RISE 2012026年8月29日(土)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第11試合)RISEライトヘビー級(-90kg)タイトルマッチ 3分5R延長1R〇南原健太(TARGET SHIBUYA/王者)KO 3R 1分39秒 ※右フック×グンター・カルンダ(コンゴ民主共和国/ReBORN経堂/挑戦者)※南原が初防衛に成功。
南原は幼少時代から極真空手を学び、小学生の時は那須川天心と自他ともに認めるライバル関係にあった。2022年オープントーナメント全日本体重別空手道選手権大会軽重量級優勝などの実績を持つ。2021年7月にRISEでプロデビューし、3試合連続KO勝ちを収めたが、2022年4月にカルリ・ギブレインにKO負け。その後、坂本優起にKO勝ちして再起を果たすと、2023年3月にはK-1との対抗戦で愛鷹亮を1Rでマットに沈めた。
8月に「第2代RISEライトヘビー級(-90kg)王座決定トーナメント」で優勝して王者になると、12月にビクター・デ・コニングをKO、2024年6月にジェシー・アスティルもKOして7連続KO勝ち。その後、1年間の休養を経て2025年7月の復帰戦でジョン・ソンジクに判定勝ち。11月にはGLORYミドル級(-85kg)5位フランジス・ゴマとの対戦が決まっていたが、南原の怪我で中止となった。戦績は11勝(10KO)1敗。
カルンダはコンゴ出身、日本在住のキックボクサー。2022年7月に『KROSS×OVER』でプロデビューした。5戦負け無しで2025年11月にRISE初出場で判定勝ち。2026年2月にはK-1にも出場したがAKIRA Jr.に反則負けを喫した。5月にRISE再出場を果たすとパク・ソンジュにTKO勝ちしたが、記者会見とリング上のインタビューで自ら用意した通訳が独特で、面白いとネットで話題に。
両者の大応援団が応援合戦を繰り広げ、後楽園ホールは異様な雰囲気に。特にカルンダ応援団の異国ノリの応援が凄まじい。
1R、まずは左ミドルを蹴る南原。カルンダはさっそく剛腕を振って突進してくるが、南原は左三日月。何度も突進して右アッパーから左フック、右フックを振り回すカルンダ。カルンダの4連打に南原は右ストレート、左三日月。カルンダも左フック、南原も打ち合いに行き、左右フック。南原の右フックにグラつくカルンダ。
左右フックを打つ南原にカルンダも左右フックで応戦。南原の左ハイがアゴをかすめる。南原がジャブから右ストレート、右オーバーハンド。カルンダも右アッパーからの左フックで応戦。カルンダは早くも疲れが見えるが、それでも左右フックを振り回す。
南原は左の三日月。右ハイから左ハイでグラつかせるが、カルンダは組み付く。ここでブレイクがかかるが、南原は顔面にヒザを突き上げてしまい、警告を受ける。オープンスコアは10-9×3で南原。
2R開始と同時にカルンダにはインターバルが与えられる。長い中断の後、再開。左右フックと右アッパーを振り回すカルンダに南原は左三日月、右ハイ。南原もこのインターバルで冷静さを取り戻したようだが、ガードの隙間にカルンダが右アッパーで突き上げてくる。
南原が前蹴りから左三日月、左フック。カルンダは右アッパーからの左フック。右フックも思い切り振って来る。南原も負けじと右福をヒット。左右の前蹴りをボディへ突き刺す。サウスポーになるカルンダに右の三日月からワンツー。南原がロープを背負ったカルンダへ右ミドルからの右ハイ。OPスコアは10-9×2が南原。
3R、カルンダが右アッパーからの左右フックをフル回転。南原は左三日月で応戦。右フックをフルスイングしてくるカルンダに南原も右フックで打ち合い、左右フックからの左ハイキックをヒットさせてダウンを奪う。
南原は後ろ廻し蹴り。右フックをクリーンヒットさせるがカルンダはクリンチ。一気に襲い掛かる南原が右フックをフルスイング、カルンダがダウンし、10カウント。ヘビー級らしい決着をつけた。
南原はマイクを持つと「皆さん、今日はありがとうございます。どうでしたか? 俺は生まれ変わっても、もう1回格闘家になります。グンター選手ありがとうございました。格闘家ってこうやって勝った瞬間はキラキラしたイメージがあると思うんですけれど、孤独で毎日厳しく己と戦っています。負けそうになっても応援してくれる皆さまのおかげで頑張っています。
