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【RIZIN】シェイドゥラエフがAJマッキーに判定勝ちで大晦日 秋元強真戦へ。朝倉未来が青木真也をパウンドアウト、平本蓮がダウトベックにスプリット判定勝ち、サトシが野村に判定勝ち、斎藤がYA-MANを下す、ケラモフが高木をTD、クジュティナがRENAにギロチン極める、メイソンがベイノアに判定勝ち

2026/09/10 11:09
 2026年9月10日(木)、京セラドーム大阪にて『超RIZIN.5 浪速の超復活祭り』(ABEMA PPV配信)が開催された。ドームには4万8千968人の観衆が詰めかけた。  メインのW王座戦は「RIZINルール」。現在のRIZINの判定システムの『デュアル・マストシステム』とは、「世界標準の『10点法』を取り入れつつ、『最後までフィニッシュを狙う姿勢』を評価する仕組み」。  第一基準は「ラウンドごとの結果の差(GAP)を「10点法」で評価。ジャッジは瞬間的なアクションではなく、ラウンド終了時に相手の戦闘能力をどれだけ低下させたかという結果の差(GAP)を評価する。  そして第二基準が、もし判定が同点なら「3Dトータルマスト」で決着する。合計スコアが同点(ドロー)になった場合、第二基準が発動し、各ラウンドの根拠となった3D(Damage5点、Dominance3点、Duration2点)の配分値を試合全体で合計し、必ず勝者を決定する。単なるポジションキープ、コントロールのみでは評価されず『ダメージ至上主義』が徹底される、というもの。 ▼第8試合 RIZINフェザー級(66.0kg)タイトルマッチ&PFLフェザー級王座決定戦 5分3R ※RIZIN MMAルール ※選手名から前戦〇ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)20勝0敗 66.0kg ※直前インタビュー[判定3-0] ※30-27×3×AJ・マッキー(米国)25勝3敗 65.95kg ※直前インタビュー※シェイドゥラエフがRIZIN王座4度目の防衛成功、PFL王座獲得 レフェリー:ジェイソン・ハーゾグジャッジ:ブライアン・マイナー 30-27 (1R 10-9/ 2R 10-9/ 3R 10-9)長瀬達郎 30-27 (1R 10-9/ 2R 10-9/ 3R 10-9)植松直哉 30-27 (1R 10-9/ 2R 10-9/ 3R 10-9) 【見どころ】どうなる? AJ vs.シェイドゥラエフ  RIZINフェザー級(66.0kg)タイトルマッチ&PFLフェザー級王座決定戦。シェイドゥラエフとAJが、2つのベルトを賭けて戦うメインのルールは「RIZINルール」の5分3Rと発表された。ユニファイドの145ポンド(65.8kg)ではなく、RIZINフェザー級の66.0kgで行われる。  19戦無敗のシェイドゥラエフは、24年6月にRIZIN初参戦。武田光司を1R リアネイキドチョークで極めると、9月に体重超過のアーチュレッタにも1R 腕十字で連続一本勝ち。大晦日、久保優太を完全ドミネートしてTKO勝利。25年5月、RIZIN4戦目でベルトに挑戦、クレベル・コイケを1R僅か62秒でTKOし王座を奪取した。  9月の『RIZIN.51』では、挑戦者ビクター・コレスニックを1Rわずか33秒、TKOで退けての王座初防衛に成功。大晦日には朝倉未来を同じく1R2分54秒でTKO。26年4月の前戦では久保優太と再戦し、1Rでパウンドアウトしている。19勝は7KO・TKOと12の一本勝ちで全試合をフィニッシュ勝利している。  AJは、22年10月のスパイク・カーライル戦からライト級に転向。ホベルト・サトシ・ソウザ、シドニー・アウトロー、クレイ・コラード相手に4連勝も、24年10月のポール・ヒューズ戦でスプリット判定負け。  25年7月の次戦で当時11勝1敗のアフマド・マゴメドフとの試合からフェザー級に戻し、アダム・ボリッチ(当時20勝3敗)、サラマット・イスブラエフ(当時10勝0敗・全フィニッシュ勝利)にいずれも判定勝ちでフェザー級での強さを見せている。  両国国歌斉唱。場内から「ラジャブアリ」コールも。  1R、サウスポー構えから入るマッキー。シェイドゥラエフはオーソで右インローをヒット。圧力も、マッキーは右サイドキック。右ジャブのマッキー。左で飛び込むシェイドゥラエフに右から左フックでフラッシュダウンを奪う。  戻すシェイドゥラエフの右ローに右を合わせたマッキー! しかし、シェイドゥラエフはワンツーから詰めて右ロー。