K-1K-1
K-1
インタビュー

【Krush】新王者はどっちだ、西元也史「早い段階からガンガン当てに行く」vs.上野奏貴「北海道から新しい時代を作っていく」

2026/08/27 22:08

上野「兄と2人で勝つということに意味がある」


 上野奏貴は空手出身で、K-1甲子園2023 -60kg王者として2024年7月に『K-1 WORLD MAX』でプロデビュー。2025年6月にRIZIN北海道大会で当時RISEフェザー級8位の山川賢誠に勝利し、12月にはKNOCK OUTの小森玲哉に判定勝ち。2026年5月、7連勝を飾っていた目黒翔大からダウンを奪って勝利し、現在まで8勝(4KO)無敗の快進撃を続けている。

──7月の会見でカードが発表された時点ではワンマッチでしたが、その後、王座決定戦に変更になりました。決まった時はどう思いましたか?

「練習後に、ジムの代表のお父さんから『連絡来たぞ』って言われて、『来たな!』と。ビッグチャンスが回ってきたな、って思いましたね。そこからはさらに上げて、やってきました」

──デビューから8連勝して、9戦目というこのタイミングについては、どう思いますか?

「無敗で、最短で来れてるなというのは、自分自身思っていて。ここまで8戦やってきて、自分なりに1戦1戦、経験してきたものも大きいし、その経験を活かして作ってきたこともたくさんあるので、ここで一つ、自分がやってきたことの集大成というか、自分がやってきたことを証明する試合かなと思ってます」

──経験を重ねるという意味では、前回の目黒翔大戦は、今振り返るとどうですか?

「自分の距離と相手の距離が真逆で、やりたいことも真逆だったので、そういう選手を相手にいい経験が積めたというか。その実戦の中で得られたものもたくさんあるし、あの試合から、自分はまだここが足りないと思ったところも細かく練習してきたので、いい経験をさせてもらったな、自分を強くさせてもらったなと思います」

──今回の西元也史選手もそうですが、確実に、自分よりキャリアのある選手との対戦が続くので、一戦一戦、得られるものが違いますよね。

「そうですね。相手のほとんどが、自分の何倍もキャリアがある選手で、一戦一戦、試合で得られるものが多いですね。その経験を北海道に持ち帰って修正していくことで、自分を自分を強くする練習ができているので、必要なことを一つ一つクリアしていけている感覚があります」

──今の時点では、西元選手に対して一番気をつけようと思っているのは、どういうところですか?

「『KOマシーン』と言われていたのもあって、一発の力がある選手だと思うので、そこは油断せず、でも、自分のやるべきことを徹底すれば、試合が始まってすぐに分かると思うので。今までどおり、自分がやってきたこと、やるべきことを出すだけですね」

──その言葉を聞くと、相当自信がありそうですね。

「自分はもうここまでいろいろやってきたので、もう準備は万端ですし、相手がどう出てこようが倒すぞという気持ちです」

──やはり最終的には倒したいですか。

「はい。初めてのメインイベント、そしてタイトルが懸かった試合でもあるので、『これはレベルが違ったな』と周りの人をビックリさせるようなKOで、Krushらしさを見せたいですね」

──早い段階から狙っていく?

「自分の試合を見てもらえば分かると思うんですけど、最初から行くときも、最後に倒すのも、いつでもやれるので。そこも本当に、やってきたことを出すだけです」

──先ほど出たように、初めてのタイトルマッチで、同時に初めてのメインイベントになりました。そこはどう感じていますか?

「兄貴(上野空大)が先にメインとかセミファイナルとかやっていて、自分は『ここで闘いたい』とずっと思ってました。自分は第1試合、第3試合、第4試合とか、最初の方で、兄貴はセミとかメインでやっていて、俺もここで闘わないとなという気持ちがずっとあったので、『やっと来たな』と思って、楽しみな気持ちが大きいですね」

──そして、これまでは勝ってお兄さんにつなぐという立場だったと思いますが、今回は逆ですよね。

「そうですね。でも、兄貴は必ず勝ってくれると思うので、前とか後とかは、自分はそこまで気にしてないというか。2人で勝つということに意味があると思うし、自分が最後をしっかり締めくくりたいですね」

──会見でも「上野兄弟祭り」と言っていましたが、「上野兄弟の時代」を見せつける、これ以上ないチャンスですね。

「大会の告知動画も自分たち上野兄弟にフォーカスしてもらって、最高の動画でした。そういう周りからの期待にも応えるというか…その期待を相当上回って応えられるように自分たちは準備してきたので、ここ北海道から、新しい時代を作っていきます」

──勝てば9戦目にしてチャンピオンです。獲ったら、その後はどうしていきたいですか?

「目指しているところはK-1の世界チャンピオンですけど、でも今は先を見ていられないというか。この一戦、西元選手も本当にすごく思いを懸けて闘ってくると思うし、死に物狂いで向かってくると思うので、自分もこの一戦に集中して、死に物狂いで命を懸けて、何が何でも勝つという気持ちを持っています。だから今はもう、先のことよりも、この一戦に全てを懸けています」

──そして、いずれは北海道で大会をという夢もありますよね。

「はい。ここで自分がベルトを獲れば、それもどんどん現実的な話になってくると思うので、はい、そういった意味でも、この大チャンスしっかり掴み取りたいですね」

──では最後に、改めてこの試合に向けての“決意”をいただけますか?

「まず、今回自分は、北海道から史上初のタイトルマッチに挑むことになります。今まで北海道からチャンピオンになった選手もいないですし、史上初めて兄弟でメイン・セミということで、いろんな歴史が変わる一戦だと思っています。自分が小さい頃から格闘技を教えてもらったお父さんや、一緒にやってきた兄貴だったり、今もいろんなトレーナーに支えてもらっているので、みんなで必ずチャンピオンベルトを獲りに行くという気持ちをしっかり強く持っていきたいと思います。それと自分は、この試合が10代最後の試合なんですよ」

──ああ、そうですね!

「来月が誕生日で、今回が10代ラストの試合なので、ここでKrushのベルトを獲って、8月30日は『上野兄弟祭り』をしっかり僕が締めたいと思います」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.345
2026年7月23日発売
9.10『超RIZIN.5』でRIZIN&PFLダブル王座戦のシェイドゥラエフ&AJ・マッキー独占インタビュー。榊原CEO、野村駿太、クレベルも。K-1 朝久泰央×大久保琉唯×木村萌那
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント