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【QUINTET】「Team UFC」がお膝元ラスベガスで優勝! 「Team PRIDE」は1回戦敗退。先鋒で五味隆典がオマリーに一本負け。桜庭は大将戦ドロー=写真追加

2019/12/13 00:12

スーパーファイトにはMMAを通過していないグラップリングのスペシャリストたちも登場。

▼スーパーファイト
〇ゴードン・ライアン(米国)
[1分07秒 ヒザ十字]
×アレクセイ・オレイニク(ロシア)

なかでもADCC2019無差別級世界王者のゴードン・ライアン(米国)の出場は見逃せない。ライアンは、ADCC2019無差別級で、ペドロ・マリーニョ、ゲイリー・トノン、ラクラン・ジャイルス、“ブシェシャ”ことマーカス・アルメイダといった強豪を破り世界王者に輝いた。2018年10月の「QUINTET 3」ラスベガス大会でQUINTETルールも経験済みで、クレイグ・ジョーンズ(RNC)、ヴィトー・シャオリン・ヒベイロ(腕十字)、グレゴー・グレイシー(腕十字)にいずれも一本勝ちするなど猛威を振るっている。

対するアレクセイ・オレイニク(ロシア)はコンバット・サンボで2度世界王者となり、MMA57勝のうちサブミッションで45勝、うちエゼキエルチョーク(ノーギの袖車絞め)で11勝、ネッククランクで5勝という特異なMMAグラップラーだ。MMAではミルコ・クロコップやマーク・ハント、ジェフ・モンソンらにいずれも一本勝ちを収めている。

最初に引き込んでベリンボロ、あるいはレッグドラッグに行ける体勢を取るゴードン。

レッグドラッグを選択したゴードンは、ニーバーを狙いつつトップポジションをキープ。パスガードかニーバーかのダブルアタックでトップキープ。その手にオレイニクは腕固めを極めにいくが、ゴードンはオレイニクの両足をヒザ上に乗せ、サドルロックの形からニーバーに。足首を掴み逃げられなくしたところで、一気に極めて壊しにいかずにオレイニクのタップを待って一本勝ち。

▼スーパーファイト
〇クレイグ・ジョーンズ(豪州)
[2分13秒 リアネイキドチョーク]
×フレジソン・パイシャオン(ブラジル)

レイグ・ジョーンズ(豪州)が、UFCダナ・ホワイト代表の子供たちも指導したフレジソン・パイシャオン(ブラジル)と対戦。

モンジバカの名手パイシャオンはずいぶん増量した姿を披露。ジョーンズはシッティングガードから。トップからパスを狙うパイシャオンを脇下から煽りスイープしたジョーンズは、パイシャオンのフットロックを外してバックテイク。両足で4の字ロックを外してパイシャオンの右手を外側から巻き込んでから、リアネイキドチョークを極めた。

▼女子スーパーファイト
×シンシア・カリーロ(米国)
[0分17秒 アンクルロック]
〇ダニエル・ケリー(米国)

ポケットがついたパンツを使用し止められたカリーロ。テープで止められる。

試合早々にシッティングガードからカリーロの右足を掴んだケリーは、ストレートフットロックへ。2回、横回転したカリーロだが、ケリーはうつ伏せになって極めた。17秒、秒殺勝利!

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