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【新日本キック】団体対決に燃える両者、勝次「恥じない良い試合を」丹羽「生き様と魂がぶつかる試合を」

2019/12/07 19:12
【新日本キック】団体対決に燃える両者、勝次「恥じない良い試合を」丹羽「生き様と魂がぶつかる試合を」

REBELS王者の丹羽(左)とWKBA世界王者の勝次が団体を背負って激突

2019年12月8日(日)東京・後楽園ホールで開催される新日本キックボクシング協会『SOUL IN THE RING CLIMAX』の前日計量が、7日(土)都内にて16:00より行われた。


 メインイベント(第11試合)の団体対決63kg契約(ヒジ打ちなし)3分3Rで対戦する、WKBA世界スーパーライト級王者・勝次(藤本ジム/新日本キックボクシング協会)とREBELS63kg級王者・丹羽圭介(TEAMニワールド/REBELS)は共にリミットちょうどの63.0kgで計量をパス。


 一発で計量をパスした丹羽に対し、勝次は最初の計量で63.25kg、2度目で63.05kg、3度目でようやくパス。最初の計量から短い時間でパスしたが、寒さのためか思うように落ちなかったようだ。

 勝次は「一発で計量をパスできずすいません」と謝り、「新日本キックボクシング協会は今数ある団体の中で一番歴史のある団体です。そこで僕は目黒ジムの系譜を継ぐ藤本ジムに所属しています。目黒ジムはキックボクシング発祥のジムであり、僕はそこに所属しています。それに恥じないようにいい試合をして、新日本キックにはいい選手がいっぱいいることをアピールしたいと思います。また、WKBA世界タイトルを獲ったばかりなので、それにふさわしい試合を見せたい」と、藤本ジムと新日本キックの歴史を背負った戦いを見せると宣言。


 丹羽も「REBELSの王者としてベルトの価値を高める、生き様がぶつかり合う試合だと思っています。勝次選手は尊敬するファイターなので 魂がぶつかる、向上できる試合ができると期待しています。新日本キックに道場破りをするつもりで覚悟を決めて戦います」と、アツい意気込みを語った。


 また、計量終了後には新日本キックボクシング協会の伊原信一代表がマイクを持ち、「藤本会長は私の1人だけの先輩です。明日をもって藤本ジムを辞めます。心ある人たちが藤本会長を送り出したいと思っています。明日は熱い心でいい試合をしてください」と、闘病中の藤本勲会長のためにいい試合をと選手たちにメッセージを送った。

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