▼セミファイナル DEEP☆KICK-60kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
×津留純平(FASCINATE FIGHT TEAM)
KO 2R 1分9秒
〇荒尾彰(OISHI GYM)
※荒尾彰がトーナメント決勝に進出。

セミファイナルは津留純平と荒尾彰によるDEEP☆KICK-60㎏挑戦者決定トーナメント準決勝が組まれた。津留は過去に3度もDEEP☆KICKのトーナメント出場経験があるものの、いずれも準決勝敗退と苦い汁を呑まされている。今回は″4度目の正直″ともいえる挑戦だった。

対する荒尾は九州の大手銀行マンだったが、その職を辞してまでキックに懸ける25歳。会場では今年3月まで面倒を診てもらっていた九州時代の師である・石井要エシンディコンジャパン代表と現在の師・OISHI GYMの大石陽一郎代表と仲良くスリーショットに収まる場面もあった。OISHI GYMに移籍したのは、名古屋店勤務になったからだ。

試合開始早々、試合の主導権を握ったのは津留の方だった。左ジャブでリズムを掴み、左ボディブローやテンカオを荒尾のボディに突き刺していく。続く2Rも津留のボディ攻撃が冴え渡っていたが、そうした最中荒尾は「左」を一閃。この一撃を思い切り食らった津留は立ったまま試合を止められた。

荒尾の大逆転ともいえるKO勝ちに応援に駆けつけた一貴と孔稀の大﨑兄弟らOISHI GYM勢は大喜び。ちなみに彼らは前日東京でRISEに出場した仲間の応援をしたのち大阪に移動し、NJKFの大会に出場した同門に声援を送ったうえでのDEEP☆KICKの会場入りだった。この熱こそがOISHI GYMの好調の原因なのか。

試合後は12月6日、決勝を荒尾と争う細濱辰がリングイン。「決勝は絶対バチバチに打ち合いましょう」と宣戦布告すれば、荒尾も「覚悟を持っているのは僕の方。いい試合をしましょう」とさわやかにやり返す。こういう試合が一番荒れる。