左ミドルで押し戻すマッキーに、コーナーに詰めるシェイドゥラエフは高速ワンツーからダブルレッグへ。  左で差し上げるマッキーに右足をハイクロッチから持ち上げテイクダウンのシェイドゥラエフ! ガードのマッキーはマッキーロック狙うが、作らせないシェイドゥラエフ。  バタフライガードのマッキーはガードワークからギロチンスイープも狙う。フルガードでパウンドを防御。下からもコツコツ打つマッキーに、トップからヒジを当てたシェイドゥラエフ。ハーフからパス狙いも、マッキーは足を戻すと両脇を差して抱き寄せスペースを潰す。  中腰になり足をさばくシェイドゥラエフはサイドを奪いに。ロープ外に出るマッキー。中に戻らせられる両者。下からマッキーはギロチンでスイープ狙いも戻すシェイドゥラエフ。右で脇差し立とうとするマッキーに、戻すシェイドゥラエフは正面上から押さえ込む。フルガードのマッキーは腰を切り腕十字を狙いゴング。  2R、ジャブから右のシェイドゥラエフは前に、さらに右ハイ。ッマッキーは跳び蹴りから詰めてダブルレッグから脇潜りバッククリンチ、ヘンゾロックから引き込むも、立ち上がるシェイドゥラエフが前に!   右ミドルを当てるシェイドゥラエフ。コーナーにマッキーを詰めるとダブルレッグ。差し上げようとするマッキーはダブルレッグから持ち上げドライブ狙いも、がぶるシェイドゥラエフがトップに。 フルガードのマッキーをコーナーに押し込むシェイドゥラエフ。コーナーに背に立てたいマッキーだが、横に寝かせたシェイドゥラエフはサイドに。頭を抱えてスイープ狙いのマッキーにシェイドゥラエフはボディヒザ! マッキーは脇を差して立ち上がる。  右ジャブを突くマッキー。シェイドゥラエフは左ジャブから右オーバーハンドで前に。マッキーをロープに詰まらせてダブルレッグ! 尻下でクラッチしてリフト。中央に向き直り歩いて真ん中でテイクダウン。ここもギロチンスイープを狙うマッキー。首を抱えられながらサイドに出るシェイドゥラエフ。  細かいヒジを突くシェイドゥラエフに脇差し上げ煽って足をスパイダーガードに戻すマッキー。シェイドゥラエフのパウンドに下から煽ってディフェンス。しかし、下のマッキーは右目尻をカット。下からヒジのマッキーはラバーガード狙いにシェイドゥラエフは右パウンドでゴング。 3R、右から左のワンツーのダブルで前に出るマッキー。さらに左テンカオ。左ジャブのダブルからワンツーで前に出るシェイドゥラエフ。ロープに詰めてダブルレッグからまたもクラッチしてテイクダウン! 尻を着くマッキーは左脇に首を抱えるも、押し込むシェイドゥラエフは首を抜く。  コーナー背にフックガードのマッキー。腰を逃して右で差して立とうとするマッキー。左小手で潰すシェイドゥラエフに両手をクラッシhして立つマッキー。しかし強い左小手で潰すシェイドゥラエフは右のパウンド!  ヒザ着きでシングルレッグになるマッキーにシェイドゥラエフは右ヒザ! そこで左で差して頭を出したマッキーがシングルバックに。トップの取り合いで手首のコントロールを抜いたシェイドゥラエフが胸を合わせて上に。  フルガードのマッキーは脇を差し上げて立ち上がり。追うシェイドゥラエフがバランスを崩して尻餅。詰めるマッキーは右から左、頭を下げて打ち合うシェイドゥラエフ。  右ジャブ、左のマッキーはヒザも突くがそこに右を合わせるシェイドゥラエフ。さらに左右フックで前に。蹴りで押し戻すマッキーにシェイドゥラエフは左右で前に。マッキーの押し戻しに潜るシェイドゥラエフは左右からヒザ着きのダブルレッグに。  クラッチして持ち上げるシェイドゥラエフに着地したマッキーは胴をクラッチして後方に回して立ち上がるが、尻下でクラッチしているシェイドゥラエフはレッスルアップして立ち上がり。  前蹴りのシェイドゥラエフは左右からシングルレッグ。受けてダブルレッグのマッキーがテイクダウン! ハーフからパウンドも時間が少ない。シェイドゥラエフが立ち上がりゴング。  判定3-0(30-27×3)のフルマークで、全ラウンドで攻め続け、スクランブルも制したシェイドゥラエフが勝利。プロ初の判定勝ちで、RIZINフェザー級4度目の王座防衛に成功。そしてPFLフェザー級王座を獲得した。  2本のベルトを肩に掛けたシェイドゥラエフは「皆さん、ありがとうございます。今日は応援していただいたおかげでこうして勝つことが出来ました。本当にありがとうございました。そして私の祖国キルギスでいつも応援してくれているファンの皆さん、そしてチームのみんなに改めて感謝したいと思います。