2026年10月17日(土)『ONE SAMURAI 4』(有明アリーナ)の追加カードが発表された。
▼ONEバンタム級(※65.8kg)キックボクシング 3分3R与座優貴(team VASILEUS)元K-1ライト級(62.5kg)王者ナビル・アナン(アルジェリア・タイ/チーム・メディ・ ザトゥー)元ONEムエタイバンタム級王者
与座は、2017年極真会館第6回全世界ウェイト制空手道選手権大会で軽量級優勝の実績を持つ空手家で、2019年3月にキックボクシングに転向。7戦全勝(3KO)の快進撃を続けていたが、2020年2月の鈴木千裕戦で初黒星。2021年12月にKrush初参戦を果たすと豪快KO勝ち、2022年2月のK-1ではいきなり当時のライト級王者・朝久泰央と対戦すると、延長戦で勝利する番狂わせを起こした。2023年3月の朝久との再戦でも勝利し、第6代K-1 WORLD GPライト級王座を奪取。
2024年3月にはRISEのリングでRISEライト級王者・中村寛と対戦し、負傷判定での勝利。7月にゴンナパーと対戦すると、1Rで3度ダウンを奪う圧勝でインパクトを残した。9月には元ONEキックボクシング世界フライ級王者ペッダムを3R1分15秒でKO。2025年5月、『ONE Friday Fights 109』にてONE初参戦を果たし、エルブルース・オスマノフに圧勝。7月は元王者ペッタノン、11月にはスーパーレックを破り3連勝を飾る。
2026年4月、満を持して王者ジョナサン・ハガティーに挑戦したが、判定で敗れ王座獲得ならず。26年7月の前戦『ONE Friday Fights 162』で英国のベン・ウーリスを相手に判定3-0で勝利、再起を遂げている。
10月17日の『ONE SAMURAI 4』でかねてから対戦を望んでいたナビル・アナンとのキック戦が決まった。22勝(9KO)4敗。28歳。
アナンは、ONEバンタム級で195㎝の規格外の長身の22歳。テコンドー、空手(いずれも黒帯)を経てムエタイを始め、パタヤの地方スタジアムで経験を積んで2017年からルンピニーとラジャダムナンのメジャースタジアムに進出。2022年5月にはWBCムエタイ世界フェザー級王座に就いた。『RWS』出場を経て、2023年6月にONE初出場にしてスーパーレックと対戦したが初回KOで敗れている。
しかし、9月にはナックロップを右クロスでKO、12月には元ルンピニースタジアム認定ライトフライ級王者の“エルボーゾンビ”ことムアンタイを判定で破り、2024年7月にはクラップダムをヒザ蹴りでKOしてみせるなど5連勝を飾り、2025年1月にはニコ・カリロに初回TKO勝ちで暫定バンタム級ムエタイ世界王座を獲得。
3月の日本大会で正規王者のスーパーレックと王座統一戦を行うはずだったが、スーパーレックが体重超過で王座はく奪、ノンタイトル戦でアナンがリベンジを果たした(その後、アナンが正規王者に昇格)。その後はキックボクシングルールに挑み、イリアス・エナッシとは無効試合となったものの、2025年11月の日本大会ではフェザー級(-70.3kg)で元K-1王者の和島大海に判定勝ちした。しかし、2026年3月にランボーレックに敗れムエタイ王座陥落。26年8月の前戦ではスアキムに判定2-1で敗れている。戦績は39勝7敗1分1無効試合。
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松倉信太郎がONE初参戦でシムサットとキック戦
▼ONEキックボクシング ライト級(77.1kg)3分3R松倉信太郎(team VASILEUS)元K-1ミドル級(75kg)王者、元KNOCK OUT-BLACK&WPMF世界スーパーミドル級王者シンサムット・クリンミー(タイ/チーム・メディ・ ザトゥー)
松倉はK-1甲子園2009 -70kg日本一トーナメントでの優勝を経てK-1、Krushを主戦場にキャリアを重ねた。2018年に戦場を『RISE』に移し、『RIZIN』にも参戦。2020年9月にWPMF世界スーパーミドル級王座を獲得、2021年3月にはKNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王座に就いた。
2022年4月にK-1に復帰。2023年6月に行われた「K-1 WORLD GP初代ミドル級王座決定トーナメント」では決勝へ進出するもハッサン・トイに42秒でKO負け。しかし、12月のタイトルマッチで王座を奪取した。2024年7月には80kgでアレクサンドル・アマリティに判定勝ち。2025年2月にはパク・チュンイルにKO勝ちした。9月にK-1を離れ、10月のGOATでISKA K-1ルール世界スーパーミドル級(78kg)王者のブリース・コンボウに挑戦も2R KO負けで戴冠ならず。今回のクリンミー戦が1年ぶりの試合となる。戦績は39勝(20KO)19敗。34歳。
シンサムットは、ムエタイジムを営む家庭に生まれ、4歳から練習を開始。兄は海外で活躍し来日経験もあるスッドサコーン。21歳で徴兵されるとボクシングでナショナル王者にも輝き、2019年の国際ミリタリースポーツカウンシルでのトーナメントではオリンピックボクサー2人から勝利を収めた。兵役を終えてムエタイに復帰すると2022年3月にONE初参戦を果たし、ニキー・ホルツケンをカウンターの右でKO。
2022年10月にはONEムエタイ世界ライト級王座決定戦をレギン・アーセルと争い、判定2-1の僅差で敗れ、2023年3月の再戦でのタイトルマッチではKOで返り討ちにされた。その後は2蓮敗を喫したが、2025年1月にナウゼット・トルヒーリョを初回KOで破り復活。3月に初のキックボクシングルールに挑むもホルツケンに初回KO負けでリベンジを許した。26年3月のファイトナイトのメインでムエタイルールでジョージ・ジャービスと対戦し、判定3-0で敗れている。直近5試合は1勝4敗。30歳。