MMAでは初の国際戦、強敵を相手に必勝を誓う青野
2019年12月15日(日)東京・大田区総合体育館『DEEP 93 IMPACT』に出場する、青野ひかる(ストライプル新百合ヶ丘)。
青野は日本大学レスリング部出身。全日本社会人選手権48kg級優勝、全日本学生選手権48kg級優勝など女子レスリングで数々の実績を持ち、山本美憂との対戦経験もある。2017年12月にMMA転向後は2018年3月から3連勝も、2019年3月にベテランの富松恵美にリアネイキドチョークで一本負け。しかし、同年6月の檜山美樹子戦、9月の古澤みゆき戦と連続一本勝ちを収めた。
そして今回は、ハム・ソヒの妹分にして富松恵美を降しているパク・シウ(韓国)との大一番を迎える。
パク・シウについて青野は「昨年のDEEPで富松選手に勝利していて強豪なのは間違いありませんが、その中でも打撃のスキルの高さとフィジカルの強さが際立っていたと思います」と評し、「この試合に勝つために練習以外にも、体重や栄養管理など徹底してきました。ケージでの試合なので、壁レス(壁をケージに見立てて行うレスリング)の練習にも力を入れてきました。あとは打撃が上手な選手なのでその辺りも頭に入れて練習しています」と、万全の状態と対策を立てて臨む構え。
この試合後に見据えていることは「パク選手に勝って次はタイトルマッチに挑戦したいです。勝てば周りも挑戦者として認めてくれる、そういう試合だと思います。一本決着を狙います、必ず勝ちます。まずは目の前の試合に勝って来年にベルトを巻きたい。ベルトを取ったらまた次の目標が見えてくると思うので、まずはそこを目指します」と、2020年のタイトル挑戦を目指す。
「とにかく次の試合でしっかり勝って、来年一発目の試合でタイトルマッチに挑戦したいです。そして勝ってベルトを獲りたいです。チャンピオンになってJEWELSを代表して活躍できる選手になりたいと思います。自分ならできると信じています」と、自分を信じて突き進むつもりだ。
ピカチュウ大好きな青野。ニックネームは“ヒカチュウ”
そんな青野に休日の過ごし方を聞くと「ポケモンGOをやりにいろんなところを歩き回っています。新宿は特にポケモンが多いです。よく戦ってます(笑)」という。
また、自身のパワースポットについて聞くと「地元が静岡なので、試合が終わったりしたタイミングで数日帰ったりしています。海も山もあり適度に都会の場所もあり、心地よく大好きな場所です」と、地元で鋭気を養うと答えた。