本当にありがとうございました」とマイクで話した。  すると、解説を務めていた秋元強真がリングに上がり「ちょっといいですか、すいません。本当おめでとうございます。僕もクレベル選手とやる前に勝った方がタイトルマッチと言われてて。こんな強い人に勝ってベルトもらえるくらいだったら、今後格闘技が出来なくなってもいいくらい覚悟を持って挑むので、大晦日ナゴヤドームで、メインで試合決定させてください、お願いします」と、シェイドゥラエフに挑戦を表明。  シェイドゥラエフは「榊原社長、私はあとRIZINで(契約が)1試合残っています。もし秋元選手がやりたいと言うのならぜひ大晦日にやらせてください」と挑戦を受けるとした。  榊原CEOは「強真、やれんの? シェイドゥラエフ、やりますか?」と両者の意思を確認し、「皆さん、どうですか大晦日。若干20歳の秋元強真に懸けてみますか。強真、(シェイドゥラエフの)ラストファイトだから、RIZINの。じゃあ大晦日、このカード決定で」と、その場で対戦を決定。  シェイドゥラエフは「もう時間もそんなにないので、十分に準備を整えて来てください。レッツゴー!」と語った。 【関連記事】シェイドゥラエフの対戦相手候補だった無敗ヒズリエフのPFL復帰戦が決定! [nextpage] ▼第7試合 RIZINライト級(71kg)5分3R ※選手名から前戦〇朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)71.0kg ※直前インタビュー[1R 2分39秒 KO]×青木真也(BAMF)70.65kg ※直前インタビュー  フェザー級の朝倉未来がライト級で戦うのは、2019年7月の矢地祐介戦(70kg契約)以来。昨年は5月に鈴木千裕に3R TKO勝ち後、7月にクレベル・コイケに判定勝ちで2連勝。大晦日にラジャブアリ・シェイドゥラエフのフェザー級王座に挑戦し、2R TKO負け。  青木は、2013年4月からONEに参戦し、ハイドレーションテスト(水抜き無し)ありの77.1kgで戦ってきた。RIZIN参戦は2015年12月29日の桜庭和志戦以来。そのときは青木が桜庭をパウンドアウトし、世代交代を成し遂げている。24年1月のONEでジョン・リネカーに1R リアネイキドチョークで一本勝ち後、25年3月にエドゥアルド・フォラヤンに1R 腕十字で一本勝ち。11月の前戦では手塚裕之に2R TKO負けを喫した。今回は水抜きありの71kgで戦う。  青木のセコンドには鹿志村、青木から声をかける。朝倉未来のセコンドには朝倉海。  1R、サウスポー構えの朝倉、オーソの青木。いきなり左を振った朝倉にボディロックで組んだ青木。引き込む青木にトップの朝倉は上体を立てるが三角絞め狙う青木。立って作らせない朝倉は突き落とすが、すぐについていく青木はバッククリンチ。コーナーに歩く朝倉の手首をコントロールしてボディトライアングルの青木!  たすきの青木は脇をすくい、4の字の足を解いて腕十字で極めの勝負に切り替え、そこで正対した朝倉は右のパウンドがヒット! さらに左の連打! 青木は動けず、さらに連打を被弾もレフェリーは見て、間に入った。  起き上がった青木は朝倉の挨拶に朝倉の腕を挙げた。 朝倉は笑顔でマイクを持つと「ありがとうございます。これが日本の格闘技の歴史の1ページです。俺はこの経験を経て先に進みたいと思います。青木選手、ありがとうございました。今回この試合は結構プレッシャーがあったので本当に嬉しいです。今日はテキーラ100杯目指して頑張ります」と話した。 [nextpage] ▼第6試合 RIZINフェザー級(66kg)5分3R ※選手名から前戦×カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)65.85kg ※直前インタビュー[判定1-2] ※28-29×2, 29-27〇平本 蓮(剛毅會)65.95kg ※直前インタビュー レフェリー:長瀬達郎ジャッジ:橋本 貴 28-29 (1R 10-9/ 2R 9-10/ 3R 9-10)石川喬也 28-29 (1R 10-9/ 2R 9-10/ 3R 9-10)植松直哉 29-27 (1R 10-8/ 2R 9-10/ 3R 10-9)  フェザー級で7月18日の広島大会で萩原京平を1R TKOに下したカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)と平本蓮(剛毅會)が対戦。   K-1出身の平本は、2024年7月の朝倉未来戦の1R TKO勝ち以来、2年2カ月ぶりのMMAとなる(※5月に皇治とボクシングエキシビションマッチ)。