キックファン待望の一戦が実現する
2019年12月29日(日)、31日(火)にさいたまスーパーアリーナにて開催される「BELLATOR JAPAN」(29日)および「RIZIN.20」(31日)の追加対戦カード発表記者会見が、昨日に続き12月5日(木)都内にて行われた。
昨年はフロイド・メイウェザーとメインイベントで対戦し、主役となったRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)の参戦が正式に決定。そしてその相手はKNOCK OUTスーパーバンタム級王者・江幡塁(伊原道場/新日本キックボクシング協会)となった。3分3R延長1Rありの特別ルール、56.0kg契約、ヒジ打ちは禁止。
キックボクシングファンが待ち望んでいた一戦が大晦日の大舞台でついに実現する。江幡は双子の兄・睦とともに江幡ツインズとして知られ、新日本キックボクシング協会のエースとして活躍。軽量級日本最強との呼び声も高く、新日本キックボクシング協会日本バンタム級王座とWKBA世界スーパーバンタム級王座に続き、今年8月にはKING OF KNOCK OUTスーパーバンタム級初代王座決定トーナメント優勝で3本目のベルトを巻くことになった。
兄弟揃ってワンツー&ローキックを主軸とした高い攻撃力を持ち、戦績は40勝(21KO)1敗3分。2017年12月、KNOCK OUT初登場を果たした際、テレビ解説を務めていた那須川に「機会があれば対戦しましょう」と直接言葉をかけたこともある。また、KNOCK OUTトーナメントで優勝した際には那須川戦について聞かれ「「今、キックボクシングを引っ張っている存在であり、メディアにも多く出ていて、キックボクシングを盛り上げている存在であると思う」と話し、「そういう選手たちと交わっていけば、やっぱり盛り上がるんじゃないかなと思っています。今回、KNOCK OUTのベルトを獲って、発言権であったり代表として戦うこともできると思う」と話していた。
会見で那須川は「皆さん、江幡選手に幻想を抱いているかもしれませんが、僕が大晦日らしくぶっ倒します」とKO宣言。江幡は「キックボクシング伝統のスタイルでぶつかります」と宣言した。
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