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【ONE】吉成名高、キックボクシングとムエタイで2カ月連続試合も「2カ月で5試合したことあるので大丈夫」那須川龍心戦にも言及

2026/08/31 23:08
【ONE】吉成名高、キックボクシングとムエタイで2カ月連続試合も「2カ月で5試合したことあるので大丈夫」那須川龍心戦にも言及

10月の挑戦者マスドール(右)は名高のベルトを奪おうとするパフォーマンス(C)ONE Championship

 2026年8月31日(月)、都内にて「ONE SAMURAI 3・4 メガプレスカンファレンス」が行われた。

 会見には9月12日(土)神奈川・横浜BUNTAI『ONE SAMURAI 3』にてONEアトム級(-52.2kg)キックボクシング3分3Rでハー・リン・オム(ミャンマー)、10月17日(土)東京・有明アリーナ『ONE SAMURAI 4』いずれもU-NEXT配信)にてONEアトム級(-52.2kg)ムエタイ世界タイトルマッチ3分5Rでリファディン・マスドール(マレーシア/Sor Sommai)の挑戦を受けての2度目の防衛戦を行う吉成名高(エイワスポーツジム)が出席した。


 そもそも、なぜ10月のタイトルマッチの前に、キックボクシングルールの試合を9月にやるのか、と聞かれた名高は「9月に試合を控えていて、10月にも防衛戦をやらせてもらうんですけれど、試合が決まる前の段階で、9月と10月連戦でやるっていう話になって。その中でどうしてもオープンフィンガーグローブだと自分の拳の怪我だったりとか、そういったものも懸念しなければいけないとい思って、そこで9月はキックボクシンググローブでやることで怪我のリスクを減らすことが出来るなと思ったのがまず一つ。

 自分70戦以上ずっとムエタイをやってきたので、本当にキックボクシングルールは初めてなんですけれど、キャッチなし、クリンチも出来ないというルールなので、そこで自分がどれだけ戦えるのかっていうのは自分の中でも凄く興味深いことでした。今回試合をやらせてもらうんですけれど、その後すぐに10月にムエタイがあるということで、そこの切り替えは本当に難しいところではあります。でも、ONEのチャンピオンである以上、そういったところもしっかりクリアしていかないといけないということで、どちらも参戦をさせていただくことになりました」と説明。


 いつからキックボクシングルールの試合をやることを考えていたのか、との質問には「ムエタイでチャンピオンになって、防衛していくのはもちろん考えてはいたんですけれど、今回そういうお話をいただいたので。お話をいただいたから、自分がどれだけできるのかなって。自分の中でも未知数というか、自分のポテンシャルっていうものを本当に発揮できるかできないかだと思うので。僕がキックルールでどういった動きができるのかっていうのを皆さんにも見てもらいたいし、自分自身も知りたいっていうところが、今回出るに至ったきっかけです。ずっとキックボクシングの試合を見てはいたんですけれど、明確にやりたいなっていうよりかは、そのお話をいただいて、自分ってどういう風になるんだろうっていうような興味が一番大きいですね」と、ONEからオファーを受けてから考え始めたという。

 練習に関しては「基本的にエイワスポーツジムで出稽古はしないで、エイワの選手たちとやってるんですけれど、ジムに出稽古に来てくださる選手がかなり多いので、そういった選手の方と自分の中でマスをやるときにムエタイの形でやるんですけれど、自分は今回キックルールなので、そういった動きを意識してやっています。特別な練習はやってないですね」と答える。


 いつものムエタイでの動きが100だとすると、現在キックボクシングではどれぐらい完成されているか、との問いには「100を超えることは多分ないと思うんですけれど、新しいキックだからこそできる動きもあると思うので。自分自身いろいろ考えてイメージするんですけれど、ムエタイで自分が今までやってきた技術を活かした方が絶対強いと思うので、キックのルールに合わせて動くっていうよりかは、自分のムエタイをキックでも貫くっていう試合をしたいなと思っています」とした。

 2カ月連続での試合については「自分最高で、2カ月で5試合したことあるので大丈夫です」と笑い、ONEに参戦しているエイワスポーツジムの4人の中で唯一パフォーマンスボーナスをもらっていないことを指摘されると「次こそ自分もいい勝ち方をして、大きいボーナスを取りに行きたい」と意気込む。


 また、チャトリCEOが「いつか東京ドームで吉成名高vs.那須川龍心をやりたいとの夢がある」と語ったことをどう思うかと聞かれると「正直、まだ武尊選手、那須川天心選手のような地位にはお互いなれていないと思うので、もっともっとしっかり実力に磨きをかけて、お互い勝ち上がったところで、もっとファンの声が大きくなったところで、自分もやっていきたいなっていう気持ちがあります。


 だから、まだ自分の中ではそこまで意識はしてないかなっていう感じですかね。(中川会長はキックボクシングルールとムエタイルールで2回やればいいのではと言っていたがと聞かれ)正直に言うと、ムエタイルールだったら絶対に勝てるっていう自信があるので、そこはあまり平等じゃないと思うので、やっぱりキックになるのかなと思います。将来的にやるってことになったとしても。でも、それがムエタイがAサイドになるぐらいムエタイを上げていきたいっていう気持ちは正直凄くありますね」と答えた。


 キックボクシングルールで対戦するオムも今回が初めてのキックボクシングルールだと言い、「名高選手はチャンピオンなので、私からはとても強いファイターという印象だけです。名高選手はスピードがある選手なので、パンチと蹴りのスピードの速さは警戒しています」と話す。

 ムエタイルールで対戦するマスドールについて名高は「7勝5KOでKO率がかなり高くて危険な選手だと思うんですけれど、自分が今までONEで戦ってきた選手は本当に一流の選手ばかりで。リファディン選手は最初から絶対契約して名高とやりたいってずっと言ってて、契約を勝ち取ってここまで上がってきたので。ただ、バンルーロック選手とかソンチャイノーイ選手とかのレベルじゃないと僕は思っています。僕がやってきた選手たちも、僕ともう一回やるために試合を重ねてると思うんですけれど、そういう選手たちも僕がリファディン選手とやることに対して多分悔しさも感じてると思うので、その人たちの想いも背負って戦っていきたい」と、ここで負けるわけにはいかないとの決意。


 対するマスドールは「私は日本に名高を倒すために来た。名高は2つベルトを持っていると思うので(※ONEでは防衛するたびにレプリカのベルトが贈呈される)ひとつ僕にくれればと思います。10月17日にまたお会いしましょう」と、ベルトを奪う気満々。フェイスオフでは、名高が持っていたベルトを奪おうとするパフォーマンスも見せた。

 名高陣営の“まだ早い”との言葉に対しては「早すぎるとは思っていません。私はすでにONEで8回戦って7回勝っています。もし私がタイトル挑戦者に見合わないと言うのであれば、チャトリCEOも私を挑戦者に選ばないと思いますよ」と否定していた。

 なお、『ONE SAMURAI』は年4回の1万人規模の大会場で行うビッグマッチはケージ、年8回の5000人規模の中会場で行う大会はリングで行うことが発表された。

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