774日ぶりのMMAとなる平本とわずか54日ぶりの連戦となるダウトベック。平本が離脱している間、左のボクシングベースのダウトベックは5試合行っており、日本人ストライカーとは一通り対戦してきた。  1R、平本、ダウトベック、ともにサウスポー構え。左を入れた平本に、ダウトベックがダブルレッグテイクダウン。ハーフの平本はフルガードに戻してコ-ナー使い立つ。  右で差すダウトベックに。左で小手の平本。突き放した平本。右ジャブの平本に、左を突くダウトベック。右に倒して左をを放つダウトベック。平本は前に。互いの左が交錯! しかし、ダウトベックの左に平本は後退! ダウトベックはコーナーに詰めてさらに左! 平本も右をクロスで狙う。  中央に戻した平本。ダウトベックの左をブロッキング。さらにワンツーの左のダウトベック! 平本は被弾しながらも右を打ち、左カーフ! しかしダウトベックはダブルレッグテイクダウン! 立ち上がり上から蹴る。  2R、右の頬を赤く腫らせた平本。左カーフの平本。ダウトベックはコーナーを出て、頭を振って回る。左カーフの平本。さらに三日月蹴りも、ダウトベックは蹴り足を掴んでテイクダウン! 平本はコーナーで蹴り上げて立つ。  右ジャブの刺し合い。左を振る平本に組むダウトベック。右で差して前に。コーナーに押し込むとボディロックで回すが、直地した平本!  左ジャブの平本。ダウトベックもジャブ、左ミドル。左を声を上げて叩くダウトベック。オーソになって右カーフの平本。右回りのダウトベック。右ハイを打つが、その打ち終わりに組むダウトベック。平本は左小手でロープ背に凌ぐ。ブレーク。  左を打ち込むダウトベックに打ち終わりに右の平本。ダウトベックは組んでゴング。  3R、ダウトベックの足のダメージはいかに。オーソで入る平本。ダウトベックはスイッチしてワンツーの左アッパーを胸に当てる平本。ダウトベックも回ると、オーソになる平本は右インロー。ダウトベックも左前蹴り。  詰める平本の右の蹴りをつかもうとするダウトベック。外す平本。しかし、詰めたところにダブルレッグの平本。左小手の平本。ブレーク。  右ジャブダブルの平本。サウスポー構えからワンツー、右三日月、左ボディ! 下がったダウトベックはダブルレッグテイクダウン。ロープで座る平本の足を束ねるが、抜けようとする平本。  ロープに座る平本。足を引き出すダウトベック。アクションの声。ブレーク。右ジャブ。左を突く平本にダウトベックはダブルレッグテイクダウンを中央に持っていく。背中をマットについた平本。上体を起こそうとするが押さえつけたダウトベックは声を上げながら左右のパウンド。  ゴングにガッツポーズのダウトベック。平本は大の字に天を仰ぐ。正座し立ち上がる平本。  判定は平本29-28×2, ダウトベック29-27の2-1で平本が勝利。ダウトベックは頭を振った。平本はガッツポーズ。平本は2、3Rを取ったか。774日ぶりのMMAで涙の勝利。 (C)JMOC マイクを持った平本は「帰ってきました。すいません、試合終わった後、1RでKOするつもりだったのでKO出来なくてちょっと泣いちゃいました。勝利は当たり前なので。はい次、もっと強くなって大晦日に帰って来るので3カ月後、また会いましょう。相手は誰でもいいです。もっと強くなって帰ってきます」と、次は大晦日と予告した。 [nextpage] ▼第5試合 RIZINライト級(71kg)5分3R※選手名から前戦〇ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)70.8kg ※直前インタビュー[判定3-0] ※29-28×3×野村駿太(アメリカントップチーム)70.95kg ※直前インタビュー レフェリー:福田正人ジャッジ:橋本 貴 29-28 (1R 10-9/ 2R 9-10/ 3R 10-9)石川喬也 29-28 (1R 10-9/ 2R 9-10/ 3R 10-9)植松直哉 29-28 (1R 10-9/ 2R 9-10/ 3R 10-9)  これまで野村の負傷で試合が流れていた、ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)と野村駿太(アメリカントップチーム)による日本ライト級最強決定戦が実現。  柔術アーティストのサトシは24年3月から5連勝の絶対王者も、25年大晦日にイルホム・ノジモフにまさかの13秒KO負けで王座陥落。2年5カ月ぶりの黒星を喫した。