こうして僕が輝けるのも応援してくれる皆さんのおかげです。だから僕は勇気だったり、希望を与えていける選手になっていきます。みんな毎日見えない敵と戦って必死だと思います。僕の試合で明日のモチベーションにつながって行けるようなことになれば幸せだと思います。明日からみんな頑張っていきましょう。俺は1週間休みます」とメッセージを送った。
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▼セミファイナル(第10試合)SuperFight! ミニフライ級(-49kg)3分3R延長1R〇宮本芽依(KRAZY BEE/POUND FOR POUND/RISE QUEENミニフライ級王者)KO 1R 2分07秒 ※左右ボディ連打×ナムワーン・ソーコンクラパン(タイ/ソーコンクラパン)
宮本は2019年全日本女子ボクシング選手権大会シニアの部バンタム級優勝の実績を持ち、2023年5月にRISEで山本美憂をセコンドに就けてプロデビュー。2025年5月、小林愛理奈を延長戦で破り、無敗のまま王座を奪取した。10月には初の国際戦でコ・ユナに判定勝ち。7勝無敗だったが、2026年4月のパヤーフォン・バンチャメーク戦で初黒星を喫した。今回が再起戦となる。
ナムワーンは幼少期より父が営むジムでムエタイを学ぶテクニシャンタイプでスピードのあるファイター。2022年4月に『ムエローク』に来日し、伊藤紗弥とIPCC世界女子アトム級王座決定戦を行ったことがある(判定負け)。当時はルンピニースタジアムで戦っていたが、その後は『RWS』にも出場。その初来日時には71戦51勝と紹介されており、今回のプロフィールでは52勝(12KO)16敗2分となっているが、実際は100戦近く経験していると思われる。身長は159cmで154cmの宮本よりも5cm高い。
1R、宮本はこれまでと違っていきなりアグレッシブに前へ出てパンチで攻めていく。ナムワーンのローはしっかりとスネでカットし、ナムワーンにロープを背負わせると距離を保ってワンツーの連打。ナムワーンに近付く時もミドルを警戒してヒザを上げてから入り込む。さらに左へずれながらの右ボディ。
宮本の左ボディで顔を歪めるナムワーン。宮本は一気に左右ボディと左右フックの連打でスタンディングダウンを奪う。ナムワーンは前蹴り、テンカオも宮本の左右ボディをもらうと苦痛に顔を歪め、人間サンドバッグ状態に。レフェリーが試合をストップした。
宮本はマイクを持つと「皆さんありがとうございました。私も今年タイに初めて行ったんですけれど、6時間フライトして日本へ来て体重も調整してくれました。相手がいることに感謝しています。でも年末パヤーフォン選手が控えています。RISE王者は絶対に負けてはいけません。日本人がベルトを持っていないと意味がないと思っています。皆さん、会場で私に力を貸してください」と、年内に予定されているパヤーフォンへ向けての気持ちを語った。
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▼第9試合 スーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1R×長谷川海翔(誠剛館/同級2位、第4代DEEP☆KICK-53kg王者)KO 2R 2分08秒 ※左フック〇数島大陸(及川道場/同級6位、第2代RISEフライ級王者) 長谷川は2021年のプロデビュー以降、破竹の勢いでKO勝利を連発し2022年よりRISEに参戦。2023年11月に開催された「RISE NEW WARRIORSスーパーフライ級トーナメント」に出場し、準決勝のHIROYUKI戦にて飛びヒザ蹴りでKO勝利する番狂わせを起こした。続く決勝戦では政所仁にダウンを奪われプロ初黒星。
2024年2月にサンチャイ・TEPPENGYMにKO勝利を収めたが、6月に花岡竜に判定負け。その後、5連勝で2026年3月に那須川龍心とのRISEスーパーフライ級王座決定戦に臨んだが逆転KO負け。戦績は17勝(13KO)3敗1無効試合。7月に岡山で再起戦を行い初回KO勝ち。約1カ月でこの試合に臨む。
数島は2020年9月にプロデビューすると軽量級でも倒す選手として注目され、2021年7月大会にはラジャダムナン王者の竜哉・エイワスポーツジムと対戦しドローとなったもののダウンを奪い一躍名を挙げた。2022年4月から開幕したフライ級王座決定トーナメントでは10月の決勝戦で初代スーパーフライ級王者の田丸辰に敗れて王座戴冠を逃した。
