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【新日本キック】緑川創「激闘になる」3週間のスパンで強豪2人に勝ち「完全復活したい」

2019/12/07 18:12
【新日本キック】緑川創「激闘になる」3週間のスパンで強豪2人に勝ち「完全復活したい」

強豪タイ人との2連戦に挑む緑川(右)。ガムライペットの身体つきを見て激闘を予感

2019年12月8日(日)東京・後楽園ホールで開催される新日本キックボクシング協会『SOUL IN THE RING CLIMAX』の前日計量が、7日(土)都内にて16:00より行われた。


 スペシャルメインイベント(第12試合)WKBA世界スーパーウェルター級タイトルマッチ3分5Rで対戦する、王者・緑川創(藤本ジム)は69.80kg、挑戦者ガムライペット・アヨタヤーファイトジム(タイ)は69.60kgでそれぞれ計量をパス。

 緑川は「今回3週間前に岡山で試合させてもらって、明日、防衛戦をします。防衛戦というつもりよりも、まずはこの強い相手に勝って完全復活という形を目標にしているので全力で頑張ります」、ガムライペットは「明日のタイトルマッチでチャンピオンになります」と、それぞれ意気込みを語った。


 11月17日に行われたイノベーション岡山大会でS-BATTELミドル級王者チューチャイ・ハーデスワークアウトジムと対戦し、判定勝ちしている緑川。3週間という短いスパンでの試合となったが、「昔は2~3週間間隔でやったことがあります。今回は3週間で2試合して、強敵2人に勝つという自分の覚悟を見ていただきたいと思います」と自らに試練を課している。


 緑川は「今回は減量もうまくいきました。3週間前に試合をした時も怪我があまりなかったのでいい調整ができたかな。試合間隔が空いてしまって(6月のラジャダムナンスタジアムタイトルマッチ以来)、11月は堅くなってしまいました。昔みたいに倒しに行きすぎて空回りしていたんですが、それが逆に昔の持ち味がいい意味でも悪い意味でも出た。今回はそれがいい方向に向かってくれれば。みっちり練習はできているのでいけると思います」と、キャリアを積んで培った部分と昔の良かったところが上手く融合できれば、と答えた。


 ガムライペットを初めて見た印象は「タイ人は足を見れば分かると言いますが、見てすぐに硬そうなスネだなって思いました。いい身体をしているし、顔つきもいい。予想通り強い相手だと思います。試合映像も見ましたが、アグレッシブだし、激闘になると思う。僕も下がらず3週間で2勝するという覚悟を見せて完全復活したい」と、強い相手ということが分かったという。


 どのような勝ち方をすれば完全復活と思えるかとの問いには「欲を言えば倒して勝つですが、今回短いスパンで強豪2人に勝つことを自分の中のテーマにしています」と、とにかく強豪タイ人を相手に2勝することが完全復活だと定めた。

 そして「これに勝って完全復活して、来年から自分のストーリーをもう一度作っていきたい」と2020年につなげたいと話した。

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