その後、26年5月にノジモフがルイス・グスタボに1R TKO負けでベルトはグスタボに移動している。  伝統派空手出身の野村は、5連勝中。24年9月に江藤公洋に判定勝ちでDEEP王座戴冠。2025年3月に地元・四国開催のRIZIN香川大会に参戦。いきなりライト級コンテンダーのルイス・グスタボと対戦。3R テクニカル判定で勝利、戦前の予想を覆すアップセットを起こした。25年7月にパトリッキー・ピットブルに判定勝ちで当時王者のサトシへの挑戦を決めるも左眼窩底骨折でキャンセル。10月にBRAVEからATTに移籍し、大晦日に仕切り直しのサトシ戦も左膝前十字靱帯損傷などで欠場。1年2カ月ぶりの復帰戦となる。  1R、中央を取るサトシ。野村の左右の入りに組んだサトシ。左で差した野村が体を入れ替えるが、サトシは左で差して回す。野村は右で小手。シングルレッグ、ダブルレッグに切り替えたサトシに両足を広げてスプロールする野村、サトシはダブルレッグで尻を着かせる。コーナーに上体を立てて座る野村。  左足を持ち上げ、中腰でパウンド、ヒザに乗せて支点を無くすサトシはパウンド連打、背中を見せた野村のバックに。まだ足は入れてないが野村は右で差して立ち上がり。クリンチアッパーのサトシがヒット。野村の後ろ廻し蹴りの間合いを潰してゴング。「ロープ利用」の野村に「注意」。サトシのラウンド。  2R、中央の取り合い。細かいステップの野村。1Rの組みがどう影響したか。左から右の飛び込みの野村をさばくサトシ。右カーフ。サトシの右にカウンターを狙う野村。左を突いて組むサトシを切る野村に右を返しにいくサトシ。  右カーフの野村。ワンツーからスリーの野村。左ジャブが入る。サトシはワンツーのフェイント。サトシの左フックをかわした野村。コーナーに詰まるサトシだが、ワンツーで押し戻す。  左の蹴りからパンチの野村をさばくサトシ。野村は左フックをかすめてサトシは右目尻をカット。右カーフを当てるが、サトシも右カーフを返す。「ラスト10行け」の声に野村も見合う。野村のラウンドか。  3R、右ハイのサトシ。左右の野村にサトシも打ち返し。右カーフを当てた野村にダブルレッグテイクダウンのサトシ。起き上がりの野村にエビ固めで押さえ込むサトシ。首を抱えてダース狙いも回って防ぐ野村。  サトシはついていきたすきからバック、右足をかけさせないようにするが、首を狙いつつ両足をかけたサトシ。ダブルアンダーから動かしてボディトライアングル。リアネイキドチョーク狙い。左手首をコントロールして右のパンチ。頭を持って上に上がろうとする野村にさせないサトシ。  バックからパウンド。野村は抜けられず、サトシは脇下からパンチ連打。ゴング。ともに起き上がり手をかわした。  判定は3-0(29-28×3)でサトシが勝利。再起を果たした。試合後、サトシは3Rに肩が外れたことを明かした。◆サトシのリング上コメント「久しぶり、ホベルト・サトシ・ソウザです。一番最初、いつもイエス様、ありがとう。勝つ時だけじゃなくて負けた時もいろいろありがとう。イエス様の道を私の人生100%信じてます。だから勝っても負けてもイエス様、本当にありがとうございます。 ごめんねみんな、本当にひさしぶりね。いつも判定まで行かないけど、3R始める時に右肩が外れた。まだ肩上げることが出来ません。でも、この試合勝って欲しいっていう私のチームのおかげ、先生も本当にありがとう。今日、私の空手の先生もいるから、いろいろ手伝ってくれてありがとう先生。肩を治してから大晦日チャンスお願いします」 [nextpage] ▼第4試合 RIZINフェザー級(66kg)5分3R ※選手名から前戦〇斎藤 裕(パラエストラ小岩)65.90kg ※直前インタビュー[判定3-0] ※30-27×3×YA-MAN(TARGET SHIBUYA)66.00kg ※直前インタビュー レフェリー:豊永 稔ジャッジ:植松直哉 30-27 (1R 10-9/ 2R 10-9/ 3R 10-9)橋本 貴 30-27 (1R 10-9/ 2R 10-9/ 3R 10-9)石川喬也 30-27 (1R 10-9/ 2R 10-9/ 3R 10-9)  RIZINフェザー級の一戦。昨年大晦日に組まれたが、YA-MANが左眼窩底骨折により実現には至らなかった。YA-MANが大怪我から復活し、今回仕切り直しの一戦となる。  元修斗&RIZIN王者の斎藤は、RIZINフェザー級を軌道に乗せた功労者。24年7月に久保優太に2R TKO負け以来の復帰戦。初代RISEオープンフィンガーグローブマッチ65kg以下級王者のYA-MANは、MMAに鳴り物入りしてきた名勝負製造機。