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【DWCS】UFC、ロス五輪、BJJ、ボクシングも──同時四冠目指すベラ・ミア「“ミア”の名を持つ者として」×アポダカ「これはMMA、すべての融合こそが選手を際立たせる」=8.25『Dana White's Contender Series 2026:Week 3』

2026/08/25 21:08

サンドヘイゲン門下のアポダカが払ってきた犠牲


(C)Zuffa LLC/UFC, Getty Imeges

 一方、対戦相手のアポダカにとって、今回のDWCSは「人生を変える」試合になるという。

 地元テキサスでジムに通うとすぐにムエタイと柔術に「恋に落ちた」アポダカだが、「当時はそれぞれの格闘技の種目を別々に練習するだけで、それらを組み合わせて練習できる場所が本当になくて、それがいつも大きな苦労でした」と感じ、本格的にMMAを学ぶため、デンバーに単身、引っ越した。

 UFCの事前ビデオで、「私はフルタイムで仕事もしています。ほとんどの人がこなせないようなものすごいハードなスケジュールを、もう8年間もこの競技と並行してやりくりしてきました。だから今回の試合は、夢を叶えるということだけでなく、人生を大きく変える出来事になるはずです。

 家族全員がテキサスに住んでいて、私はいまコロラドに一人でいる。たくさんの犠牲を払ってきました。だからこそ、この挑戦を最後までやり遂げることができたら、どれほど意味が大きいことか。リカバリーに使う時間の重要性が増しているのに、今の私にはその余裕がありません。常に動き続け、週末にやっと休息をとるか、週末に仕事の遅れを取り戻すという生活で、それは本当にタフです。もしUFCに行ければ人生のその部分も向上させることができるだろうと思います」と、これまで払った犠牲をこの試合に賭けて取り戻すとした。

 コーリー・サンドヘイゲン、キャリントン・バンクスがオーナーのタイガー・ビートルで、7月24日のFury FC 122の勝利後もトレーニングを続けた。

「主に男性選手たちと練習することが多いですが、あらゆるレベルの多くの女子選手たちとも手合わせをしてきました。自分のスキルや強み、そしてファイトIQにはかなり自信を持っています」

 4試合はいずれも判定。デビュー戦以外は1R決着のミアに比べ、1時間をケージのなかで過ごし、競り勝ってきたともいえる。

「ケージが大好きなんです。15分を通して、心のどこかでは長くケージの中にいることに対して全然抵抗がない。プロとしてケージの中に計1時間も身を置いてきた経験があります。色々な苦難を耐え抜き、様々な状況を経験し、たくさんのものを見てきました。私の自信はそこから来ています。あのドアが閉まった瞬間、私はその空間を心地よく感じられる」とアポダカは言う。

 両者ともに、対戦相手を過小評価することはない。

 アポダカは、「彼女があれだけのグラップリングの実績を持っている以上、間違いなく脅威だとは思います。彼女のゲームのどの部分も過小評価したくはありません。ただ、一日の終わりに、もしかしたら見落とされているかもしれないことというのは、“これはMMAだ”ということです。打撃やその他のあらゆる要素において、彼女がその状況で私よりも圧倒的に多くの経験を積んでいるとは思いません。彼女のグラップリングが脅威であることは確かです。私の打撃が脅威であるのと同様に。だから、良い試合になると思っています」と、グラップリングに警戒しながらも、MMAでの武器、経験値で戦えると自信を持つ。

「ストライカー対グラップラーの対決」と呼ばれるが、アポダカは「実は、全くそうは思っていません」と言う。

「単に私の経験の大部分が打撃にあるからそう見られますが、最終的にはいつも“これはMMAであり、そのすべての融合こそが選手を際立たせるものだ”という点に戻ります。どこかのコメントで『ロンダ・ラウジー対ホリー・ホルムのような展開になるかもしれない』と比較しているのを見かけましたが、そんなに単純な白黒つけられるものではないです。頭の中では何千通りもの展開を想像しました。具体的なアイデアをここで明かすわけにはいきませんが、これはファイトですから、どんな瞬間にも何が起こるか分からない」

 対するベラ・ミアも、「対戦相手について徹底的にリサーチして熟知しておくのは当然のこと。いつだって相手に敬意を持って試合やファイトに臨んでいます。“誰かを過小評価する”という致命的なミスを犯すつもりは絶対にありません。だから、私の意識は彼女に集中しています。彼女の打撃に対するリスペクトもあるし、ケージ際でのクリンチの巧さも警戒しています。彼女はケージ際で非常に重いプレッシャーをかけるのが好きで、打撃を出さないときはそのままプレッシャーをかけ続けてきます。リーチも非常に長いので、その長さを武器としてうまく活用していますね。パンチやキックの回転も非常に良いし、手足も長い。だからこそ、彼女の優れた長所にはしっかりと敬意を払っています。自分の前に立ちはだかるいかなる相手も過小評価することは絶対にありません」と、アポダカの武器を冷静に評価している。

 と同時に「もちろん、だからといって自分のスキルに対する自信が揺らぐわけでもありません」ときっぱりと語る。

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