2023年10月に第2代王座決定戦を松本天志と争い、判定勝ちで王座就いたが、11月の初防衛戦で那須川龍心に敗れ王座を失った。その後は松本天志を返り討ちにするも、政所仁と棚澤大空に連敗。スーパーフライ級に階級を上げて2026年6月に麗也に判定勝ち。戦績は15勝(7KO)3敗2分。
両者は初対決。サウスポーからの高い攻撃力を誇る長谷川がスーパーフライ級トップの実力を見せつけるか、神の左と悪魔の右を持ちインサイドワークにも優れている数島がスーパーフライ級2戦目でトップランカーに躍り出るか。
1R、サウスポー同士。長谷川は左カーフからワンツー、数島は右インカーフや右前蹴りから右フック。長谷川はワンツーから飛びヒザで飛び込むとワンツーをヒットさせる。長谷川は右カーフを蹴り、左右の連打を繰り出すが数島のガードは堅い。
ラウンド終了直前、長谷川が右三日月を蹴ってから右カーフを蹴ろうとしたところに数島が左ハイを合わせ、ダウンを奪う。
2R、長谷川のジャブに左クロスを合わせる数島。長谷川は左右フックを叩いてから飛びヒザを放つが当たらず。数島はジャブで長谷川のガードを下げさせ、左フックを叩き込んで2度目のダウンを追加。
長谷川が左を当てて挑んだ打ち合いで数島の左フックがヒットし、長谷川はダウン。“やられた”という表情を浮かべる長谷川。レフェリーがここでストップし、数島のKO勝ちとなった。
数島はマイクを持つと「よっしゃーっ! 伊藤代表、やったりましたよ。なんでまずは年間5試合。それより、タイトルマッチの1枠、僕で間違いないでしょう。長谷川選手強くてやるの悩んだんですけれど、長谷川選手だからこそ僕も強くなれたと思います。あと年内、1試合はやりたいんで組んでくださいよ。では、僕の花言葉で締めさせていただけます。カスミソウの花言葉って知ってる? 感謝なんですよね。皆さんに感謝します。最後に、キックボクサーは泣かないぜ!」と締めくくった。
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▼第8試合 スーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1R〇棚澤大空(TEAM TEPPEN/同級5位)判定3-0 ※29-28×3×相沢 晟(TARGET/同級7位)
棚澤は2025年3月にDEEP☆KICK-53kg王座に就くと、8月の『RISE 191』で行われた「RUF presents 200万総取りトーナメント GACHI!! スーパーフライ級」を制覇。11月の「第4代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定トーナメント」準決勝では元王者・数島大陸を破る金星を得て、12月にはDEEP☆KICK王座の初防衛にも成功した。
デビューから無敗の快進撃を続けていたが、2026年2月の第4代RISEフライ級王座決定戦で松本天志に判定負け、初黒星を喫した。6月にONE Friday Fightsで再起戦を行いアドハム・ルジエフに判定2-1で勝利している。戦績は12勝(3KO)1敗。 相沢は2023年6月に那須川龍心に判定負け、2024年12月には『Stand up』で棚澤と対戦して判定に敗れている。しかし、その後は5連勝と勢いに乗り、4月にはSTRIKE NEXUS初代バンタム級王座を獲得し勢いに乗る。棚澤へのリベンジマッチに臨む。8勝(2KO)3敗2分。
1R、前に出る相沢に棚澤は右カーフと左フック。攻め込もうとした相沢に棚澤が左ジャブを綺麗に当ててダウンを奪う。前へ出る相沢だが、棚澤の右ストレートがヒット。その後も右ストレートを当てていく棚澤は、右ストレートで相沢が大きく下がるとパンチをまとめ、左ボディから右ストレート。
相沢は組んでのヒザで対抗。棚澤は右カーフ、相沢はジャブを合わせ、棚澤が右ストレートを打とうとすると前蹴りを合わせる。
2R、棚澤の右カーフに相沢は左フックの連打、さらにキャッチからのヒザ。前に出て距離を詰め、右ヒザを蹴る相沢に棚澤は飛び後ろ蹴り。棚澤のジャブ、右カーフをもらっても前に出て左フックを振る相沢。
