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レポート

【BOM】“ムエタイ才女”伊藤紗弥が圧勝で1年ぶりの復活、5大タイトル戦は4階級で王座移動

2019/12/08 16:12

▼第5試合 WMC日本スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R
×MAIKI FLYSKY GYM (FLYSKY GYM/王者)
判定0-2 ※48-49.49-49、48-49
〇加藤有吾(RIKIX/挑戦者)
※加藤が新王座に就く。


 両者は過去に対戦し、加藤が勝利している。

 1R、サウスポーからミドルとローを蹴るMAIKIに加藤はパンチを返していく。序盤は見ていたMAIKIが後半は蹴りを当てに行き、加藤は入りにくそう。


 2R、序盤はMAIKIが左ミドル&左ローでペースを握るが、中盤からは加藤が必ず連打でパンチを放ちヒットを奪っていく。前へ出るのは加藤。

 3Rも左の蹴りを上中下と蹴り分け、左ストレートも突き刺してくるMAIKIに、加藤は組んでの投げで応戦。加藤の左フックが連続ヒットするも、MAIKIはすぐに蹴りで反撃。


 4Rは試合が大きく動いた。加藤の右ストレート、左フックがヒットし、加藤がラッシュ。MAIKIもヒジを打ち返すが加藤は連打からの投げで優勢を印象付ける。

 5R、逆転を狙って前へ出るMAIKIに加藤は苦しそうな表情を浮かべながらも下がってパンチを出す。それでも時折連打を出して左フック、右ストレートをヒットさせ、最後もラッシュをかけて試合終了。判定2-0で加藤が勝利、師匠である元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者・石井宏樹がその腰にベルトを巻いた。


 加藤はマイクを持つと「MAIKI選手は本当に強くてぎりぎり何とか勝てました。今日みたいな試合ではまだアレですが、最近仲良くなってしまったんですが朝陽選手とやってみたいです。今の実力ではダメですがいつか朝陽選手とやってみたいです」と、朝陽・PKセンチャイジムへの対戦に名乗りをあげた。

▼第4試合 WMC日本フェザー級タイトルマッチ 3分5R
〇佐野貴信(創心會/王者)
判定3-0 ※49-47×3
×松本龍斗(京都野口ジム/NJKFフェザー級王者/挑戦者)
※佐野が初防衛に成功。


 1R、佐野は得意の右ミドルから右ローに手応えを感じた様子。松本はローを返しつつ、右ヒザを放つ。

 2R、佐野は右ローと左フック&右ストレートで自分の距離を保ちつつ攻める。松本は離れては不利と見たか、組んでのヒザ蹴り。


 3R、前に出て組んでくる松本に佐野は前蹴り、左ミドル、右ストレートで迎え撃つ。両者とも手数は少なめ。

 4Rも下がって距離を取る佐野と前へ出て蹴りながら組みに行く松本。佐野は足払いでコカしに行き、松本は右ストレートをヒットさせる。


 5R、佐野は左右ミドルと前蹴りで距離を取り、松本の蹴り足をキャッチしてコカす。松本はどんどん前へ出てヒジから組んでのヒザ。残り30秒で松本が左目まぶたをカットすることに成功し、佐野は流血するが蹴り続け、判定勝ちで初防衛に成功した。


 佐野はマイクを持つと「3日後、僕は誕生日なんですが、お父さん、お母さん、僕を頑丈な身体に産んでくれてありがとう」と両親にお礼を言った。

▼第3試合 WMC日本 スーパーバンタム級 3分3R
△大野貴志(士道館 新座支部/WMC日本スーパーバンタム級王者)
ドロー 判定1-1 ※28-29、29-28、29-29
△昭彦(尚武会)

▼第2試合 WMC日本ミニフライ級 3分3R
×中野伊織(ウォーワンチャイプロモーション)
判定0-3 ※28-29×3
〇天馬(WSR)

▼第1試合 WMC日本スーパーフェザー級 3分3R
△大滝真吾(レンジャージム)
ドロー 判定0-1 ※28-29、29-29、29-29
△聡之晟 (TSK japan)

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