25年7月の前戦で金原正徳に3R TKO勝ち以来、1年2カ月ぶりの試合となる。  1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るのは斎藤。左インロー。YA-MANの右から左をかわしてダブルレッグテイクダウンの斎藤。ハーフでトップ。右で脇差す齋藤はパスを狙う。ヒザは抜けた斎藤はパスガード!  サイドで押さえ込み左枕、ニーオン狙い。細かいパウンド。背中見せたYA-MANのバックについて両足フック。リアネイキドチョーク狙うが、後ろ手を剥がすYA-MAN。  2R、YA-MANは右を振り、左ミドルもかわす斎藤。斎藤の左に右を突くが、斎藤は右を見せてシングルレッグテイクダウン! ハーフのYA-MANに左枕、右で脇差して押さえ込み。細かいパウンドを入れてマウント狙い。背中見せて立とうとするYA-MANの頭を押さえてバック、ボディトライアングルでリアネイキドチョークへ。パームトゥパームで絞める。  後ろ手を剥がすYA-MANは、足が解かれたところで正対狙うが、際でトップは斎藤。ボディロックで押さえ込み、右で脇は差している斎藤。両脇差しで押さえ込み、パスでサイドに。亀から立つYA-MANの背中について後方に引き込み、トップ、ハーフで押さえ込んでゴング。  3R、先にフックは斎藤。さらにダブルレッグも切るYA-MAN。レフェリーが交錯するなか、詰める斎藤はダブルレッグからコーナーに詰めてシングルレッグテイクダウン! 左で差して押さえ込み。背中見せるYA-MANにバック狙いの斎藤。前に落ちずに足を戻してバッククリンチからボディロックで回してテイクダウン!  右で差して押さえ込み。パスガードを狙い、亀になって立とうとするYA-MANのバック、ボディトライアングル。背後から脇腹にパンチ、リアネイキドチョーク狙い。残り1分。背後からパンチし、足を手で解除するYA-MANは胸を合わせようとするが、斎藤はトップでゴング。YA-MANは立ち上がれず。斎藤は松根代表とハグをかわした。  判定3-0(30-27×3)のフルマークで斎藤が勝利した。 マイクを持った斎藤は「勝ちました! こんな平日なのにたくさんチケット買ってくれて…もうほぼ満員ですね。応援してくれた皆さん、本当にありがとうございます。2年ぶりにここに帰ってきて、その間に麺人斎藤というお店もオープンしたり、ほとんどファンの方たちに救われた1年間だったんで、僕はもう何としてでも勝ってこれを言いたかったんで、本当に皆さんに感謝します。ちょっと区切りになるような気もするんですけど、一回ちょっとゆっくり考えて、また皆さんの前でいろいろお話しできたらなと思っております。今日は本当にありがとうございました」と、進退についてはゆっくり考えてからと話した。 [nextpage] ▼第3試合 RIZINフェザー級(66kg)5分3R※選手名から前戦〇ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)65.8kg[判定3-0] ※29-28、30-27×2×高木 凌(フリー)65.95kg レフェリー:植松直哉ジャッジ:橋本 貴 29-28 (1R 10-9/ 2R 9-10/ 3R 10-9)長瀬達郎 30-27 (1R 10-9/ 2R 10-9/ 3R 10-9)石川喬也 30-27 (1R 10-9/ 2R 10-9/ 3R 10-9)  元王者と急上昇中の新鋭がぶつかるフェザー級戦。高木は、25年5月に秋元強真に判定負けも、三宅輝砂に判定勝ち、木村柊也、リー・カイウェンをいずれも1R TKOに下すなど3連勝中。殺しの右ストレートを当ててからフィニッシュに持ち込むパターンを構築している。大阪ドームの大舞台で元王者に説得力のある勝ち方でタイトル戦線に食い込むか。  対するケラモフは、23年7月の「フェザー級王座決定戦」で朝倉未来に1R 一本勝ちで王者になってから、母国アゼルバイジャンで鈴木千裕に蹴り上げKO負けで王座陥落以降、勝ちと負けを繰り返しており、なかなか勢いに乗れていない。昨年は25年6月に木村柊也に判定勝ちも、12月の前戦でクレベル・コイケに判定負け。  1R、ともにオーソドックス構え。ケラモフは左ロー。右ローに高木はフックも潜って組んだケラモフはバッククリンチ。背後から右。コーナーで左小手で胸を合わせようとする高木にボディロックから崩すケラモフ。すぐに立つ高木を崩してバック。  バックマウントからリアネイキドチョーク狙い。しかし立つ高木についていくケラモフにコーナーで正対。