棚澤は右ストレート、ジャブを上手く当てるが、相沢は下がらず右フックを打ち返す。棚澤の右カーフ、ジャブ。相沢はなかなか下がらず距離を詰め、右ストレートとヒザ、右ボディからヒザ。相沢が盛り返してきた印象だが、強いヒットは棚澤が奪った。
3Rも前に出る相沢に棚澤はジャブ、右ミドル、右カーフ。相沢もヒザ、右カーフ。棚澤の左右ボディからの右ミドル、ジャブ、ワンツー。相沢は徹底的にヒザをボディへ突き刺すが、棚澤はガードの上からでも強いパンチを叩きつける。
右カーフと右ストレートの棚澤にヒザを突き上げる相沢。棚澤はさらにパンチの回転を上げて左フックをヒット、相沢も右ヒザを突き刺す。足を止めての打ち合いとなり、棚澤がワンツー、相沢も打ち返すが印象は棚澤の方が優ったか。
判定は3-0でダウンを奪った棚澤の勝利となった。
棚澤はマイクを持つと「本当はレベルの違いをもっと見せつけたくてKO狙っていたんですけれど、まだまだ課題が多かった試合なんですけれど相沢選手も強くなっていて。無事勝つことが出来たので皆さんのおかげです。ありがとうございます。これからもっと成長していくのでよろしくお願いします」と語った。
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▼第7試合 フライ級(-51.5kg)3分3R延長1R×麗也(team AKATSUKI/同級3位)判定0-3 ※26-30×2、25-30〇KING陸斗(ROYAL KINGS/同級4位、第4代DEEP☆KICK -51kg王者)
麗也は空手とジュニアキックを経て2012年1月に新日本キックでプロデビューし、2015年5月に日本フライ級王座を奪取。そこから8連勝を飾り2017年5月にはISKAインターコンチネンタル王座も獲得。拳の怪我による2度の手術を経て、2019年9月に復帰戦を行ったがKO負け。引退を発表するも2021年2月のNKNLで復帰した。RISEには2024年2月から参戦。前戦は数島大陸と打ち合い演じるも判定負け。戦績は20勝(6KO)9敗7分。
陸斗は第4代DEEP☆KICK-51kg王者で、DEEP☆KICKを主戦場に活躍。2024年12月からRISEに出場し、2025年12月には麗也と引き分けた。2026年5月、大久保祐に勝利して麗也との決着戦に臨む。11勝(4KO)2敗1分。
1R、陸斗はサウスポー。ジャブから右ストレートを伸ばす麗也に陸斗もワンツー・左ミドル。一気に入り込む陸斗に麗也は回り込む。強い右ミドルと右ミドルハイを蹴る麗也に、陸斗も前に出てヒザ。
2R、近付いて細かくコンビネーションを打つ麗也に、陸斗はジャブを打って距離を作っての左ストレート。麗也の右ストレートには左ストレートで応戦する。さらに左の三日月を蹴る陸斗は、左ストレートをヒットさせて麗也がロープ際まで下がると一気にラッシュ。左右フックを見舞って決定的な場面を作る。
3Rが始まると同時に激しい打ち合い。陸斗の左ハイがヒットし、麗也はダウン。笑みを浮かべて襲い掛かる陸斗が左右フック、麗也もワンツーで応戦する。左三日月、ヒザから左ハイを蹴る陸斗。麗也はガードを固めて左右フックを打ち返すが、陸斗は狙いすました右フック。麗也も左右フックとボディの連打を回転させるが、大きなヒットを奪えない。
余裕が出てきたか、陸斗は麗也のパンチをノーガードになって下がって回り込み、胴廻し回転蹴りを放つ。それでも麗也が逆転を狙って打って来ると、かわしての左ストレートを叩き込んだ。
判定は3-0で陸斗が勝利で決着をつけた。
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▼第6試合 ライト級(-62.5kg)3分3R延長1R〇奥山雅仁(OISHI GYM/同級1位、CKC 2023 -63kgトーナメント優勝)判定3-0 ※29-28、30-29×2×TAKU(TARGET/同級6位)
奥山は名古屋の名門OISHI GYMの新鋭で、柔道出身。2024年2月の『ONE Friday Fights』でロシアのテミルラン・ベクムルザエフに敗れるも、その後は6連勝。2025年8月のONE FFではモロッコのジェンギズ・ラーレにTKO勝ち。11月のRISEで当時1位の髙橋聖人を破り、2026年4月に塩川琉斗とRISEライト級王座決定戦を争ったが、延長戦で判定負け。今回が再起戦となる。戦績は16勝(6KO)5敗。
