2019年12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催される「RIZIN.20」にて、マネル・ケイプ(アンゴラ)と対戦する朝倉海(トライフォース赤坂)が12月12日、所属ジムで公開練習を行った。
2分のシャドーを行った海は、続く囲み取材の冒頭で、RIZIN広報からの「今年1年を振り返って1文字の漢字で表してほしい」との年の瀬恒例(※2019年の「今年の漢字」は「令」)のリクエストに、「ムチャ振りですよ。小学生以来、書いていないから」と苦笑しながらも、「挑」の文字を揮毫。
その意味を「とにかく今年1年を振り返ると挑戦の1年だった。世界王者の堀口(恭司)選手に挑戦し、みんなに無理だと言われていることを覆して勝てたんですけど、まずそこから始まって、10月の(佐々木)憂流迦選手との試合も、大晦日の(堀口との)対戦が決まっているなかでの試合だったので、やる必要はなかったんですけど、そこも挑戦していい結果がついてきた。あとは、YouTubeとかも始めて、いろいろな新しいことに挑戦しました。とにかく挑戦を続けた1年だったなと。そして最後も大仕事が待っているので、そこも挑戦です。追われる立場になったとしても勝ち方や見せ方で常に挑戦なので」と、語った。
1年前の2018年の大晦日には、午前中に行われた「RIZIN 平成最後のやれんのか!」の第4試合で戦っていた(ムン・ジェフンとの再戦で判定勝利)海。1年後の2019年の大晦日は、メイン扱いでの試合が期待されている。
ここまでの飛躍を1年前に想像できていたか、の問いには、「ここまでとは正直思っていなかったですね。でも、1年あればこれだけ変えられると証明できたのかなと思います」と、結果を出して飛躍を遂げたことに自信を見せた海。
続けて、「試合順はメインにしてもらいたいですね。メインは俺に任せてもらいたいと思います。僕の試合で今年を締めくくりたい。それにふさわしい試合を見せられる自信があるので、ぜひメインを任せてほしいと思います」とアピールした(※続報あり)。