離れて右を振るが、かわしたケラモフがダブルレッグテイクダウン! 左ヒザを押さえてパスしてハーフに。  肩固めも狙いながらパス。そこでリバーサルした高木をもう1回横回転で回してサイドから絞め!  右腕を側頭部に入れて防御の高木は肩固め抜ける。リアネイキドチョークに切り替えるケラモフに正対して下の高木。ケラモフは腕十字狙いに亀になる高木はレッスルアップ。そこにギロチンチョークを狙うケラモフに高木は対角に跳んで抜ける。  2R、両者の疲弊はどの程度か。詰めるのは高木。右テンカオを打つが、ケラモフは右を合わせる。高木の離れ際に左手がアイポークに。中断後、高木に「注意」で再開。左前手を伸ばして圧力をかける高木。またもアイポークで中断。再開。高木に「警告」。再開。  ケラモフのシングルレッグテイクダウンにギロチンを合わせる高木だが、頭を抜くケラモフ。高木はコーナーに向かって立ち上がり、クラッチを切ると正対してケラモフのヒザに合わせて高木がテイクダウン! ケラモフはスクランブルで立ち上がり。コーナーに押し込む。離れた高木。右ヒザ。そこに右フックを狙うケラモフ。高木の入りに右を当てる。 3R、左ハイを見せるケラモフ。左ジャブを突き、右ストレートの高木に合わせてケラモフはダブルレッグテイクダウン。すぐに立つ高木の正対にクラッチは解いて、離れ際に右フック。  高木は左から右を突くが、そこにカウンターのダブルレッグテイクダウンはケラモフ。パウンドをもらわず立つ高木はコーナー背に。そこで右を差して押し込むケラモフはボディロックから後方に回してテイクダウン。ここもすぐに立つ高木。  ケラモフのシングルレッグにスイッチ狙いの高木。ケラモフのバック狙いに離れると、右。それをかわしたケラモフがダブルレッグテイクダウン! 高木のギロチンチョークにすぐに首を抜き、ハーフから押さえ込み。  ここも立った高木は正対して離れると右の蹴りもスリップ。そこに組むケラモフのシングルレッグを潰した高木。ケラモフは片足を掴んだままゴング。 判定3-0(29-28、30-27×2)で、高木の右をかわして右フック、組み続けたケラモフが勝利した。 [nextpage] ▼第2試合 RIZIN女子スーパーアトム級(49kg)5分3R ※選手名から前戦×RENA(SHOOTBOXING/シーザージム)48.85kg ケイトにTKO勝ち、パク・シウに判定負け ※直前インタビュー[2R 3分14秒 ギロチンチョーク]〇ナターシャ・クジュティナ(ロシア/Ural and Western Siberia)48.75kg 浜崎に一本勝ち レフェリー:豊永 稔ジャッジ:植松直哉 25-30 (1R 9-10/ 2R 9-10/ 3R 7-10)石川喬也 25-30 (1R 9-10/ 2R 9-10/ 3R 7-10)橋本 貴 25-30 (1R 9-10/ 2R 9-10/ 3R 7-10)  RIZINスーパーアトム級“見えないトーナメント”の一戦。シュートボクシングの絶対女王のRENAとリオ五輪柔道銅メダリストのクジュティナのストライカーvs.グラップラーのMMA戦。RENAの前戦は25年の大晦日に伊澤星花からダウンも奪うも2Rにギロチンチョークで一本負け。クジュティナはATTでキング・モーらに師事し、MMA10勝1敗。26年4月の前戦でRIZIN初参戦し、浜崎朱加に1R 腕十字で一本勝ち。  RENAのセコンドにはSB森谷氏に加え、出稽古先のMe,Weの山崎代表も。RENAの左ヒザ、右足首にはテーピング。  1R、ともにオーソドックス構え。RENAは左ジャブ、右カーフに、クジュティナも右を狙う。RENAは前手フック。互いに遠い間合い。クジュティナはRENAの左ローを掴みに行く。さらにRENAのジャブに左右フックを狙うクジュティナ、右ローも。左を振ってクリンチボクシングから左で首を抱えて右の連打。さらにヒザ。亀になるRENAにヒザ連打! 立つRENAへコーナーに向かうが、引き落とすクジュティナ。  コーナーで立つRENAはニンジャチョーク狙いも、クジュティナは左で差して右ヒザ。右手で引手を掴むクジュティナ。前に崩してグラウンドヒザ! 座るクジュティナは再び立つが、押し込むクジュティナ。  ニンジャチョーク狙いのRENAを潰してサイドから腕十字狙い。マウントのクジュティナに、足を戻すRENA。クジュティナはハーフからパウンド、ヒザでゴング。RENAの右目の腫れはバッティングか。  2R、RENAの右目の腫れにドクターチェツク。再開。左フックのRENAにクジュティナはボディロックテイクダウン。