、9月は坂本美香にTKO勝ち、そして前戦10月21日の後楽園大会では、KAIに判定勝ちするなどハイペースで試合を行ってきた。2019年を勝利で締めくくれるか。

 パンナコッタみのりはMMA1勝2敗、大阪を拠点に開催されているACFの女子部門を主戦場としている選手。2018年12月の「GRACHAN 37 x GLADIATOR 8」では沙弥子と対戦し判定で敗れたものの、沙弥子の腕十字を凌ぎ、オーソドックスからスイッチしての打撃で反撃するなど、0-2のマジョリティ判定まで持ち込んでいる。

 本戦6試合に加えて、女子格闘技の明日を担う新人選手の試合がオープニングファイトで6試合組まれており、全12試合が行われる。15日の『DEEP 93 IMPACT』でDEEP女子フライ級王者しなしさとこをTKOに破ったにっせーもDEEP JEWELSアマチュア出身であり、第二のにっせーが現れるか。

 なお、今大会は恒例となっているYouTubeでの生配信は行われない。

◆全対戦カード&試合順はこちら

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