TAKUは2022年10月のデビュー戦から9連勝6KO(そのうち4勝が初回KO)と破竹の快進撃を続けていたが、2025年5月に嵐舞に初回TKO負けを喫するとONE Friday Fightsで2連敗。2026年5月のビッグバンで寛樹にTKO勝ちして3連敗から脱出した。戦績は10勝(7KO)3敗。
1Rから前へ出て連打を繰り出す奥山に、TAKUもワンツー、前蹴りで応戦。
3R、互いに被弾する中、奥山はワンキャッチのヒザを上手く使う。ワンツーの打ち合いから、前に出る奥山が左右ボディからのヒザ。奥山の方が押す力があり、ワンツーの連打、ヒザ蹴り、前蹴りで前へ出る。TAKUもワンツー、左右フックをヒットさせるが、奥山は手数も多い。
左右ミドルのTAKUに奥山は前へ出てワンツー、そしてワンキャッチのヒザ。攻撃して必ずワンキャッチのヒザで攻撃を終える奥山が優勢のうちに試合終了。
判定3-0で奥山がランキング1位の座を守った。
マイクを持った奥山は「こんな内容でマイク持たせてもらってすいません。前回タイトルマッチで負けてしまってそこからめちゃくちゃ落ち込んで、応援してくれる人と家族と会長、コーチ、ジムの皆さんのおかげでリングの上に立てています。いつも身体をはってくれてありがとうございます。また一からですけれど、タイトル戦線に戻れるように頑張っていくので応援してくれたら嬉しいです。今日はスペシャルゲストが来ていて、楽しんごさん」と楽しんごをリングに呼び出す。
「僕のSNSをチェックしてもらえると分かると思うんですけれど、いろいろな人に注目してもらっているのでフォローとチェックよろしくお願いします。この上で踊ってもいいですか?」と、楽しんごとラブ注入を踊った。
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初代RISE QUEENフライ級王者・小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)がリング上で引退発表を行った。10月17日のRISEで引退セレモニーが行われる。
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▼第5試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R〇細越竜之介(team AKATSUKI/同級2位)KO 1R 0分51秒 ※右フック×上野コウキ(直心会/第11代DEEP☆KICK-60kg王者)
細越は2021年RISE Nova全日本大会 -65kg級トーナメント優勝・大会MVPを引っ提げて2022年4月にプロデビュー。3戦目で塩川琉斗に敗れるが、その後は4連続KO勝ち。2025年3月、GUMPに判定で敗れ連勝がストップした。6月の再起戦で近藤大晟に右フックで初回KO勝ち。2025年10月の「第7代RISEスーパーフェザー級王座決定トーナメント」に抜擢されたが、パヌワットに敗れた。2026年1月の試合は減量中の体調不良により救急搬送され不戦敗に。5月、龍斗に判定勝ちで再起した。戦績は8勝(5KO)3敗のサウスポー。
上野は第11代DEEP☆KICK-60kg王者で、2025年8月の『RISE EVOL OSAKA』で初参戦。荒尾彰を1RでKOに仕留めている。戦績は11勝(9KO)10敗1分と、文字通り倒すか倒されるかのファイトスタイル。
1R、サウスポーの細越は左ストレート・左フックから左の三日月。その左の三日月から右フックでダウンを奪う。上野は立ち上がることが出来ず、細越の秒殺KO勝ちとなった。
細越はマイクを持つと「自分は1月に体重オーバーして試合を流してしまって、前回も不甲斐ない試合をして皆さんにも迷惑かけて、応援してくださる皆さんのおかげで勝てたので本当にありがとうございます。前回の試合も今回の試合もRISE代表として他団体の王者を倒したので、タイトルマッチお願いします。常陸選手、いますよね。お願いします」とアピールすると、王者・常陸飛雄馬がリングイン。
「スーパーフェザー級が盛り上げってないと思うので、自分が王者を倒してRISEの強さを見せていくので」と細越が言うと、常陸は「ナイスKO。おめでとうございます。ここ上がってきたやらないといけないみたいな感じですよね。見ていていいKOだったので、次やるなら細越選手しかいないなと思うので。僕も次の試合が決まっているので、目の前の試合に集中したいので、いずれやる時が来るので楽しみにしていてください。このベルトは絶対に譲らないので」と受けて立つとした。
