那須川会長「ここからどう盛り上げていくかで格闘技の未来が変わっていく」とアツく語る

那須川は7月の『ONE Friday Fights』にてトンプーンと対戦。那須川会長の言葉にあったように、仮想・大﨑一貴でもあると前回の会見で話していた。そのことについて大﨑は「僕と同じようなタイプの選手で。もちろん試合も見ましたし、その中で龍心選手がどういった試合をするのかっていうのも見てました。会長とも話して、こういう攻撃を狙ってるんじゃないかっていうのも改めて対策で取り入れてる部分もあるので、そこは凄い参考になりましたし、僕と試合する時はああいう結果にはならないと思います」と、参考になったという。
逆に那須川は対戦前に一つ手の内を見せた形になるが、「あれが全てじゃないですからね。というのもありますし、あの試合も今までやってきたことが出て倒せたっていうのもあって、一つ自分の課題がクリアできた試合でもあったんで良かったんですけれど、自分の中ではもっと出来るところがあったので、全然あれより違うんじゃないですか。絶対違いますね。会長ともチームのみんなとも作り込んでいくにあたって、本当に今自信がありますし、KOできる気しかしないので、9月の試合はみんなが驚く結果になるんじゃないかなと思っていますね」と、大﨑戦へ向けて課題がクリア出来たプラスの部分があり、大﨑戦ではもっと良くなっているとする。
東・名の強豪選手が揃う名門ジムとして、ライバルジムとして互いにどう思っているか、との質問に両会長は次のように答えた。

那須川会長「本当に名門だと思ってますね。確かに僕のところの方が選手層は厚く人数もいますし、一番プロ選手を抱えているジムだと思っているんですが、ただ内容の濃さで言ったら、正直、僕も当初は少ない人数で始めていた頃のウチの強さ、それが今のOISHI GYMにはあると思います。だから本当に内容の濃い練習をしているんじゃないかなと。一人一人にしっかりとした技術を教えて、その選手たちをチャンピオンしていくという流れがジムの中にある、素晴らしいジムだなと思います」

大石会長「お褒めいただいてありがとうございます(笑)。私も同じような印象を持っていまして、会長の熱量が凄く高いなって。これは自分自身にも言えることで、やっぱり熱量を持って接しないとこれだけの選手は作れないので、そういう部分で那須川会長は凄く熱量と、本当に選手たちのことを信頼して育てているんだなと。もちろん那須川会長、TEAM TEPPENがあるから我々も頑張れますので、非常にライバルとして私は認めています」

大﨑は弟の大﨑孔稀が6月の『RWS』でラジャダムナンスタジアムの王座を獲得したことに「現地で一緒に見て応援して、孔稀がベルトを獲った時は凄く刺激をもらえましたし、そこでさらに自分のモチベーション的にも高くなった部分はあるので。そういう思いにさせてくれた孔稀のためにも、次は僕が勝ってまた孔稀につなげたいなっていうのはあります」と、勝利のバトンをつなげていきたいとした。
那須川はONEで海外の試合を経験したことを聞かれ、「アマチュアの時にも海外で試合をしたことはあったんですけれど、プロになってしっかり体重調整もしてっていう、いろいろな初めてのことだらけで、凄くいい経験になりました。上手くいくことばかりじゃなかったですけれど、何か一つちゃんと経験が出来たっていうのはありましたね。プロになってRISEの舞台に出ることが多かったので、そこでまた違う団体、なおかつ海外ということで、自分自身楽しかったです」と、いい経験になったと振り返る。

そこでただ勝つだけではなく、しっかり倒して勝つことが出来たのは自信になったか、と問われると「あの時は本当に負けられなかったですからね。もう負けたらどうなってたんだよっていう感じだったし、普通に判定で勝ったとしても、大﨑選手に顔向け出来ないと思ったので。あの試合はいろいろな感情が混ざり合って…本当にいろいろな感情で。そこでしっかり全部じゃないですけれど、自分の実力を出すことが出来たので、そこは凄い良かったですね。しっかりKOで勝てたことで、大﨑選手の前に立てますし、そういう権利を得たっていう感じだったので良かったです」と話した。
また、那須川天心も9月27日(日) 東京・TOYOTA ARENA TOKYOにて井上拓真とのリベンジマッチに臨むことで、家族としてチームとしてどんな思いがあるか、との質問に那須川は「天心もそうですし、自分もなんですけれど、リベンジマッチってこともありますし、しかも自分は前回大田区で敗れて、天心もTOYOTA ARENAで敗れて、同じ相手・同じ場所でリベンジってことでこれは負けられないでしょっていう。自分が最初なので負けられないですし、いいバトンをつなぐためにも気合いが入っています」と、兄にいいバトンを渡したいと意気込む。

那須川会長は「那須川家としてみれば、2人揃って世界戦、同じリベンジ、そういう部分で見て、本当に一つの転機になることだと思っています。それは私たち那須川家にとって、今やっていることを試されている場所。そういう感覚で捉えていますけれど、伊藤会長と天心と僕で作ってきたRISEという部分で、一回戦いが終わっていて。その頃のRISEってめちゃくちゃアツかったですよね。一緒になって戦ってきている。力を合わせて本当にRISEをナンバー1にして、どこにも負けない団体を作る。そういう感覚でやってきたかと。それを今思い出しているというか。
天心が2022年に武尊選手と戦って、その武尊選手もロッタンと戦って、一つの格闘技ブームが終わるという中で、こういう戦いが起きたことが転機で。皆さんにとってもチャンスだと思ってるので、ここからどう盛り上げていくかで格闘技の未来が変わっていくと思います。KNOCK OUTにしろ、RIZINにしろ、ONEにしろ、本当に皆さんがどんどん力をつけて、格闘界を盛り上げていく。この先頭に立って、日本で戦うのはRISEなんじゃないかと。もう一度、その力を試す場所として、この試合は本当に重要だと思うので、覚悟を持ってこの試合に挑みたいと思います」と、アツく語った。






