今年RISEとNJKFの二冠王となった基康が三冠目に挑む
2026年11月1日(日)東京・後楽園ホールにて開催されるニュージャパンキックボクシング連盟『NJKF×CHALLENGER 15』の全対戦カードが発表された。
メインイベントはWBCムエタイ日本スーパーウェルター級(-69.853kg)王座決定戦3分5Rとして、同級1位・基康 (TAKEDA GYM)と同級6位・松山翔 (TFG EVOLVE)が対戦。

基康(旧リングネームはモトヤスック)は2020年1月、治政館の同門・政斗と初代王座決定戦を争いジャパンキックボクシング協会ウェルター級王座に就いた。2021年8月に当時のミドル級トップクラスの緑川創に挑むも完敗。強烈な右ストレートと左フックを武器に、2022年9月にはWMOインターナショナル・スーパーウェルター級王座も獲得。
2023年3月には初参戦のRISEでトップランカーの憂也を延長戦で破り、10月にはRISEで元ラジャダムナン王者のT-98にも勝利と連勝街道を驀進していたが、2024年4月の『RWS』でサジャド・ヴェナムムエタイにTKO負けで連勝はストップ。さらに7月のジェット・ペッマニー戦、10月のサモ・ペティ戦と外国人に3連敗を喫し、2025年5月に髙木覚清にも敗れた。
心機一転、TAKEDA GYMに移籍して2026年2月、NJKFに参戦してクンタップにTKO勝ち。4月には高橋幸光からも勝利を収めると、6月に憂也との再戦を制して第6代RISEミドル級(-70kg)王座に就いた。9月には岩本光太郎との王座決定戦を制し、NJKFスーパーウェルター級(-69.85kg)王座との二冠王に。戦績は22勝(11KO)9敗1分。
松山は26歳で空手を始め、33歳でプロキックボクシングデビュー。2023年6月、モハン・ドラゴンとの激闘を制し第4代MA日本スーパーウェルター級(-69.0kg)王者に。2025年7月の初防衛戦では降旗健嗣に惜しくも敗れたが、降旗が引退&王座返上したことを受け、2026年5月の王座決定戦で西田浩樹に勝利して王座に返り咲いた。
基康は武田幸三直伝の超合筋ローキック、松山は菅原忠幸直伝の鋼鉄のローキックをそれぞれ武器としており、ローキック対決が見ものとなる。

セミファイナル(第9試合)はNJKFバンタム級(-53.52kg)タイトルマッチ3分5Rで、王者・山川敏弘(京都野口ジム)が同級1位・永井雷智(VALLELY)の挑戦を受けての防衛戦。
山川は2025年11月、嵐にTKO勝ちで王座に就いた。2025年を2勝2KO無敗で終えると、2026年は3月にエイジに判定勝ち、5月と9月はKNOCK OUTに乗り込み蒔・センチャイジムにKO勝ち、心直に判定勝ちと連勝している。14勝(8KO)11敗2分。
永井は2025年9月に無敗のままフライ級1位まで駆け上がり、フライ級王者・西田光汰への挑戦が決まっていたが怪我により欠場。2026年6月、中島との次期挑戦者決定戦では開始13秒で永井の打撃が後頭部に当たり、中島が試合続行不可能となったためノーコンテスト。9月の再戦で中島に初回TKO勝ちで挑戦権を手にした。9勝1分1無効試合と無敗。

第8試合は56kg契約のスーパーファイト3 分3R延長1Rで、HIROYUKI (RIKIX) が元WMC 世界バンタム級王者チョークディー・PKセンチャイジム (タイ/PKセンチャイジム) と対戦。
HIROYUKIは目の良さと身体能力の高さを活かし、打たせずに打つ試合が持ち味。時折、派手な蹴り技も見せる。新日本キックボクシング協会の第6代日本フライ級王者&第12代日本バンタム級王者。RIKIX移籍後は様々な団体に参戦して活躍。11月の『Bigbang』で板橋武留を98秒でハイキックKOし、Bigbangバンタム級王座に就いた。
2024年8月にONE初参戦を果たすとシンサンパーを1R1分28秒、左フックでKOしてみせたが、10月の2戦目ではプラカイペットに惜敗。12月には3戦目に臨んだがパデッスクに初回KO負けを喫した。2025年12月、ペッダムから3度のダウンを奪っての初回TKO勝ち。2026年10月にはケビン・オイエルビデスを2RでKOし、ONEでの戦績を3勝2敗とした。
チョークディーは激闘派としてタイで人気を誇った選手で、これまでの死闘で縫った針の数は顔だけで170針以上。2017年12月の『BOM』で初来日し、2018年9月にはWMC世界バンタム級王座決定戦で一撃KO勝ちで世界王座に就いた。2019年2月のKNOCK OUTでは大﨑一貴にも勝利している。2024年6月、4年ぶりの試合で壱・センチャイジムに3R TKOで敗れた。

第7試合の75kg契約スーパーファイト3分3R延長1Rには、MIKE JOE (BATTLE FIELD、TEAM J.S.A) が初参戦。TOMO JANJIRA (ジャンジラジム)と対戦する。
JOEは184cmの長身を誇り、左右にスイッチするムエタイファイター。2020年から2023年はK-1に出場し、2勝1敗。第4代Bigbangスーパーウェルター級(-69.8kg)王座、WPMFインターコンチネンタル・ミドル級(-71.575kg)王座、WMCインターコンチネンタル・ミドル級(-72.57kg)王座、BOM OFGミドル級(-72.57kg)王座を獲得したベルトコレクター。
TOMOは2023年にプロデビューすると、NKB、NJKF、STRIKE NEXUS、KROSS×OVERなど様々なリングで経験を積んできた。

第6試合NJKFフェザー級3分3R延長1Rでは、大田一航 (新興ムエタイジム) が中島大翔 (GET OVER) と対戦。
大田は「一航」のリングネームでNJKFをホームリングに、様々な団体に出場。兄の大田拓真とともに、NJKFをけん引してきた。2023年は1月と12月にBigbangスーパーバンタム級王座を防衛。2024年初戦のNJKF2月大会では真琴に判定で敗れ、NJKFスーパーバンタム級王座を逃した。
兄の拓真に続いて4月にONE FF初参戦を果たしたが、ペットナムコンに飛びヒザ蹴りでダウンを奪われての黒星デビュー。7月の2戦目ではBM・フェアテックスから2Rに右ストレートでKO勝ち。2025年3月のONE FFでペットパタヤに判定負け。2026年2月にNJKFでヌアシラーをローキックでKOすると、4月のONE FFではパヤクルトを右ストレートでKOした。戦績は21勝10敗2分。
中島はNJKF、全日本キックで活躍した中島稔倫の長男。NJKF以外にもホーストカップ、ジャパンキックで活躍し、2026年8月の『MuayThai Super Fight』ではJ-NETWORKとMAの二冠王・一仁と引き分けている。





