2026年8月31日(月)、都内にて「ONE SAMURAI 3・4 メガプレスカンファレンス」が行われた。
10月17日(土)東京・有明アリーナ『ONE SAMURAI 4』(U-NEXT配信)にて、ONEライト級(-77.1kg)キックボクシング3分3Rで対戦する安保瑠輝也(MFL team CLUB es)とボグダン・シュマロフ(ブルガリア/SB Gym)が出席。
8月大会を怪我で欠場した安保は「怪我は治りました。10月は問題なく試合できるんですけれど、前回(4月のグレゴリアン戦)は自分の責任で体重を作れずにベストパフォーマンスを発揮できずにファンの方をガッカリさせてしまったことを反省してきました。今回それで階級を上げるんですけれど、これまでもいろいろな舞台、団体で大きい選手と戦ってきたので、そこに対する怖さはないです。なので手に汗握る最高のベストパフォーマンスで面白い試合を約束するので、僕の試合に期待してください」と宣言。
対戦するシュマロフについては「対戦相手に対して思うことは特にないです」とあっさり。
6月の試合前には自身のSNSにて「最後のキックボクシングになるかもしれない」と投稿していたことについて聞かれると「ONEとの契約はあと2戦あるので、そこはキックボクシングで戦うと思います。もうキックボクシングで戦うことはあと数戦だと思っているので、最高の安保瑠輝也を、強くなった安保瑠輝也を見せられるように仕上げてくるので期待して欲しいです」と、今回の試合を含めてあと2戦の契約はキックボクシングで行うことを明かした。
対するシュマロフは安保について「この試合は多分自分にとってもいい試合になると思いますけれど、(安保は)もっと身体を大きく仕上げてきてるのかなと予想していました。でも、そうでもなかったなという印象です。この試合をとてもシリアスに捉えているので、もっと筋肉つけて。遊びじゃないんだから、ちゃんと試合に挑んでほしいと思います」と、安保の身体にダメ出し。
試合については「私の試合を見ていただければお分かりとは思いますが、私はいつもKOを狙っています。採点に勝敗を委ねることは絶対にしません」と、自分はKOを狙っていくとした。
会見後の囲み取材で安保は、チャトリ代表の「勝てばタイトルショットも見えてくる」との発言について「いや、別にタイトルマッチをすぐさせてもらおうと思っているわけじゃないので。まだ1試合ですし、そんな僕だけ優遇されるのもおかしい話なので。そこはチャトリさんの言う通り、試合内容で決めるということですね」と、是が非でもタイトルマッチがやりたいというわけではないと説明。
会見で「相手に対しては特に何もないです」と言ったのは、自分の相手にはならないという意味で言ったのか、との確認には「正直、試合映像をそんなに見てないっていうのと、あと前回、本当にこれは言い訳になるんですけれど、減量に失敗してしまって、本当に自分が持ってるベストパフォーマンスを30%ぐらいしか出せてないと自分では思っていて。今回は体重の言い訳も何もできないですし、本当にベストな状態を作って仕上げていくので、本気になった安保瑠輝也の相手じゃないって思っています」とした。
シュマロフから「ちゃんと身体を作ってこい」と言われたことに対しては「胃腸炎になっちゃって体調崩したので体重が落ちちゃったんですよ(笑)。実際に小さくなっちゃったので、それは作ってきます」と、それは相手の言う通りだと笑った。
今大会がケージで行われることには「僕はどっちが好きかって言われたら、ケージの方が好き。僕は足を使って戦えるタイプなので。あまりファイタータイプじゃないというか。例えばイメージで言うと、野杁選手やグレゴリアン選手というタイプではないから。どっちでもいいけれど、ケージの方がやりやすいかなって思います」という。
ONEの舞台には、野杁へのリベンジという大きな目標を掲げて参戦したが、階級が変わったことでその目標はどうなるのか、との問いには「ハイドレーションというルールの中で70.3kgを作るのは…前回本当に3日間何も食べずに、それでも計量して無理だったんで。落ちるとは思うんですよ、本当にちゃんと作り上げたら。でも、それではパフォーマンスを出せないので、その状態で試合をすることに自分自身楽しみがないというか、ワクワクしないというか。本当はキャッチウェイトで最後にやりたかったんですけれど、野杁選手も今のトーナメントで勝ち上がってるじゃないですか。だからそこを無理にっていうわけにもいかないですし、こだわり続けても仕方ないので。だから2戦して、僕は総合格闘技に行くのがいいかなって思って、そこに照準を合わせています」と、状況的に諦めるしかないと話す。
しかし、チャトリ代表は「様子を見ましょう。ファンは野杁vs.安保をキャッチウェイトで見たいから。ONE SAMURAIを見ながらどうなるか行方を見ましょう。私の考えは、選手両方がやりたいと、ファンみんながこんなに熱が出てるからこの試合やりたいです」とファンの希望を叶えるために実現させたいとの意向を示した。
この言葉を受けて安保は「僕はやっぱり最後、ONEに来たのはケジメだったので。でも僕が前回負けているし、体重を作れないのは自分の問題なのであまり強くは言えないですけれど、最後にやらせてもらえれば。それが一番僕も最後気持ちよく終われるかなと思ってるので、ぜひお願いしたいと思っています」と、野杁へメッセージを送った。
だが、これを聞いた野杁は「別に僕にやるメリットはないかなっていう。多分皆さんもそう思うと思うんですけれど。見たいかもしれないですけれど、僕にとってメリットは0なので。やりたいとも思わないですし、僕は海外の選手とやっていきたいので。ベルトを獲るためにやってるので別に興味ないですね。盛り上がるとは思うんですけれど、僕はこの先も決まっていますし、次勝てば決勝がありますし、それに勝ってタイトルマッチも準備されているので、よそ見する必要はないかなっていう感じですね」と、興味がないと受け流した。