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▼第4試合 アトム級(-46kg)3分3R延長1R〇小林穂夏(NEXT LEVEL渋谷/同級6位)TKO 3R 1分58秒 ※レフェリーストップ×ミツダマン(ナックルズGYM)
小林は、幼い頃から空手とキックボクシングを学び、高校・大学時代はボクシング部に所属。高校生の時には「第17回全日本女子ボクシング選手権ジュニア(高校生)の部ピン級」(2018年)で準優勝、全日本女子ジュニアランキングでも1位にランキングされていたアマチュアボクシングの強豪選手。グローブ空手のJAPAN CUP 2022 女子-50kgトーナメントでも準優勝している。
2022年10月の『RISE 162』でプロデビュー戦。2023年11月のFIGHT CLUBで初のOFGマッチに挑むも平岡琴に判定負けで5戦目にして初黒星を付けられた。2024年2月には格上の百花に勝利したが、7月に風羽に延長戦で判定負け。それ以来の試合となる。戦績は4勝2敗1分。
ミツダマンはデビュー以来4戦全勝と波に乗っていたが、2026年7月の「DEEP☆KICK QUEEN -46kg王座決定トーナメント」準決勝で山﨑愛琉に判定負けで初黒星。今回がRISE初参戦となる。
1R、サウスポーの小林は左インカーフから右フック、左インカーフで崩すと左右フックを放つ。スイッチしての左三日月も蹴る小林。ミツダマンは小林のジャブに右ストレートを返す。
ミツダマンがワンツーを繰り出すと小林は右のオーバーハンド。小林は潜り込むような動きから右ボディを打つ。ミツダマンの右をかわして左を当てる小林。約2年ぶりの復帰戦とは思えない軽快な動きを見せた。
2R、小林は左インローからの左ミドル、スイッチしてのサイドキック、さらに後ろ廻し蹴りからの後ろ蹴りも。ミツダマンが右ストレートを打って前へ出て来ると左回り込む小林。左右のオーバーハンドで迎え撃ち、右フックからの左ストレートを当てる。ミツダマンは鼻から流血。
顔面前蹴りも小林はヒットさせる。右へ回り込みながら右ローを蹴っていく小林は、ミツダマンが追いかけてくると右回転のバックハンドブロー。
3R、小林は左インカーフでミツダマンのバランスを崩す。ミツダマンは左ローを蹴ってワンツーにつなぐが、小林がステップと左回りでかわす。小林が右へスイッチし、右ストレートでダウンを奪う。
すかさず襲い掛かる小林は左右のストレート連打でミツダマンにロープを背負わせると、左右フックの連打。防戦一方となったところでレフェリーがストップ。約2年ぶりの復帰戦でキャリア初のKO勝ちという最高の形で飾った。
小林はマイクを持つと「ただいま戻りました! 2年間空いたにもかかわらず、この舞台で試合を組んでいただいた関係者の皆様ありがとうございます。そして2年間、心が折れる時も折れない時も代表とグレイシャアさんはずっとミットを持ってくれて教えてくれて、ここまで来れました。そしていろいろな人に支えてもらってここへ戻ることが出来ました。ここから46kgのランキングを荒らしていこうと思います。ベルトも頑張って獲りに行くのでこれからも応援よろしくお願いします。キッズクラス始めてキッズも応援に来てくれて、カッコ悪い先生を見せたくなかったです。今日こうやって初めてKO出来て本当に嬉しく思います」と、号泣しながら思いの丈を語った。
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▼第3試合 オープンフィンガーグローブマッチ -46kg契約 3分3R×小西江美香(CYCLONE GYM)判定0-2 ※29-29、28-30、27-30〇北野ヒナタ(楠誠会館)
小西は元WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーバンタム級王者、WPMF世界スーパーバンタム級王者・宮本啓介の弟子。2月にまりもとの試合が決まっていたが、計量当日の午前中に交通事故に遭い、試合が中止となっていた。6月の復帰戦ではチョン・ユジョンに挑むも判定2-0で惜敗。今回は初のOFGマッチに挑む。2勝1敗。