ハーフのRENAに左枕で右パウンド、肩固めも狙う。パスガードでサイドに出たクジュティナ。左脇で差して押さえ込んでヒザをボディに突く。  右で差してノースサウスから左ヒザ! 左脇に頭を抱えてマウントで右手をマットに着いて、左腕のワンハンドのギロチンチョーク! RENAに何もさせずにタップを奪った。 浜崎戦に続き一本勝ちを飾ったクジュティナは「私はクージャ。RIZINスーパーアトム級王者になる。Say My Name! ワン・ツー・スリー、クージャ!」と観客と一緒にクージャコール。そして「ニッポン、サイコー、アイシテル、アリガトウ」と日本語で語った。 [nextpage] ▼第1試合 RIZIN オープンフィンガーグローブ キックボクシングルール ライト級(71.0kg)3分3R ※選手名から前戦דブラックパンサー”ベイノア(AKA)70.95kg[判定0-3] ※25-30×3〇宇佐美秀メイソン(team VASILEUS)70.90kg  オープンフィンガーグローブによる「RIZINキックボクシングルール」で行われるライト級(71kg)戦。  武尊が推薦するメイソンは、空手出身。MMAからキックに転向し11戦無敗と勢いに乗る。6月の前戦でピーマイ・ポー・ゴップクーに1R KO勝ち。ISKAとRISEのタイトルを保持する実力者が、MMAのPOUNDOUT以来となるオープンフィンガーグローブ戦でどんな戦いを見せるか。  対するベイノアは、キックボクシングからMMAに転向しプロで10戦、北米AKAで修業し、LFAで勝利するなど現地での試合も重ねてきた。前戦は6月に芳賀ビラル海に2R 左ハイでKO勝ち。しかし、ここにきてキックボクシングルールでのオファー、そして相手は22年大晦日に自身がKO負けを喫した宇佐美パトリックの弟。相手の土俵で戦い、MMA本戦に戻れるか。  ベイノアはマイケル・ジャクソンのダンスをしながら、たっぷりと時間を使って入場。セコンドには武尊のほかに『THE MATCH 2022』で戦った元K-1王者の和島大海が就く。  1R、両者サウスポー。ベイノアが左ローで先制して回り込むが、メイソンが強い右ローを蹴り返す。左ストレートもよく伸びる。左に大きくサークリングするベイノアだが、メイソンの左ストレートが捉える。コーナーへ追い込むと左ボディを打つメイソン。  右に左にと回り込むベイノアに圧をかけていくメイソン。ベイノアは左ロー、右前蹴り。メイソンは左ストレートを狙う。両手を広げて“来い”とメイソンがカモンゼスチャー。左ボディストレートから左ストレート、さらに飛び二段蹴りも放つメイソン。ラウンド終了のゴングが鳴ったところでメイソンが背中を向けると、ベイノアは襲い掛かるような素振りを見せた。  2R、ベイノアはサークリングを止め、踏み込んで強い左ロー。メイソンは左フック。再び左へ大きく回り込むベイノアの左ローに、メイソンは右ボディからの左フック。じりじりと圧力をかけるメイソンが右フックを放ったところで、ベイノアは右フックをヒット。さらに組んでメイソンを倒す。  メイソンは関節蹴り、左サイドキック。ベイノアの蹴りに左ストレートを合わせに行く。ベイノアはメイソンのパンチの返しに左ローを蹴りメイソンが足を折るが、メイソンの左カーフも強烈に決まった。  3R、ベイノアがワンツー、左ローで前へ出る。ベイノアの左ローにリアクションを見せるメイソンだが、前へ出てワンツー、左フックを放って行く。ベイノアは組み付いてメイソンを倒し、メイソンは嫌そうな顔。  立ち上がったベイノアは打ち合いに行くが、コーナーを背負ったメイソンが左フックに右フックを合わせてダウンを奪う。メイソンが前蹴り、ベイノアは左右ロー。そのベイノアの左ローをキャッチしたメイソンが左ストレートでベイノアを転倒させ、2度目のダウンを追加。  ベイノアは左ハイキック、バックハンドブローで逆転を狙うが、メイソンはフルスイングの左右フック。左カーフから右フック、左ストレート。ベイノアも左ハイ。メイソンは左フックを振るが、KOは逃した。  判定はジャッジ三者とも30-25でメイソンが大差の判定勝ちを収めた。 メイソンはマイクを持つと「試合前にデカい口たたいたのにしょっぱい試合してしまってすいません。いつもの20%しか出せてないけれど本当はもっと強いです。RIZINのファンはMMAファンが多いと思いますが、たまにはキックも見に来てください」と、KOを逃した残念さを滲ませながらマイクで話した。
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