北野はジュニアキックで活躍し、110勝29敗1分。強すぎて対戦相手がいなくなり“新時代の怪物”とまで呼ばれた。2026年5月に15歳で『RIZIN.53』のオープニングファイトでプロデビューし、上田樹那に判定勝ち。前に出るアグレッシブなファイトでインパクトを残した。今回プロ2戦目でOFGマッチに挑む。
1R、両者とも気合いの声を発していきなり打ち合いを開始。差由フックで前に出る北野はパンチだけにならず、左右ミドルとヒザ、ジャブも混ぜる。小西は左ボディを連打するが、北野が強い右ロー。
ワンツーから右ロー、左右フックからヒザと攻撃を散らす北野に、小西は右ローを返す。北野の左右連打に北野は左ボディ。小西は右カーフを蹴って前へ出て、北野に組みを仕掛ける。体力を奪う作戦か。
2R、北野の右フックに左右の連打と右ハイで対抗する小西。押して蹴り、左右の連打を繰り出す小西に北野は徐々に手数が減る。小西は前へ出ての右カーフ、左右の連打。
身体の力で押していく小西に北野は防御する場面が多いが、それでもワンツー、左ミドルを返す。気合いの雄叫びを上げながら攻める小西は北野をプッシュし、ラッシングで押していく。体力の差が現れたラウンドに。
3R、北野の左フックがヒットするも、小西は下がらず雄叫びをあげて左右の連打。北野が右ローを蹴ってもすぐに連打で前へ出てくる。北野はしっかりブロックして右ローを蹴るが、手数が少ないのはどう評価されるか。小西はプッシュしての右ミドル、
北野はワンツー。北野が左フックをヒットさせても、小西はすぐに左右フックの連打で印象を取り戻す。北野が左ボディ、小西は右ストレート。ワンツーから右ミドルを綺麗に当てる北野に、小西はワンツーで突進。最後は北野がワンツーを的確に当てた。
判定は2-0で北野が勝利。強気なJKファイターも嬉し涙を流した。
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▼第2試合 スーパーフライ級(-53kg)3分3R〇佐々木昊生(B.F.A-SEED/2025年RISE Nova 全日本大会 -55kg級 優勝)判定3-0 ※29-25×3×飯田陸斗(team YU-TO/2025年RISE Nova 全日本大会 -55kg級 準優勝)
1R、互いに右回り。佐々木が右ミドルを蹴ってからのワンツーで早々にダウンを奪う。佐々木は出入りしてのワンツー、左ミドル、ヒザ。飯田は飛び込んでのパンチをたびたび放つが、空振りして近付きすぎてのクリンチに。ダウンはあったものの互いに手数の少ないラウンドに。
2R、佐々木の右フックに飯田は左フック。これも組んでしまう。前に出る飯田が左ボディも両者すぐにクリンチになってしまう。ブレイク直後、佐々木の顔面前蹴りがヒット。このラウンドも両者手数が少なくクリンチの多いラウンドとなった。
3R、強い右を打ち、右ローを蹴る佐々木。飯田は飛び込んでのパンチも組んでしまう。佐々木は飯田が来るところに右ストレート、ヒザを合わせてすぐに回り込む戦い方に切り返るが、飯田が入ってくると組んでしまう。両者にホールディングのイエローカード(減点1)。飯田の前進に右ストレートを合わせ、かわして攻撃しようとする佐々木。
判定3-0で佐々木が大差の判定勝ちを収めた。
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▼第1試合 ライト級(-62.5kg)3分3R×窪山 昂(フリー)KO 1R 3分06秒 ※右ストレート〇咲良優牙(PHOENIX/2023年 RISE Nova全日本大会-55kg級優勝)
1R、序盤から激しいパンチと右カーフの応酬。至近距離で左フックが交錯する。咲良の右カーフにバランスを崩す窪山だがスイッチして左ストレート、ヒザ。咲良は左ボディを叩きつけ、ヒザにつなぐ。窪山が右カーフを蹴ろうとしたところに咲良が右ストレートを合わせてダウンを奪う。
右ストレート、左フック、ボディで打ち合う両者。咲良の右フック、左ボディが強く決まる。さらに右三日月からの右ストレート。ラウンド終了のゴングが鳴るとほぼ同時に咲良の右ストレートが打ち抜かれ、窪山は一瞬宙に浮いて前にダウン。即座にKO勝ちが宣された。
「言いたいことは一つです。僕、4試合と1試合目なんですよ。WORLD SERIESの1試合目でランカーとやらせてください」とアピールした。